８月１４日（金） 草津白根へ（２） 湯釜へ

　８/１２日。

　湯釜への上り道は今までと違っていた。
ガスが出て湯釜の火口湖の色も一部変わっていて、水温もやや上がっているらしい。

　それで湯釜のヘリまで行く従来の展望地は立ち入り禁止になっていた。
新しい角度からの展望はどんなのか、大いに期待が膨らむ。

　少し登ると西側、万座方面が見えてきた。

湯釜めざして

湯釜めざして

　”ホタルブクロ”

　ほぼ中間地点まで登ってきた。

湯釜めざして

　”リンドウ”

　リンドウにはまだ時季が早かった。たった一つ見つけました。

ホシガラス 発見

　低い松の枝の上に見え隠れに何か鳥が動いている、ハトかカラスか。
双眼鏡をのぞいたら、ホシガラスだ！。

　湯釜目指して歩く人ばかり鳥を気にする人は誰もいない。
少し遠いがトリミングで何とか。何度も見ているのですが写真に撮ったのは始めて。初鳥だ！

ホシガラス

ホシガラス

　大きな松ボックリを取っては何度も運びます。

ホシガラス

　何度も取りに来るのでそんなに早く食べてしまうのかと思っていました。
　図鑑を見たら、決まった場所に餌を集めて食べる習性があるそうです。納得、納得。

湯釜

　カミサン作。

　湯釜はこれまで見慣れたアングルと違い大変新鮮な風景でした。
ここにしばらく留まって、下りにかかりました。

　私がホシガラスを狙っている間、カミサンはもう一度湯釜を見てくると再度湯釜へ戻った。
　その間にさっきまではなかった日がさしたんです。
さっきまでの写真も、この一瞬の写真にはかないません。お借りする事にしました。
　霧ケ峰でもこんなことがあった。

湯釜

　湖面の下から涌いてくるような模様のところが活性化している証拠なのでしょうか。
　この火口湖の酸性度は、PH１。世界で最も酸性度の高い湖で、硫酸や塩酸並ということです。

　草津白根へ、はこれで終わりです。