APECエンジニア

アジアで仕事がしたい。
エンジニアでも建築でもデザインでもいいから。
会社の中で閉じこもって働くのはちょっと嫌だ。

なんて言うと「じゃあ、独立したら」と言われそうだが、
それも当然腰が引ける。

12年前、初めての海外出張は
上海から香港、東莞、珠海、マカオを回る中国弾丸ツアーだった。
仕事はそんな気楽なもんじゃないけど、
広い大地と海の中で楽観的な僕がいた。
香港駐在の方から「一緒に働こう」と誘われ半ば本気で考えたけど、
直属の上司と大喧嘩して会社を辞めた。
香港は魅力的だったけど、後悔はしていない。

新しい会社では最初の2年間、年20回以上の海外出張だった。
北米、シンガポール、台北．．．
生きている気がした。
信頼して引っ張ってくれた上司には今でも感謝している。

世の中、色々な人がいる。
訪れたアジアの各地では沢山エネルギーを貰った。
彼らに負けないように日本人として恥ずかしくない
専門性と教養を持って仕事をしたい。

現実は年々厳しくなっている。
でもそれを諦めないために勉強しています。
一級建築士は技術士と並んでAPECエンジニアになれるよね。

（できれば将来会社に頼らなくていいように）

さてどこまで本気か？