”地下鉄から地上へ”
昨日、都内へ出たついでに、ちょっと足を伸ばして佃島まで来て見ました。
地下鉄をパズルのように乗り継いで、着いた時刻は3時半。
風がないので寒くはなく、適度な湿気で毛穴が緩むような気さえした。
”地下鉄から地上へ”
昨日、都内へ出たついでに、ちょっと足を伸ばして佃島まで来て見ました。
地下鉄をパズルのように乗り継いで、着いた時刻は3時半。
風がないので寒くはなく、適度な湿気で毛穴が緩むような気さえした。
とにかく一度隅田川を見なくては。 堤防への石段を上り遊歩道へ。
↓ 突然強烈な沈丁花の香りに包まれた。
昔も書いたが、信州で私は沈丁花を知らなかった。
東京へ出てきて初めての下宿は世田谷区、
京王線沿いの端正な住宅地だった。
母が下宿に挨拶して、新宿で母と別れたあと、
夕暮れの下宿の回りが得も言われぬ香りに包まれていた。
その香りが沈丁花という花で、
香りの正体が匂いの割に地味な花と知ったのはしばらく経ってからだった。
それ以来沈丁花は、自立の香り、親離れの香りである。
この日、佃島は沈丁花の香りがどこまでも付いてきた。 ↓
空き時間は90分ほどだ。 ↓ ここでUターン。