詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

誰もが未来を奪われてしまう事への怒りー「年金問題」

2019年10月11日 | 犯罪
さすがにトリ頭の日本人でもそろそろ気づいてしまったのかも?
そこからなんとか国民の目をそらそう・・というのが今回の久間防衛相の失言問題だったのではないかのかと思う。
年金問題への国民の怒りに右往左往している権力者達の姿なのではないのか?
改憲論議など木っ端微塵に吹っ飛んだではないのか?

従来のようにNHKへ圧力をかけてまでの・・北朝鮮の将軍様からのミサイルや密入国者や脱北者等のマスコミ報道ではもう効き目がないほど・・国民の年金問題への怒りが強すぎる。

これからもおそらく、マスゴミ操作によって・・なんとか年金問題への国民の怒りをそらそうという報道が試みられることだろう。

しかしー
人間にとって氷河期以来の最大の関心事は、未来の安心・安全だ。(つい最近までは保存食)
人間にとって(動物もそうだが)・・未来が奪われてしまうということほど、哀しく怒りを覚えることは無い。

年金問題から目をそらそうというマスゴミ操作には、これからも要注意だ!
何故なら普通の国民にとって、未来の安全・安心を保障してくれるものは年金しかないからだ。
国民皆保険で、強制徴収してきたのがこの国だったし・・それをグリンピア等の自分達の利権のためにネコババし続けてきたのが、この国の官僚たちだからだ。

国民の税金で作られた、国民共有財産のうちのいったい何が現在では残ってるのか?
国鉄という数十兆円の土地・新幹線や、金を生むニワトリの高速道路や、本来は米国州立大学みたいに誰もがスキルアップすべき場の国立大学や、世界一素晴らしかった郵便局や・・

我々日本人はー
官僚の天下りのための○○法人や、誰かの資産へと変貌した民営化企業のために・・そいつらの食い逃げした赤字を、税金で払わせられただけだったのではないか?

アメリカ先住民、台湾、朝鮮半島、アイヌ

2019年10月11日 | 犯罪
「アメリカ・インディアンの歴史」「三内丸山の世界」(山川出版)読了。

アメリカ大陸は騙しと、虐殺と、奴隷制度の歴史とも言うべきか。
それにしても、天然痘等の菌を仕込んだ毛布を贈ったり、十歳以下の子供は奴隷に、それ以上の男女の頭の皮に膨大な懸賞金をかけたり(奴隷時の約半分)・・
頭の皮剥ぎを奨励したのはむしろ白人側であり、奴隷としてカリブ海の島々等に送られたインディアンがそれほど多かったとは全然知らなかった。
武器を持たない女・子供を犯しては虐殺しまくるという内容ばかりの・・数百年の民主主義国家アメリカ合衆国の恥ずべき歴史!

さらに悪逆非道というべきなのはー
インディアンの食料のバッファローを、最初は毛皮だけ後には舌だけを切り取り・・
最後にはインディアンの食料を奪い、自分達の遊びのために殺しまくって、合衆国内のバッファローを絶滅させとも知らなかった。
(現在の合衆国のバッファローは、後にカナダから連れてきた子孫)
なんと野蛮で手段を選ばない白人キリスト教徒たちだったのだろうか!

しかし、日本人もまた台湾先住民(貴重な古代人往来のセンータというべき)やアイヌ民族にも同様なことをやっている。言葉や文化を奪い・・
台湾「霧社の獄」ではひとつの部族を皆殺しにしたり・・
アイヌ民族の場合はー
奴隷として千島列島に連行したり、言葉も生活の糧の魚場も奪い放題、女性も犯し放題だったり・・反乱を起こしたら騙して皆殺しに。

金達寿の「後衛の地」では、許されざる従姉妹への愛が実にすがすがしい。
同じ金という苗字だと結婚が許されないのだという。何百万という同姓の金姓の異性とは。従姉妹結婚をした日本人の校長一家が、「獣にも劣る奴ら」と・・襲撃されたという物語を以前読んだ記憶がある。

時代や場所によってー
言葉も文化も宗教意識もまるで違っているので・・その違いを理解しようとする謙虚さが不可欠ではないだろうか?

