詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

 詩  真夜中には

2019年10月26日 | 犯罪
「トムは真夜中の庭で」というファンタジーを読んで以来
真夜中に目を覚ますとつい 
柱時計の音を数えてしまう癖が

全然覚えてないけど
子供時代のぼくは夢遊病者で

S・キングSFの最高傑作
「バトルランナー」を読んで間もなく
その結末そっくりの9・11が起こって
その画面に拍手している自分がいた

映画「バトルランナー」は
見るも無残に変えられてしまい
ハッピーエンドになってしまったのが哀しかった

僕がキングに送ったファンレターは
今ごろはたぶん
CIAかFBIの倉庫にでも放りこまれて
分厚く灰でも被っていることだろう

ジョン・レノン暗殺犯がその直前
サインをもらったのがS・キングだった
「とても驚いたよ」と言ったきり
それ以来キングは全くの腰抜けに

日本のホラーの女王篠田節子も
輝かしいSFの数々を残して
遠い世界へと行ってしまった

国会に核爆弾をぶち込む「斎藤家の核弾頭」や
希少生物を救う物語「アクアリウム」
「いけにえ(人体移植用に育てられたクローンの少女の物語)」こそ
この国で唯一好きなSF

誰でもいいから
キングや篠田節子に続く作家が
出てきてくれないもんだろかと思う

プレカリアートユニオン : 映画『アリ地獄天国』名古屋シネマスコーレで正月上映決定

2019年10月26日 | 犯罪
プレカリアートユニオンの清水直子です。

映画『アリ地獄天国』の紹介をプレカリアートユニオンのブログに掲載しました。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2019/10/26/092338

映画『アリ地獄天国』(土屋トカチ監督)遂に完成。ブラック企業との赤裸々な闘いの記
録を通じ、理不尽な社会や職場と闘う「武器」を与える作品

 土屋トカチ監督によるアリ地獄天国が遂に完成しました。映画は2019年の貧困ジャ
ーナリズム賞を受賞し、10月11日、山形国際ドキュメンタリー映画祭日本プログラム
でも上映され非常に高い評価を得ています。この作品はアリさんマークの「引越社」と、
私たちプレカリアートユニオンが、そして、当該組合員がどのように闘ったかに密着した
ドキュメンタリー作品です。

緊迫のドキュメンタリー
 西村さん(仮名)に密着する形で映画は進みます。会社から受けたあまりにひどい組合
活動への報復行為や嫌がらせ、そして、脱退工作など本当にドキュメンタリーなのだろう
かと疑ってしまうような、嘘のような本当の話の連続です。団体交渉の様子や数え切れな
いほど行った街頭宣伝の様子、都労委に中労委、裁判所、私たちの闘いの記録を生々しく
描写しています。とくに街頭宣伝のシーンは、本当にその場に居合わせたかのような、臨
場感、緊迫感をもって鮮烈に切り抜かれています。

「見るだけで強くなる」映画
 具体的な物語の流れは、実際に劇場で見ていただくとして、この作品はドキュメンタリ
ーであると同時に、ブラック企業とのたたかい方のマニュアルの役割も果たしているとい
うことに注目したいです。よく、任侠映画を見終わった人は気が大きくなって肩で風を切
るように映画館を後にするといいますが、この映画は本当に「見るだけで強くなる」映画
なのです。現代の労働環境に対し強烈な問題提起をする本作の終わり方は、必ずしも単純
なハッピーエンドではありません。私たちにできなかったこと、残ってしまった問題等も
赤裸々に描写しています。しかし、映画を見たひとりひとりに、私たちの闘いの記録を通
じて理不尽な社会や職場と闘う「武器」を与えることができる作品となっていることは確
かです。

勝ち取った「強さ」
 序盤、西村さんの来ていたシュレッダー係の制服は鮮やかなオレンジでしたが、物語も
終盤に差し掛かるころには、すっかり淡い橙に色落ちしています。それに反し、まるで別
人のように日に日に強くなる眼差し、決意に満ちた毅然とした表情、闘いの中で人は強く
なれるのです。和解や判決によってもたらされる、復職や経済的な損害の補填はもちろん
大切なものです。しかし、闘いを通じて自らが勝ち取った「強さ」もまた同等に、もしく
はそれ以上に大切なものなのではないでしょうか。物語の終盤「野村です」と本名を報道
陣に伝えるその姿はまさしくそのことを全身で語っているようでした。

これからの闘いへつなぐ記念碑的作品
 争議の記憶もまだ新しい最中ですが、私たちは現在も多くのブラック企業を相手に日々
闘いを続けています。過去の闘いを振り返り、これからの闘いにつなげていく、私たちに
とっても記念碑的な映画が完成したのです。

※名古屋シネマスコーレで、2020年お正月映画としての公開が決定。
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/

※2019年10月28日(月)16:30から19:00、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス図書館ホー
ルにて上映会とトークセッション。
https://www.facebook.com/events/398731711062896/

 詩  エンゲル係数

2019年10月26日 | 犯罪
人間どっちが幸せかと問われたら
「どっちも不幸」と答えるしかない
有り余る金を抱えて
いつも頭の中が金儲けとセックスだけの自公では
精神が歪になってゆくばかり

子供時代の食事などもそう
金持ちの親に育てられると贅沢が染みつく
そのままずっと大金持ちの保障もないし
あの世にも持ってゆけないので精神的にも悪い

安倍麻生ら自民党世襲政治屋と高給官僚と大企業官僚は
いかに狡猾に国民の金を奪うかしか考えない
その劣等化した精神には哀れみさえ覚える
増える一方の奴らの財布には少し嫉妬するが

それに反して
貧乏な親に育てられると後の生活が楽になる
どん底から少しづつ這い上がればいいだけなのだが
それもいよいよ難しい世知辛い日本低国になりつつある
国民半分は安倍自公のために最下層へ蹴落とされつつある

若者はさらにどん底へと蹴落とされる
給食等で実験材料にされ 常態化したいじめに晒され
いざ卒業というとハイエナ企業くらいしか先がない
死ぬまでこき使われて団体企業割引き保険で殺された後も
鬼畜企業に金儲けでのご奉公

この世に一つしかない命さえも
金儲けに貢献することを強制される
そのうち安倍自公が進める徴兵制で戦争で殺され
原発事故現場で殺されることになる

ぼくの場合あまり贅沢しようという気にもならないし
卵や納豆や具沢山味噌汁と安い好きなので
好きなネットや読書でも年収百万円前後で済むので
それほどあくせく働く必要がない

3・11原発事故以降は魚も肉も危険なので
ますます食費代が安くてすむようになった
それ以前に政府やマスコミに騙されて
安い放射能汚染食材を鱈腹食べさせられてしまったが

わが食生活の唯一の欠陥は
酒代が食費の倍以上というエンゲル係数の高さだ
鍋でもオデンでも煮物でも酒をたっぷり入れる
料理の最中にもチビチビと飲むので貧困がいよいよ酷くなる
「襤褸は着てても心の錦・・」と割り切るしかない