塩沢石打ICから関越に乗った。
朝から曇天か雨の中を走ってきて谷川トンネルを抜けると別世界だ。
小説「雪国」の逆バージョンだ。
この景色から、冬枯れの乾いた山にポカポカと日が当った景色を見るとさっきまで夢を見ていたような気になってしまう。
朝から曇天か雨の中を走ってきて谷川トンネルを抜けると別世界だ。
小説「雪国」の逆バージョンだ。
この景色から、冬枯れの乾いた山にポカポカと日が当った景色を見るとさっきまで夢を見ていたような気になってしまう。
高速を下りたら目の前に夕日が、思わず降りて撮ってしまった。
雪降る雪国を撮りたかったが天気のタイミングが合わなかった。
でも行きがけの棚田は収穫だった。
これは私のチャレンジの初回だ。
日本海の写真で3日も費やしている間、年末の掃除大分やりました。
雪降る雪国を撮りたかったが天気のタイミングが合わなかった。
でも行きがけの棚田は収穫だった。
これは私のチャレンジの初回だ。
日本海の写真で3日も費やしている間、年末の掃除大分やりました。
”柿崎の海”
12月24日。
朝の棚田を撮ってから一路日本海を目指した。
どの道を通って海に出るのか地図では読めなかったので宿の電話を入れてカーナビまかせにしたら、おばかなカーナビで同じところを一周してしまった。
仕方なし上越市方面を示す標識があったので目的地を柿崎に変更、ようやく海に着いた。
雪は一切なく、振り返るとすぐ近くに米山さんが雪化粧してそびえている。
12月24日。
朝の棚田を撮ってから一路日本海を目指した。
どの道を通って海に出るのか地図では読めなかったので宿の電話を入れてカーナビまかせにしたら、おばかなカーナビで同じところを一周してしまった。
仕方なし上越市方面を示す標識があったので目的地を柿崎に変更、ようやく海に着いた。
雪は一切なく、振り返るとすぐ近くに米山さんが雪化粧してそびえている。
この柿崎から画面奥の北の方角、上越線の駅にして鯨波あたりまでの海岸沿いを撮り歩くのが今回の旅の目的です。
私の描いている場面設定としては、吹雪もしくは吹雪が止んでつかの間の静けさの中を撮り歩くと言うものです。
この暮れの忙しい時期にしたのも、私なりのこだわりがあったのです。
あまり話すと恥ずかしいのですが、男のロマンなんだな。
昨年(97年)9月30日のブログを見ていただけば、少しは分かっていただけるでしょうか。
私の描いている場面設定としては、吹雪もしくは吹雪が止んでつかの間の静けさの中を撮り歩くと言うものです。
この暮れの忙しい時期にしたのも、私なりのこだわりがあったのです。
あまり話すと恥ずかしいのですが、男のロマンなんだな。
昨年(97年)9月30日のブログを見ていただけば、少しは分かっていただけるでしょうか。
海から高い所に集落がある。
この下に上越線が通っていて、笠島の駅がある。
細くてすごい急坂である。
この2人のお婆さんに駅まで車で行けるのか聞いたら、通れると言う。
真に受けなくて良かった。
軽トラックでかろうじて通れるくらいだ。もし途中で引き返そうとしたら急坂をバックで泣きを見るところだった。
この下に上越線が通っていて、笠島の駅がある。
細くてすごい急坂である。
この2人のお婆さんに駅まで車で行けるのか聞いたら、通れると言う。
真に受けなくて良かった。
軽トラックでかろうじて通れるくらいだ。もし途中で引き返そうとしたら急坂をバックで泣きを見るところだった。
路面が雨で濡れているか、屋根にうっすら雪でもあればいい写真になるのだが、
カメラ位置は風が強く、雪でも雨でも強く降ったら撮っていられる場所ではない。
今日は何時までも海が明る過ぎる。
明日の朝ここへ出なおすことにした。
宿に着くと館内にクリスマスソングが流れていた。
40年以上前に柿崎で泊まった日もクリスマスイブだった。
夜、宿の外で「清しこの夜」の合唱が聞こえてきた。雪の降る静かな町での歌声にびっくりしたことを覚えている。
若かったらこんな日に一人旅できなかったな。
自分のこだわりの旅に来られたことに感謝、満足して早い床についた。
続きは明日(3)です。
カメラ位置は風が強く、雪でも雨でも強く降ったら撮っていられる場所ではない。
今日は何時までも海が明る過ぎる。
明日の朝ここへ出なおすことにした。
宿に着くと館内にクリスマスソングが流れていた。
40年以上前に柿崎で泊まった日もクリスマスイブだった。
夜、宿の外で「清しこの夜」の合唱が聞こえてきた。雪の降る静かな町での歌声にびっくりしたことを覚えている。
若かったらこんな日に一人旅できなかったな。
自分のこだわりの旅に来られたことに感謝、満足して早い床についた。
続きは明日(3)です。
”十日町市の棚田”
12月24日。
念願だった撮影旅行の時間が取れた。旅の目的地は中越の日本海だ。
せっかくの撮影旅行だから欲張ってこの豪雪地の棚田に寄ってみた。
着いたのは午前6時。
霧が出ている。
これはいけるか。はやる心を抑えて6時25分まで待った。
12月24日。
念願だった撮影旅行の時間が取れた。旅の目的地は中越の日本海だ。
せっかくの撮影旅行だから欲張ってこの豪雪地の棚田に寄ってみた。
着いたのは午前6時。
霧が出ている。
これはいけるか。はやる心を抑えて6時25分まで待った。
私より先に先着のカメラマンがいた。大宮ナンバーの埼玉県の人だ。
ワンボックスに寝泊りできる装備である。
挨拶して二人してひとしきり撮る。
前日の朝も撮ったというその人は、今にもっと手前まで霧が来ますからと教えてくれたが、この日はこれ以上には広がらなかった。
ワンボックスに寝泊りできる装備である。
挨拶して二人してひとしきり撮る。
前日の朝も撮ったというその人は、今にもっと手前まで霧が来ますからと教えてくれたが、この日はこれ以上には広がらなかった。