三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

こつこつとはやってますが~

2018年10月22日 | プラモの話
今年は国産のプラモデルが発売されてから60周年だそうです

まさにプラモデルと共に歩んできた我が人生~ かも(笑

初めての出会いは・・・、昭和30年代の中頃かな
たぶん仕事で東京へ度々出かけていた親父が、土産に買ってきてくれたんじゃないかな

作るのは親父、遊ぶのは自分だが作る親父も楽しんでいたかも

物心ついてからはもちろん自分で作る
帆船を作っていてカミソリで小指を切り、骨まで見えちゃったことも
今でも名誉の負傷跡が残っている

近くの文房具店には、プラモ登場前のソリッド(木製)模型キットもまだ多数あった時代
もちろんプラモのようにそのまま作っても形にはならない
買ったことはあっても完成したことはなかった

いつのまにかヒコーキを中心に、模型屋よりも在庫をかかえていたこともあったが
 (今の現役モデラーも大抵同じだよね)

(現在の在庫の中で一番の古株キットは、今はなきアメリカ ホーク社のオリジナル)

20年ほど前、大量(超大型ダンボールで5箱位)に二束三文で処分したけど~
 まだまだ在庫があるぞ(爆


先の見え始めた自分の人生、締めくくりの意味もこめて
作りかけのモノを中心に完成を目指すことに

入梅の頃からは同時製作進行中だった3キットの製作を一旦停止

ことしはRAF(イギリス空軍)100周年、蛇の目ファンなら今年中に1機は完成させないと
というわけで、途中で製作を中断したままほったらかしていたキットを
引きずり出し再製作を開始した

以前に放置プラモとして、ブログ記事にしたこともあったが
その記事を上げてからも、すでに8年が経っている

2つのキットの良いとこ集めで、 1機をグレードアップ完成させるつもりだったモノ


8年後の姿です(汗、何かなくしてしまった物が・・・


途中までは製作済みなので、正直 2ヶ月もかからずに完成すると踏んでた

とりあえずネット上から資料集めを始めてみると
当初に製作を始めた90年代にはわからなかった部分の画像も色々と発見

ネット時代の恩恵はありがたいが、なんとなくアタマデッカチになりそうな
とは思いつつも、アレもコレもと集めてしまう

資料が集まれば、キットの気になる箇所が続出

というわけで、ほぼ最初から作るような感じになってしまい
作りかけのモノを壊しながら進むのは、かえって手間ひまかかってしまう


先ずは思い込みで細く整形し過ぎていたテーイルブームの修正から
上が使用前、下が使用後画像 (笑

接着してあった部分を剥がしてシムをかませ直せば~
ところが接着が剥がれず、よくも頑丈に作ったものだ
仕方なくプラバンを外壁に貼り、サンディングで整形し直した

ハセガワ製 ハリアーのキット、下面のエアブレーキのボックス穴はガランドー
桁を追加し、エアブレーキ自体も長さを延長させてプラバンを切り貼りして作り直した


主翼端の補助輪収納スペースも彫りなおして桁も銅線で追加

右の画像上のキットが加工前、掘り起こしてみたけど
ギアボックスにみえるかな


垂直尾翼は過去に合体整形してあったが、形状が違っていることがわかり
エレール社 キットの尾翼を整形、追加工作を加える



胴体に4つあるエンジンノズルはリューターで虫歯治療のごとく
徹底的に堀り込み、紙製の整流版を追加

歯医者の虫歯掘りは手が滑って「オットト」ってないのかなぁ~
緊張しながら掘り込むが、指先がつい・・・ アッ 穴が開いちゃった!


外周には伸ばしランナーで出っ張りを取り付けて、一応かたちに
大きな目立つインテークも穴あけて、更に切り貼り状態



キャノピーは久しぶりに塩ビ板を搾り出してみた
簡易バキューム器を100均の小物で作ってみたが、完成品は R が甘くてボツ
結局、昔のやり方で型を万力に挟んでドライヤーで焼けどしながら幾つか作ったは良いが
これからが大変なんだ


コックピットはフルスクラッチ状態




それでもなんとか形になり、下面のギアボックスを自作したついでに
ラインが気になりプラバン貼ってパテ盛りして削っていたら~


またやっちまった!

マルの囲み部分が折れて行方不明に・・・


時々、再び手をつけてしまったことを後悔しそうになったが


主翼や尾翼を借り止めすれば、少しはやる気が湧いてくるかも
プラス思考でいくしかないでしょ


RAF100周年の今年もケツは目の前、急がねば!
コメント (2)
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