８月４日（土） 夏休み 酒田市へ（１）－１

　　”最上川河口”（７月３１日）

　山形県に初めて行ったのは、
６年前、月山に登った時でした。
その時、霞がかかった端正な山、鳥海山を見て、
この次はこの山の近くに行きたいと思っていました。

　頂上を極めるのは無理でも７合目の鳥海湖の周辺のお花畑を
　散策したいと思っていました。

　それ以外の予定は全くなし。何時家を出ようか。
　　昼間暑いさなかの運転もつらいし。
　少し寝て夜中に出ようか。そう思うと寝られないし。
　　夕食済ませてのんびり家を出ました。
　　途中１５分ほどの仮眠を二度ほど。
　　　朝４時少し前には酒田市に着いてしまいました。
　　　　最上川の河口です。
　　

酒田市へ（１）－２

　雲の隙間から、まだ星が見えています。

酒田市へ（１）－３

酒田市へ（１）－４

　　”穀倉地帯の朝霧”

　明るくなったといっても特に目的地はありません。
鉄道写真を撮っている知人から、
鳥海山をバックにした鉄道写真を見せてもらったことがありました。
　「酒田の次の、本楯（もとたて）、南鳥海、遊佐（ゆざ）、の三つの駅の間だ」。
　　川越に住む彼はすらすらと三つの駅名を言った。
　　よし、行って見よう。カーナビを頼りに田園地帯を走り始めると
　　朝霧がたってきました。

酒田市へ（１）－５

　本楯（もとたて）駅前で、地元の女性に、
「鳥海山はどの方向に見えるのですか」
と尋ねるが説明が少し要領を得なかった。
　でも山形弁を心地よく聞いていました。

　穀倉地帯の朝霧は良いです。
広い道路のどこに車を止めようが、
　誰の邪魔にもならない静かな朝。

酒田市へ（１）－６

　　”ＪＲ羽越本線”

　この日の朝は鳥海山はすっぽりと雲の中。
　鳥海山に背を向けて電車を撮る。

　秋田方面を下り。酒田方面を上りと呼びます。
　これは本楯発５時４５分の下り始発電車。

酒田市へ（１）－７

　　”十六羅漢”

　鳥海山へは明日行く予定だ。
道路の確認だけでもしておこう。
　鳥海ブルーラインの入り口を確認しておこう。
　その入り口の海辺にこの十六羅漢。

酒田市へ（１）－８

　”十六羅漢からの日本海”

酒田市へ（１）－９

　こちらに来て感じたのですが、
「鳥海」という名はスケールが大きいですね。
「鳥海保育園」という看板を見て。
こんな呼び名が普通に使われることに、
　旅に来た気がしました。