先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

院政で運営される三菱グループ

2017年07月24日 21時37分52秒 | 日記
ダイアモンドと言う経済誌に三菱銀行および三菱グループの解析記事が出ていた。以下の様なものであるが、多くの三菱系企業が低迷している理由が分かった。それは、三菱東京UFJ銀行の院政の実態から判断できる。三菱東京UFJ銀行の頭取経験者は、任期なしの特別顧問にになれ、“終身顧問”として、「個室」「車」「秘書」の3点が一生涯付く。「無報酬の名誉顧問とは異なり、報酬も出る。90歳を超える御大もいれば、車椅子で通勤してくる人もいる」と元BTMU役員は明かす。



更に記事は BTMUが誕生して以降の頭取は三菱銀行出身者が独占してきた。9階に個室を持つ特別顧問も全員が三菱銀行出身。三和銀行出身など“外様”の特別顧問は、旧東京銀行本店の日本橋別館に追いやられているというから、三菱のしたたかさには舌を巻く。

そして院政を敷いている元頭取の上皇は、 三菱重工業、三菱東京UFJ銀行、三菱商事の御三家を中核とした、組織的な運営が三菱グループ運営を行っていると言う。


三菱系は、三菱重工を筆頭にして、巨額の赤字を抱えていたりするところが多く、超大企業の宿命かと思ったが、もう一つの理由、院政の弊害があったのだ。長大企業でも、財閥系でないところはダメージを受けても、早期に回復しているところが多いが、院政がしかれて上皇が牛耳っている財閥系の超大企業は、起き上がり小法師にはなれないかも。

日産とベンツの自動運転

2017年07月24日 13時15分44秒 | 日記
自動車雑誌に日産とベンツの自動運転の報告があった。

日産エクストレイルのは、ミニバンに搭載されているもので、自動運転技術「プロパイロット」は、高速道路の単一車線を走行する際のステアリング、アクセル、ブレーキの操作を自動化する機能でステアリングには手を添えている必要がある。センサーとして、フロントウインドー上部の室内側、ルームミラーの裏側に単眼カメラを取り付けただけで、これらの機能を実現しているのが最大の特徴だ。

踏み間違い衝突防止アシスト」や「車両逸脱防止支援システム(LDP)」などいくつかの安全機能とのセットプションになっている。この価格が約14万円。

ベンツのは、Eクラスクーペの自動運転機能は、エクストレイルよりもはるかに複雑という。エクストレイルがセンサーとして単眼カメラ1個で済ませているのに対して、Eクラスクーペは前方監視のためだけでも、長距離用と中距離用の二つのミリ波レーダーと、ステレオカメラの三つのセンサーを備える。このほか後方監視用のミリ波レーダーを二つと、周辺監視用の6つの超音波センサーがあり、合計で11個ものセンサーを備えているという。

単眼カメラだけというシンプルなセンサー構成で、Eクラスクーペと同等の機能を実現している日産の技術は凄いかもしれないが、センサーのコストは安くなっているから、センサー1個で11個以上のセンサーでベンツ並み機能を実現しているようなので、11個以上のセンサーを使えば、日産は、機能的にベンツ以上の事が出来るのではなかろうか?。


エクストレイルは300万、対してEクラスクーペは1千万以上。だから、自動運転装置も価格は3分の1だと言うのは通らない。

偶々、トヨタのLS500の自動運転技術を6つのカメラと6つのセンサーそして、2つの後方カメラで実現していると言う。だとすれば、
エクストレイルの技術だと、LS500と同じ1000sなー群を使えば、それ以上の事が出来ることになる。


車の燃費は向上したのか?

2017年07月24日 11時43分30秒 | 日記
燃費が1L34kmとかいう車をレンタカーでつかった時の燃費の印象は、半分くらいの20km以下であった。またガソリン・スタンドで聞いてみたら、実際の車の燃費はカタログ記載値の5,6割だと言っていた。

自動車メーカーのいう燃費は適当なものだと思っていたところに、「乗りものニュース」と言うのに、燃費の話が出ていた。

殆どの人の燃費感覚は、実際の路上において、カタログにあるような30km/lや40km/lという燃費はなく、「カタログの数字ほど、実際の燃費はよくない」と思っているはず。国土交通省の統計によると、自家用の乗用ハイブリッド車におけるガソリン1リットルあたりの実際の平均走行距離は約15.9kmです(国土交通省「自動車燃料消費量調査 年報 平成26年分 第1表 燃料別・車種別 総括表」より算出。特定の車種における数値ではない)。

そもそも、実際の走行は、千差万別で、これを勘案して国土交通省に燃費測定方法が定められてそれが「JC08モード」となった。それでも実際の燃費と隔たりがあるから、実際の燃費はカタログ性能の良くて7割と思った方がよい。

また運転方法で燃費も大きく変わるが、一般人は運転方法までも気にすることはない。燃費に影響するのは以外にタイアの空気圧で、目一杯空気を入れたほうが以外に1,2割燃費が良いし、また、エコタイアの燃費は以外に高い。


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