山に行って驚いたのは最近の小さな子供連れの夫婦である。
父親は背負子にひとり、母親は前にだっこ紐で抱え、さらにリュックを背負って。
首が座って一歳までは外にはあまり連れ出さない。 親たちもじっとこらえていた時代もあったのに。
ファッショナブルな山ガール。 完璧な装備の中高年。
かと思えば、どこかの神社のお参りのついでに来ちゃったような足ごしらえの老夫婦。
この先ろくに歩けないばかりか、30分も歩いたら靴がだめになる。
かく言う私たちは、スーパーに買い物に行く格好に靴だけが山用ってな具合。
下ります。 まだお昼前です。
草津・志賀方面も気にかかりますが、ここは体力温存・年相応。
帰ることにしました。 もの分かりよさそうなこと言っていますが、
下に降りて温泉に浸かるまでは、心は千々に乱れけり。
下界(シャバ)が見える。
シャバか見えていてもここは別世界だ。
↓ みんな天国に行きたくで蟻のような行列ができている。
右ルートと左ルートがある。
私たちはこの朝の状態が変わらないうちにと急な右ルートを上る。
10月12日。 朝
晴れの予報は確実と思われた。
ならば星が見えるかもと、
前夜から民宿の窓から空の星を探していた。
雲の切れ目が時々分かる程度の空だった。
日の出時刻一時間前になったら外に出ようと決めて外に出た。
すごい霧です。
これも遊べるな。
先日の高ボッチの様な寒さはないし。
カメラも水滴の心配もなさそうだ。
↓ ぐるっと回って宿の近くに帰ってきました。
↓ 太陽の形が見えました。
そう体も冷えていないが、そう熱くない朝風呂が気持ちよかった。
↓ 明日の予告。
朝食を済ませ、ゴンドラ駅に向かいます。
山に日がさしています。気分高まる瞬間。
”中綱湖”
いつもは解け残った雪が山のようになっている時に来る中綱湖。
あの大雪の風景はうその様です。
山際の雲の中に太陽が入ってしまいました。
今日はもう日は見られないでしょう。
白馬村へ向かいます。
↑ 高ボッチの朝日。 10月10日。
高ボッチで日の出を見届けて、盆地へ降りる。
体が冷え切ってしまった。
5時からやっている朝風呂に入ろうかとしたが、
湖畔の足湯に入っていたら体が落ち着いた。
↓ 朝日の諏訪湖