https://www.youtube.com/watch?v=dhL6768FYOE
https://ameblo.jp/truthelohim/entry-12536962241.html
「他人の不幸は蜜の味」と言われる。
論語には次の一節がある。
有國有家者
不患寡而患不均
不患貧而患不安
国を有(たも)ち家を有(たも)つ者は
寡(すくな)きを患(うれ)えずして均(ひと)しからざるを患う
貧(まず)しきを患えずして安(やす)からざるを患う
為政者(国を統治し家を統治する者)は
富が少ないことを心配せずに富が公平に分配されないことを心配する
人々の貧しさを心配せずに人々の心が安らかでないことを心配する
台風19号による豪雨によって川崎市の武蔵小杉では、タワーマンションで浸水などによる深刻な停電、駅で浸水などの被害が広がっているが、このことについてネット上に
「流行りにのって武蔵小杉に住み始めた子連れ家族ざまあ」
「武蔵小杉のタワマン買った人ざまあが見れたからよかった」
などの投稿が広がっている。
武蔵小杉は近年「住みたい街」ランキングで上位に登場するプチハイソな土地になっている。
駅前に林立するタワーマンションが人気の居住地になっていた。
ここで被害に遭遇した人を見て歓喜の声を上げる人が多数存在する。
他方、台東区では避難所の区職員が避難所を訪れた路上生活者を拒絶する事例が報じられた。
台東区長は対応の誤りについて謝罪したが、ネット上には「ホームレス排除は当然」の声も広がっている。
他者に対する「温かい思い」が希薄になっている。
その最大の背景は、多くの人々が下流に押し流されていることだ。
自分自身が極めて過酷な状況に置かれていれば、他者に対する「温かい思い」を保持する余裕はなくなる。
当然のことだろう。
他者に対して「温かな思い」を寄せることができるためには、当人の境遇に余裕が必要なのだ。
路上生活者に対して「温かな思い」をかけることができないのも、当人が過酷な状況に置かれているからだ。
国税庁が発表する民間給与実態調査の2017年統計によれば、1年を通じて勤務した給与所得者4945万人のうち、年収200万円以下が全体の21.9%、1085万人だった。
年収400万円以下は全体の55.2%、2730万人だった。
所得税では、夫婦子二人の標準世帯の場合、片働きであれば、年間の給与収入354.5万円までは所得税負担が生じない。
生存権を守るために、生きてゆくために必要な最低限の収入に対しては税金を徴収していないのだ。
ところが、消費税は違う。
消費金額の10%のお金を、有無を言わせずにむしり取る。
国民生活は疲弊しきっている。
安倍内閣の下で雇用が増えたというが、増えた雇用の4分の3は非正規雇用である。
労働者一人当たりの実質賃金は第2次安倍内閣が発足してから5%も減った。
社会保険料は軒並み引き上げられ、他方で、年金の支給開始年齢は引き上げられている。
高齢者の医療費自己負担は増大の一途を辿り、介護保険の保険料、自己負担も上昇の一途を辿っている。
汗水流して一生懸命働いているのに、まともな暮らしができる収入を得られない。
この人々を大量生産しているのが安倍内閣なのだ。
安倍首相は最低賃金が全国平均で900円を超えたと自画自賛するが、この賃金でどれだけの年収を得られるのか。
1日8時間労働し、週に5日働いて40時間。
日を差し引くと年間労働時間は約2000時間になる。
非正規の労働者には有給休暇がない。
体の具合を悪くして仕事を休めば収入減に直結する。
盆暮れ、正月にもまとまった休みも取れない。
これだけ働き通して、時給900円なら年収は180万円だ。
最低賃金が790円の県が15県もある。
年収158万円だ。
ここから社会保険料、消費税が抜き取られて、どうやって行けてゆけと言うのか。
「こんな日本に誰がした」のかを考える必要がある。
「他人の不幸は蜜の味」と言われる。
論語には次の一節がある。
有國有家者
不患寡而患不均
不患貧而患不安
国を有(たも)ち家を有(たも)つ者は
寡(すくな)きを患(うれ)えずして均(ひと)しからざるを患う
貧(まず)しきを患えずして安(やす)からざるを患う
為政者(国を統治し家を統治する者)は
富が少ないことを心配せずに富が公平に分配されないことを心配する
人々の貧しさを心配せずに人々の心が安らかでないことを心配する
