宇宙エレベーターなるものが、実現可能になっているという。静止衛星は重力と回転遠心力のバランスで宇宙に静止している。この原理で、静止衛星(下の図でCenter of Mass)からケーブルを垂らしまた、バランスを取るために同じ重さのケーブルを宇宙に出し、地上に降りたケーブルを伝ってエレベーター(下の図でClimber)が宇宙に上り下りするというもの。この考えは1895年ロシアの科学者Konstantin Tsiolkovsky(写真)が、パリのエッフェル塔を見て思いついたもの。エレベータを上げ下げするために、宇宙の外側のケーブルの先にはおもり(CounterWeight)を置く。軽くて頑丈なケーブルに、カーボン・ナノチューブが使えるということで実現の可能性が出てきたという。
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