マーチャンの写真日記(今を感じながら)

ついに退職の日が来ました。
この先どんな生活が展開していくのやら。
趣味の写真を中心に、つづってみたいと思います。

  8月5日(日)  7月末の 信州へ(5) 霧の中のライチョウ-1

2018年08月05日 | Weblog

7月末の 信州へ(5) 霧の中のライチョウ-1

ふもとで山頂は強風で濃霧ですという意味がようやく分かった。

台風が去っても吹き返しの風があること。

そして3000m級の山に当たった風は

斜面を上昇したちどころに霧となること。

風が新しい霧を作るのだ。

風があれば霧が飛んでくれると、

登りたい欲が勝手に思い込んでいただけだった。

畳平バス停から、窪地のスロープを県境バス停までゆっくり歩く。

今日はその往復でも良いやと思いゆっくり歩く。

コマクサ

しかしたちどころに窪地を上がって県境バス停に出てしまった。

「登ってみる?」。

大黒岳への事だ。ライチョウの可能性が最も高い場所だ。

最も足に弱音を吐いていたカミさんが言い出した。

「ゆっくり行ってみるか」。

内心、あんたも好きね~。

イワギキョウ ↓

ライチョウ発見

霧が濃く視界もきかないなかでライチョウが見つかるのだろうか。

登っているのは私たちだけのように思っていた。

すぐに尾根線に出て一休み。

すく近くからイワヒバリが飛び出したがこれは撮れなかった。

「あ、何か鳴いた!」。

こういう時のカミさんの感は意外と当たっていることが多い。

しばらくあたりに目を凝らしたが、分からない。

ゆっくりゆっくり前進することにした。

すると霧の中に4、5人の登山者発見。

立ち止まっている。ライチョウがいると確信し急いだ。

雷鳥♀親 ↓

やっぱりさっき鳴き声を聞いたのは空耳ではなかったのだ。

↓ 雛が二羽いる。

警戒心もなくこちらに寄ってくる。

時々親が注意を喚起するように短く鳴く。

「親の心子知らず」、は鳥も人間も同じだ。

↓ 目の上の赤いラインを見たのは初めてでした。

コメント
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