台風19号による豪雨によって川崎市の武蔵小杉では、タワーマンションで浸水などによる深刻な停電、駅で浸水などの被害が広がっているが、このことについてネット上に
「流行りにのって武蔵小杉に住み始めた子連れ家族ざまあ」
「武蔵小杉のタワマン買った人ざまあが見れたからよかった」
などの投稿が広がっている。
武蔵小杉は近年「住みたい街」ランキングで上位に登場するプチハイソな土地になっている。
駅前に林立するタワーマンションが人気の居住地になっていた。
ここで被害に遭遇した人を見て歓喜の声を上げる人が多数存在する。
他方、台東区では避難所の区職員が避難所を訪れた路上生活者を拒絶する事例が報じられた。
台東区長は対応の誤りについて謝罪したが、ネット上には「ホームレス排除は当然」の声も広がっている。
他者に対する「温かい思い」が希薄になっている。
その最大の背景は、多くの人々が下流に押し流されていることだ。
自分自身が極めて過酷な状況に置かれていれば、他者に対する「温かい思い」を保持する余裕はなくなる。
当然のことだろう。
他者に対して「温かな思い」を寄せることができるためには、当人の境遇に余裕が必要なのだ。
路上生活者に対して「温かな思い」をかけることができないのも、当人が過酷な状況に置かれているからだ。
国税庁が発表する民間給与実態調査の2017年統計によれば、1年を通じて勤務した給与所得者4945万人のうち、年収200万円以下が全体の21.9%、1085万人だった。
年収400万円以下は全体の55.2%、2730万人だった。
所得税では、夫婦子二人の標準世帯の場合、片働きであれば、年間の給与収入354.5万円までは所得税負担が生じない。
生存権を守るために、生きてゆくために必要な最低限の収入に対しては税金を徴収していないのだ。
ところが、消費税は違う。
消費金額の10%のお金を、有無を言わせずにむしり取る。
国民生活は疲弊しきっている。
安倍内閣の下で雇用が増えたというが、増えた雇用の4分の3は非正規雇用である。
労働者一人当たりの実質賃金は第2次安倍内閣が発足してから5%も減った。
社会保険料は軒並み引き上げられ、他方で、年金の支給開始年齢は引き上げられている。
高齢者の医療費自己負担は増大の一途を辿り、介護保険の保険料、自己負担も上昇の一途を辿っている。
汗水流して一生懸命働いているのに、まともな暮らしができる収入を得られない。
この人々を大量生産しているのが安倍内閣なのだ。
安倍首相は最低賃金が全国平均で900円を超えたと自画自賛するが、この賃金でどれだけの年収を得られるのか。
1日8時間労働し、週に5日働いて40時間。
日を差し引くと年間労働時間は約2000時間になる。
非正規の労働者には有給休暇がない。
体の具合を悪くして仕事を休めば収入減に直結する。
盆暮れ、正月にもまとまった休みも取れない。
これだけ働き通して、時給900円なら年収は180万円だ。
最低賃金が790円の県が15県もある。
年収158万円だ。
ここから社会保険料、消費税が抜き取られて、どうやって行けてゆけと言うのか。
「こんな日本に誰がした」のかを考える必要がある。
■ 現役警官として初めて「警察の裏金」実名告発した仙波敏郎氏が「日本の警察は最大の犯罪組織」と断言!(訂正・加筆版)
一昨日の日曜日(3月18日)夕方5時半より、2005年1月に現役警官として初めて「警察の裏金」を実名告発した仙波敏郎氏をお招きして「緊急日曜勉強会」を開催し約3時間にわたり「警察の裏金」を語っていただきました。
仙波氏は「日本の警察は最大の犯罪組織」と断言されていました。
勉強会の模様はUst中継で配信されましたが、当方のミスで最初の5分だけの録画しか残らず残りの大部分はアーカイブでの配信ができなくなりました。誠に申し訳ありませんでした。
最初の部分のUst映像です。
http://www.ustream.tv/recorded/21187744
勉強会の一部はYoutube映像で視聴できます。
http://www.youtube.com/watch?v=aVfcOSEiPlY&feature=player_embedded
▲ 仙波敏郎氏が「緊急日曜勉強会」で話されたポイント(訂正・加筆版)
(1)日本の警察は年間3兆2000億円の予算を持ち、500名のキャリアー
が30万人のノンキャリア警察官と一般職員を支配している。
(2)キャリアが一年間に横領する「裏金」は、自分の告発以前は400億円、現在は年間200億円。膨大な偽領収書の作成に全警察官が駆り出されている。
