１２月２８日（日） 日本海へ（３）

　”米山地区で夜明けを待つ”

　１２月２５日。
　昨夜は８時頃には酔っ払って寝てしまったから朝４時には目が覚めてしまった。

　天気が心配である。
雪降っている中を撮り歩くんだからと出てきたが、どうやら雨の予報。
２６日は大荒れの吹雪との予報だ。荒れすぎたら撮ってられない。

　２泊する予定で来たものの今日一杯で切り上げた方が良さそうだ。
とりあえず日の出に間に合うように６時に宿を出て米山地区へ。

北アルプスに朝日

　日本海側は山から日が昇る。
東に山をしょっているこの地区に日が入り込むのは日の出からかなりたってからだろう。

　遠くの北アルプスに朝日が当り始めたのが分かる。

米山地区

　北アルプスは明るくなってくるが、頭の上は雲が覆ってる。

北アルプス遠望

　北アルプスばかりが明るさを増していく。
朝７時過ぎているので、下の集落から犬の散歩などに上がってくる人たちがいる。

雨がぱらついてきた

　散歩に来た人から虹が出ていると教えられたが、あっという間に薄くなってしまった。

　日は出ていないが、東の雲の明りで虹が出たのだろう。それに海上に小雨か霧がないと虹はできないな。

　そんなこと考えていると、風に雨が混じりだした。
もうこの場所は撤収だ。

岬まわりの道

　米山地区を後にして、海沿いを北上した。
昨日も通った道だ。

　さっきの雨は一時だった。でも晴れる気配はない。

笠島地区

　高台に集落がある笠島地区。
遠回りして漁港まで下りてみた。

　風が少し出てきた。

笠島港

　又雨が降ってきた。

　この後雨は止まないので帰ることにした。
一般道を塩沢石打まで走り関越に乗った。

塩沢石打付近

　塩沢石打ＩＣから関越に乗った。
朝から曇天か雨の中を走ってきて谷川トンネルを抜けると別世界だ。

　小説「雪国」の逆バージョンだ。
この景色から、冬枯れの乾いた山にポカポカと日が当った景色を見るとさっきまで夢を見ていたような気になってしまう。

飯能市の夕日

　高速を下りたら目の前に夕日が、思わず降りて撮ってしまった。

　雪降る雪国を撮りたかったが天気のタイミングが合わなかった。
でも行きがけの棚田は収穫だった。

　これは私のチャレンジの初回だ。

　日本海の写真で３日も費やしている間、年末の掃除大分やりました。