英国で行われる世界最大の軍用機の祭典 IAT (インターナショナル・エアー・タトゥー)
タトゥーは「刺青」ではなく、「進軍ラッパ」の意のようだ
IATは毎回テーマが決められており
1993年のテーマは「RAF(イギリス空軍)75周年」
それを祝うように英国内や各国から12のアクロチームが集合するという
一つのエアショーで軍のアクロチームがこれだけ見られるのは珍しい
エアショー会場は、英国のフェアフォード基地
ここは中東や欧州での紛争時に、米軍爆撃機や空中給油機の前線基地になる
1990年の湾岸戦争でも B52 等が展開した基地だった
1993年 7月24日 土曜日
午前中は雨傘も役に立たないほどの土砂降り状態
衣類も靴もズブ濡れで、カメラも強い湿気でワインダーの
巻上げ時にフィルム切断が起こるようなひどい状態だった
そんな雨の中でも、ロシアから飛来した
Gromov Flight Research Institute(フライトリサーチ)所属の
2機ペアーの Mig-29 Test Pilots Team が
アクロフライトのプラクティス(訓練)に、単機で離陸していった
とてもカメラを向けられない天候だったので
着陸時になんとか撮れた? 無理やり撮った? ワンショット
この日 午後の本番と、翌日の日曜にもアクロフライトが予定されており
天候の快復期待もあり、気持ち的には余裕だった
~でも、これが最後の着陸になるとは誰も想像しなかった
午後には雨も上がり、雲は多いが晴れ間も覗きはじめていた
雲間の日射しに照らされ、本番のアクロに向かう Test Pilots Mig-29 のペアー
初めて見るチームは一糸乱れぬ
一枚板のような2機による編隊演技は、素晴らしいもの
画像にはないが、左右に分かれた2機が
ピッタリ同時にテールスライドする姿に、「スゲェ~、 上手いね!」 と言葉がでたほど
ココまで撮ったところでフィルム交換に
今のデジタル時代では考えられないことだけど
交換速度は自慢したくなるほど速かった(笑
ただ、湿気によるフィルム切断をやらかした後なので
ビクビクだったのは確か
Test Pilots Team の演技も終盤ということで
次のパトルイユ・ド・スイスの編隊アクロフライトにあわせ
望遠レンズを500mm レフレックスから、200mmへと交換も
2機が左右に別れ、最後の演技は同時にループ
滑走路手前ではスイスの6機が離陸準備中で、Mig-29 の着陸を待っている
(IATのデモフライトは朝9時~夜の7時過ぎまで休み無くつづくことで有名)
着陸の為、足早に舞台の袖に飛び去る Mig を目で追っていた
今なら、デジカメのモニターで画像確認してる頃だろう
向かって左側でループを終了した機体は、右の機体よりも
少し後方低めの高度を高速で移動していた
そのMigは、僚機が死角に入り見失ったように急上昇し、2機がクロスした瞬間~
目に見える全ての時間軸が狂ってしまった
音も聞こえなくなり無音の状態に
位置的には自分たちの有料観覧席から
滑走路右エンド方向に1000m以上は離れた上空だったと思う~
~つづく
タトゥーは「刺青」ではなく、「進軍ラッパ」の意のようだ
IATは毎回テーマが決められており
1993年のテーマは「RAF(イギリス空軍)75周年」
それを祝うように英国内や各国から12のアクロチームが集合するという
一つのエアショーで軍のアクロチームがこれだけ見られるのは珍しい
エアショー会場は、英国のフェアフォード基地
ここは中東や欧州での紛争時に、米軍爆撃機や空中給油機の前線基地になる
1990年の湾岸戦争でも B52 等が展開した基地だった
1993年 7月24日 土曜日
午前中は雨傘も役に立たないほどの土砂降り状態
衣類も靴もズブ濡れで、カメラも強い湿気でワインダーの
巻上げ時にフィルム切断が起こるようなひどい状態だった
そんな雨の中でも、ロシアから飛来した
Gromov Flight Research Institute(フライトリサーチ)所属の
2機ペアーの Mig-29 Test Pilots Team が
アクロフライトのプラクティス(訓練)に、単機で離陸していった
とてもカメラを向けられない天候だったので
着陸時になんとか撮れた? 無理やり撮った? ワンショット
この日 午後の本番と、翌日の日曜にもアクロフライトが予定されており
天候の快復期待もあり、気持ち的には余裕だった
~でも、これが最後の着陸になるとは誰も想像しなかった
午後には雨も上がり、雲は多いが晴れ間も覗きはじめていた
雲間の日射しに照らされ、本番のアクロに向かう Test Pilots Mig-29 のペアー
初めて見るチームは一糸乱れぬ
一枚板のような2機による編隊演技は、素晴らしいもの
画像にはないが、左右に分かれた2機が
ピッタリ同時にテールスライドする姿に、「スゲェ~、 上手いね!」 と言葉がでたほど
ココまで撮ったところでフィルム交換に
今のデジタル時代では考えられないことだけど
交換速度は自慢したくなるほど速かった(笑
ただ、湿気によるフィルム切断をやらかした後なので
ビクビクだったのは確か
Test Pilots Team の演技も終盤ということで
次のパトルイユ・ド・スイスの編隊アクロフライトにあわせ
望遠レンズを500mm レフレックスから、200mmへと交換も
2機が左右に別れ、最後の演技は同時にループ
滑走路手前ではスイスの6機が離陸準備中で、Mig-29 の着陸を待っている
(IATのデモフライトは朝9時~夜の7時過ぎまで休み無くつづくことで有名)
着陸の為、足早に舞台の袖に飛び去る Mig を目で追っていた
今なら、デジカメのモニターで画像確認してる頃だろう
向かって左側でループを終了した機体は、右の機体よりも
少し後方低めの高度を高速で移動していた
そのMigは、僚機が死角に入り見失ったように急上昇し、2機がクロスした瞬間~
目に見える全ての時間軸が狂ってしまった
音も聞こえなくなり無音の状態に
位置的には自分たちの有料観覧席から
滑走路右エンド方向に1000m以上は離れた上空だったと思う~
~つづく
夕方にきました 土砂降り!
飛行機もですが、彗星も撮影したいので晴れ間を熱望してるのですが
自然相手では、なかなか思うようにはなりません。
今回のウィルスは世界的な災害ですからね、海外のエアショーもほぼ全滅状態。
来年以降も、ワクチンか特効薬でも開発されないかぎり微妙な状態ですね。
そんな中、IAT(RIAT)も今週末にバーチャルショーをやるとか
でも現地の雰囲気を知ってしまうと、動画程度ではとても気持ちは抑えきれません(笑
ごろんたさんも ウィルス鎮静の時には是非 行ってみましょう!
今回の記事、IATでは有名な事案なので
検索すればヒットしてしまうのですが
問題は、その事案ではなく自分に
あるいは仲間の何人かに、実際におこった現象の話しです。
ネットの時代になり、あの時の現象は~
ある程度は解決できたのですが・・・
あとどれくらい無理なんでしょうね…
んんんん???
えええええええ????
まさかの?
え????
やばい!
すっごい続きが気になるんですが!!!
ってかミグかっこいいし…
カラーリングはあまり好きじゃないですが…
強そう
そしてなんか…怖さを感じます。