領収書の平均金額を5000円とすると、偽領収書の数は400億円で800万枚、200億円だと400万枚となる。
(3)「警察の裏金」の大部分はキャリーアが取り、次に准キャリーアが取り、残りをノンキャリアと一般職員が取るようになっている。警察組織全体が共犯関係となり内部告発を許さないようにしている。
(4)2004年暮れ頃、自分が近々実名告発する事を県議員の密告で知った愛媛県警本部の幹部は自分を呼んで「特進をさせてやる。好きな部署につけてやる」という「買収工作」を行った。自分は断って退出したが、その帰り道自分を逮捕しようとして追尾して来た自動車2台とカーチェイスを展開、上手くまくことができた。
(5)ある時、県警本部の幹部が「仙波をやれ」と部下に命令したが、自分と同期の出世頭の幹部が「仙波を逮捕したりすれば彼は徹底的に抵抗し死者が出ます」と諌言したため中止された。「もしも相手が私の体に触ってきたら、柔道、剣道、空手計8段、握力65kgの私は少なくとも一人は道連れにし て自分も死ぬ覚悟だった」
(6)現職の警官は自分との接触は禁止されているが、すれ違いざまに「感謝」の言葉を言われる場合が多い。警察官は真面目な人間が多く、彼らは 「裏金」の存在を疎ましいと思っていて内部告発した自分に対して表立っての支持はでき
ないが共感してくれている人が多い。
(7)ヤクザからも「感謝」されたり丁寧な挨拶を受ける場合が多い。彼らは違法行為で生計をたてる犯罪者が多いが、少なくとも刑罰を受けて服役し ている。一方警察は莫大な金額の公金を横領し、公文書偽造し、脱税行為をしている
のに何の刑罰も受けていない。ヤクザが自分を応援する気持ちはよ くわかる。
(8)自分の著書【現職警察官「裏金」内部告発】(講談社)は全警察官に購読禁止令が出されているが、数万部売れてベストセラーとなっている。
(9)米国には「キーダム法」という法律があり、内部告発のお陰で公金の出費が抑えられた場合、内部告発者に節約された税金の1/3が報奨金として支払われる制度があるとのこと。もしも自分告発が米国でなされたなら「警察の裏金」
が400億円から200億円に減ったので差額の200億円の1/3約68億円が支払われることになる。
(10)鹿児島地検は鹿児島県阿久根市前翅長竹原信一氏を追い落とす為に本気で逮捕・起訴しようとしていた。竹原前市長は「逮捕されても留置場か ら市長の職務を果たす」と覚悟を決めていたが、竹原市長から副市長に任命された自分
は担当の鹿児島地検3席の検事に会い「もしも竹原市長を逮捕す れば、鹿児島地検が300万円の裏金で飲食していた事を暴露する」と言ってその動きを止めた。
(11)警察内でのセクハラは酷いものだ。警察幹部が一般職の女性をレイプしてさんざんおもちゃにしても表沙汰にはならない。
(12)警察庁国松長官の狙撃事件が発生した時、彼が愛人か恋人かはわからないが、「家族がいる住居ではないところのマンションから朝出てきた所を狙撃された」と書いた
報道は皆無だった。自分はこの事件は犯人が捕まらず時効となる、と予想したがそのとおりになった。警察長長官の年収2000万円で8000万円の自宅マンションと8000万円の愛人か恋人かわからないが家族の住居以外のマンションをどうして買えるのか?裏金で買ったのだ。そのマンションは一週間後に所有者名義が変更された。
(13)自分は、2004年に「警察の裏金」を実名告発した元北海道道警原田信ニ釧路方面本部長から一度お会いしたいとの申し出を断ったことがある。何故ならば、原田さんは警察をやめて8年間の時効が終わってから告発したのであ
り、准キャリアとして裏金にどっぷり使ってきた人だ、との思いがあったからだった。しかし松山まで来ていただきお会いした途端「自分は何とスケールに小さい人間だった」と痛感した。原田さんの大きな人間性に感銘し今では一緒に戦っている。
(14)松山東高校の先輩には「検察の裏金」を告発した元大阪高検公安部長の三井環氏がいる。大先輩には正岡子規や「坂の上の雲」の秋山兄弟がいる。
(15))松山東高校の同期で「仙波敏郎さんを支える会」を結成し代表を努めてくれ、国賠闘争や全国での講演会活動を全面的に支えてくれた盟友の 元産経新聞記者東玲治がいる。今自分があるのは彼のおかげだと思っているが、東玲治
は2008年10月21日自宅で倒れ59歳の若さで帰らぬ人と なった。自分は現場に立ち会ったが、便所の窓ガラスが割れている不審な状況にも拘わらず警察官は若い研修医に「死因は狭心症だ」と強制するような 断定的な口調で言