それでなくては、人間などはー
思い上がった、私利私欲しか眼中にない獣以下の、殺し合うしか能のない・・地球の病原菌というべき存在にすぎない。

伊藤前長崎市長の妻十四子さんの手記

2019年10月11日 | 犯罪
なんの怒りの言葉もなかった安倍晋三よ、日本国民よ。
まだ聞くための耳は持っているのか?
怒るべきときに怒る気持ちを持っているのか?


 『遺族の気持』   伊藤十四子

 今から四十年前、東京での学生時代政治家を志していた夫いとう一長は「開港400年の歴史と文化を持つ郷里長崎をなんとかしたい、ついて来てほしい」と、目を輝かせて私に語りました。夫は、その初心を忘れず、郷里長崎のため、市民と共に考え歩き走り続け市議から県議そして市長へと皆さまにお育て頂きました。郷里長崎のため、地道にこつこつ純粋に懸命に汗を流してきたその結果が「事実上の信任投票」と表現していただいた今回の四選を目指した選挙だったと思います。

 その選挙戦のさなか、夫は突然背後からの銃弾によって命を奪われました。

 「核と人間は共存できない」と世界に訴え続けた平和都市、被爆地であるこの長崎の地でなぜこんな事件が起きねばならなかったのでしょうか。民主主義を暴力によって倒そうとする卑劣極まる事件の背景に何があったのでしょう。事件は夫の命を絶っただけでなく夫の築き上げてきた流れをも絶ってしまったように思い本当に無念でなりません。

 いとうは、命を懸けて郷里長崎のため走り続けていたのです。もっともっとどうか、この夫の死を無駄にしないためにも、すべてを明らかにしてほしいと願っています。

 最後になりましたが、三十二年間いとう一長を支えて下さって、本当に有り難うございました。夫に代わり深く御礼申しあげます。
 二〇〇七年五月九日
   故いとう一長内

レット・イット・ビー

2019年10月11日 | 犯罪
なるがままがいい
風みたいに
きへてゆく夢みたいに

樹々みたいに
海藻みたいに
流れゆく雲みたいに

けれども根っこでは
しっかり流されまいと
踏ん張ってるのがいい


春たけなわ
孤児みたいに目を見開いて
夕陽へとアクセルをふかせば
どの街もすでに死んでしまった街


10年前、日本最悪の会社の一つJR西日本の福知山線の尼崎電車区で、我が国の鉄道歴史上、最悪の大惨事が起こった。

この人災ともいうべき大事故でー
107人が死亡し、562人が負傷したのみならず・・事故の後遺症を苦にしたり、家族や遺族と認められなかった同棲中で結婚間近だった婚約者等の自殺者も多いという。

今日、兵庫県尼崎市の総合文化センターで、遺族や負傷者たち約1400人が参列して、追悼慰霊式が営まれたらしいのだが・・

驚くべきことには!
この式の前日の24日にも、JR西日本の代名詞ともいうべき、「オーバーラン」が炸裂してたようだ。
24日の午後11時半頃、兵庫県尼崎市JR福知山線塚口駅で、新三田発四条畷行きの7両編成の普通電車が、停車位置を50mもオーバーしてようやく停車したらしい。

大事故やそれに結びついたオーバーランの原因が、JR西日本という・・日本でもトップクラスの悪質で人権無視の「日勤教育」(一秒でも電車を遅れさせるると、数日間腕章をつけてプラットホームに立たせて謝罪させる等・・の人権無視の変態的な懲罰行為で、何人もの運転手を自殺に追い込んでる)に原因があることは誰の目にも明らかではないのか?

このような反社会的で人権無視行為を、反省することなく繰り返す会社と、それへの監督義務をサボり続けてきた監督官庁責任者は厳罰に処すべきではないのか?
そうでなければいつまでたっても、このような人災的な大事故はなくならないのではないだろうか?