い結局不審死扱いされず検視もされなかった。
(16)法務省は実質検察官が支配している。課長職以上のキャリアは60名。そのうち約30名が検察官出身、10名が判事出身、20名が赤レンガ 組(法務省生え抜き)。
(17)税関は外国人密入国や麻薬・覚せい剤密輸の捜査権がないので、捜査を委託する検察官に猛烈な官官接待を行なっている。
▲ 仙波氏の街頭演説
同じ日(3月18日)午後に渋谷駅前で開催された「小沢一郎は無罪!街頭演説会」で仙波氏がマイクを持って話された内容をブロガーの日々坦々さん がアップしてくれましたので以下に転載させて頂きます。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1441.html
(以下転載)
元愛媛県警の仙波です。警察見張り番をしております。
今、日本の警察は大変なところに入っています。
検察庁も同じであります
無実の人が冤罪で刑務所に入っています。
それは全て警察の裏金が原因であります。
自分が冤罪で逮捕されて初めて警察の酷いことを知るわけです。
今、日本の警察官は約30万人、国家予算3兆2000億円です。
そのうち200億円は、管理職の懐に入っています。
皆さんの税金をねこばばしているのは日本の警察であります。
特に最近の警察官の不祥事は毎日のようにあります。
東京警視庁だけでも、王子警察署で警察官が会社の金を平気で盗んでいます。
湾岸警察のお巡りさんは、落し物のお金160万円をねこばばしております。
犯罪を検挙する捜査する日本の警察は自らが犯罪組織になっています。
そういう意味で、この小沢一郎さんの件も、全く捜査してもおかしな捜査をしています。
証拠に基づかない捜査をしています。
現に検察庁は起訴を断念しています。
それに対して世論を煽って、記者クラブを利用して、検察審査会をあたかも正しい組織のように欺いています。
警察の捜査に対して、もっと厳しい目で見ましょう。
自分が冤罪の被害にあって痛い目にあってからでは遅いんです。
今、私は警察見張り番をしておりますが、その中でいろいろな利権に絡むことが世の中まかり通っています。
原発のガレキの処理もそうです
阪神大震災では1トンあたり2万円で処理できました。
東北大震災では6万円のお金が動いています。
放射能に汚染されたものを各地で処理をする。全て利権絡みです。
皆さん、この世の中のこの動きを、もっと厳しく見なければ、皆さんが被害にあいます。
どうか、警察の数々の不祥事を見過ごすことなく、厳しい目で監視をしなければなりません。
これからもいろいろ厳しいことがありますけれども、どうか皆さん、警察の不正な捜査に対して、それをまた、当たり前のように報道する記者クラブの記事に対して、それを全て
真実と思わないでください。
日本の警察は、もう大変なところまで落ちてしまっています。
その中にいた当人が言うんですから、本当に裏金にどっぷり浸かってしまった警察組織に対して、皆さんがNO、ダメだと言わなければいつまでも続きます。
警察の実体をもっと皆さん知りましょう。
そして、ほんとに正しい者が認められるような、そういう社会を作っていきたい
と思って、警察見張り番を立ち上げました。
どうか皆さん、警察の動き、検察の動きを他人事のように思わないでください。
明日は我が身です。
突然、犯人に仕立て上げられて刑務所に行く可能性もほんとに沢山あります。
先日の放火殺人の事件も、証拠捏造の可能性がたくさんあります。
世の中ではたくさん、捏造で無理に罪を着せられて、刑務所に行った方も沢山います。
どうか、警察の動きに対して厳しい目を向けていただくようお願い致します。
よろしくお願い致します。
(転載終わり)
一昨日の日曜日(3月18日)夕方5時半より、2005年1月に現役警官として初めて「警察の裏金」を実名告発した仙波敏郎氏をお招きして「緊急日曜勉強会」を開催し約3時間にわたり「警察の裏金」を語っていただきました。
仙波氏は「日本の警察は最大の犯罪組織」と断言されていました。
勉強会の模様はUst中継で配信されましたが、当方のミスで最初の5分だけの録画しか残らず残りの大部分はアーカイブでの配信ができなくなりました。誠に申し訳ありませんでした。
最初の部分のUst映像です。
http://www.ustream.tv/recorded/21187744
勉強会の一部はYoutube映像で視聴できます。
http://www.youtube.com/watch?v=aVfcOSEiPlY&feature=player_embedded
▲ 仙波敏郎氏が「緊急日曜勉強会」で話されたポイント(訂正・加筆版)
(1)日本の警察は年間3兆2000億円の予算を持ち、500名のキャリアー
が30万人のノンキャリア警察官と一般職員を支配している。
(2)キャリアが一年間に横領する「裏金」は、自分の告発以前は400億円、現在は年間200億円。膨大な偽領収書の作成に全警察官が駆り出されている。
領収書の平均金額を5000円とすると、偽領収書の数は400億円で800万枚、200億円だと400万枚となる。
(3)「警察の裏金」の大部分はキャリーアが取り、次に准キャリーアが取り、残りをノンキャリアと一般職員が取るようになっている。警察組織全体が共犯関係となり内部告発を許さないようにしている。
(4)2004年暮れ頃、自分が近々実名告発する事を県議員の密告で知った愛媛県警本部の幹部は自分を呼んで「特進をさせてやる。好きな部署につけてやる」という「買収工作」を行った。自分は断って退出したが、その帰り道自分を逮捕しようとして追尾して来た自動車2台とカーチェイスを展開、上手くまくことができた。
(5)ある時、県警本部の幹部が「仙波をやれ」と部下に命令したが、自分と同期の出世頭の幹部が「仙波を逮捕したりすれば彼は徹底的に抵抗し死者が出ます」と諌言したため中止された。「もしも相手が私の体に触ってきたら、柔道、剣道、空手計8段、握力65kgの私は少なくとも一人は道連れにし て自分も死ぬ覚悟だった」
(6)現職の警官は自分との接触は禁止されているが、すれ違いざまに「感謝」の言葉を言われる場合が多い。警察官は真面目な人間が多く、彼らは 「裏金」の存在を疎ましいと思っていて内部告発した自分に対して表立っての支持はでき
ないが共感してくれている人が多い。
(7)ヤクザからも「感謝」されたり丁寧な挨拶を受ける場合が多い。彼らは違法行為で生計をたてる犯罪者が多いが、少なくとも刑罰を受けて服役し ている。一方警察は莫大な金額の公金を横領し、公文書偽造し、脱税行為をしている
のに何の刑罰も受けていない。ヤクザが自分を応援する気持ちはよ くわかる。
(8)自分の著書【現職警察官「裏金」内部告発】(講談社)は全警察官に購読禁止令が出されているが、数万部売れてベストセラーとなっている。
(9)米国には「キーダム法」という法律があり、内部告発のお陰で公金の出費が抑えられた場合、内部告発者に節約された税金の1/3が報奨金として支払われる制度があるとのこと。もしも自分告発が米国でなされたなら「警察の裏金」
が400億円から200億円に減ったので差額の200億円の1/3約68億円が支払われることになる。
(10)鹿児島地検は鹿児島県阿久根市前翅長竹原信一氏を追い落とす為に本気で逮捕・起訴しようとしていた。竹原前市長は「逮捕されても留置場か ら市長の職務を果たす」と覚悟を決めていたが、竹原市長から副市長に任命された自分
は担当の鹿児島地検3席の検事に会い「もしも竹原市長を逮捕す れば、鹿児島地検が300万円の裏金で飲食していた事を暴露する」と言ってその動きを止めた。
(11)警察内でのセクハラは酷いものだ。警察幹部が一般職の女性をレイプしてさんざんおもちゃにしても表沙汰にはならない。
(12)警察庁国松長官の狙撃事件が発生した時、彼が愛人か恋人かはわからないが、「家族がいる住居ではないところのマンションから朝出てきた所を狙撃された」と書いた
報道は皆無だった。自分はこの事件は犯人が捕まらず時効となる、と予想したがそのとおりになった。警察長長官の年収2000万円で8000万円の自宅マンションと8000万円の愛人か恋人かわからないが家族の住居以外のマンションをどうして買えるのか?裏金で買ったのだ。そのマンションは一週間後に所有者名義が変更された。
(13)自分は、2004年に「警察の裏金」を実名告発した元北海道道警原田信ニ釧路方面本部長から一度お会いしたいとの申し出を断ったことがある。何故ならば、原田さんは警察をやめて8年間の時効が終わってから告発したのであ
り、准キャリアとして裏金にどっぷり使ってきた人だ、との思いがあったからだった。しかし松山まで来ていただきお会いした途端「自分は何とスケールに小さい人間だった」と痛感した。原田さんの大きな人間性に感銘し今では一緒に戦っている。
(14)松山東高校の先輩には「検察の裏金」を告発した元大阪高検公安部長の三井環氏がいる。大先輩には正岡子規や「坂の上の雲」の秋山兄弟がいる。
(15))松山東高校の同期で「仙波敏郎さんを支える会」を結成し代表を努めてくれ、国賠闘争や全国での講演会活動を全面的に支えてくれた盟友の 元産経新聞記者東玲治がいる。今自分があるのは彼のおかげだと思っているが、東玲治
は2008年10月21日自宅で倒れ59歳の若さで帰らぬ人と なった。自分は現場に立ち会ったが、便所の窓ガラスが割れている不審な状況にも拘わらず警察官は若い研修医に「死因は狭心症だ」と強制するような 断定的な口調で言
い結局不審死扱いされず検視もされなかった。
(16)法務省は実質検察官が支配している。課長職以上のキャリアは60名。そのうち約30名が検察官出身、10名が判事出身、20名が赤レンガ 組(法務省生え抜き)。
(17)税関は外国人密入国や麻薬・覚せい剤密輸の捜査権がないので、捜査を委託する検察官に猛烈な官官接待を行なっている。
▲ 仙波氏の街頭演説
同じ日(3月18日)午後に渋谷駅前で開催された「小沢一郎は無罪!街頭演説会」で仙波氏がマイクを持って話された内容をブロガーの日々坦々さん がアップしてくれましたので以下に転載させて頂きます。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1441.html
(以下転載)
元愛媛県警の仙波です。警察見張り番をしております。
今、日本の警察は大変なところに入っています。
検察庁も同じであります
無実の人が冤罪で刑務所に入っています。
それは全て警察の裏金が原因であります。
自分が冤罪で逮捕されて初めて警察の酷いことを知るわけです。
今、日本の警察官は約30万人、国家予算3兆2000億円です。
そのうち200億円は、管理職の懐に入っています。
皆さんの税金をねこばばしているのは日本の警察であります。
特に最近の警察官の不祥事は毎日のようにあります。
東京警視庁だけでも、王子警察署で警察官が会社の金を平気で盗んでいます。
湾岸警察のお巡りさんは、落し物のお金160万円をねこばばしております。
犯罪を検挙する捜査する日本の警察は自らが犯罪組織になっています。
そういう意味で、この小沢一郎さんの件も、全く捜査してもおかしな捜査をしています。
証拠に基づかない捜査をしています。
現に検察庁は起訴を断念しています。
それに対して世論を煽って、記者クラブを利用して、検察審査会をあたかも正しい組織のように欺いています。
警察の捜査に対して、もっと厳しい目で見ましょう。
自分が冤罪の被害にあって痛い目にあってからでは遅いんです。
今、私は警察見張り番をしておりますが、その中でいろいろな利権に絡むことが世の中まかり通っています。
原発のガレキの処理もそうです
阪神大震災では1トンあたり2万円で処理できました。
東北大震災では6万円のお金が動いています。
放射能に汚染されたものを各地で処理をする。全て利権絡みです。
皆さん、この世の中のこの動きを、もっと厳しく見なければ、皆さんが被害にあいます。
どうか、警察の数々の不祥事を見過ごすことなく、厳しい目で監視をしなければなりません。
これからもいろいろ厳しいことがありますけれども、どうか皆さん、警察の不正な捜査に対して、それをまた、当たり前のように報道する記者クラブの記事に対して、それを全て
真実と思わないでください。
日本の警察は、もう大変なところまで落ちてしまっています。
その中にいた当人が言うんですから、本当に裏金にどっぷり浸かってしまった警察組織に対して、皆さんがNO、ダメだと言わなければいつまでも続きます。
警察の実体をもっと皆さん知りましょう。
そして、ほんとに正しい者が認められるような、そういう社会を作っていきたい
と思って、警察見張り番を立ち上げました。
どうか皆さん、警察の動き、検察の動きを他人事のように思わないでください。
明日は我が身です。
突然、犯人に仕立て上げられて刑務所に行く可能性もほんとに沢山あります。
先日の放火殺人の事件も、証拠捏造の可能性がたくさんあります。
世の中ではたくさん、捏造で無理に罪を着せられて、刑務所に行った方も沢山います。
どうか、警察の動きに対して厳しい目を向けていただくようお願い致します。
よろしくお願い致します。
(転載終わり)