先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

宇宙エレベーター?

2018年01月21日 21時12分56秒 | 日記

宇宙エレベーターなるものが、実現可能になっているという。静止衛星は重力と回転遠心力のバランスで宇宙に静止している。この原理で、静止衛星(下の図でCenter of Mass)からケーブルを垂らしまた、バランスを取るために同じ重さのケーブルを宇宙に出し、地上に降りたケーブルを伝ってエレベーター(下の図でClimber)が宇宙に上り下りするというもの。この考えは1895年ロシアの科学者Konstantin Tsiolkovsky(写真)が、パリのエッフェル塔を見て思いついたもの。エレベータを上げ下げするために、宇宙の外側のケーブルの先にはおもり(CounterWeight)を置く。軽くて頑丈なケーブルに、カーボン・ナノチューブが使えるということで実現の可能性が出てきたという。

 

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ヘリコプター空母4隻?

2018年01月21日 14時43分53秒 | 日記

来年にはヘリコプター航空母艦が4隻になるという。大きいカガとイズモは、満載排水量2.6万トン、全長248m、最大幅38m、深さ23,5m、吃水7.1m、出力11.2万馬力、搭載ヘリコプター14機という。もう2隻は、ヒュウガとイセで、前の2隻に比べると、満載排水量1.9万トン、全長197m、最大幅33m、搭載ヘリコプター数11機と多少小型である。

搭載するヘリコプターは主としてSH-60Kで、その仕様は以下の通り。

乗員: 5、全長: 19.76m、 全幅: 5.43m、 全高: 5.13m、ローター直径: 16.36m 運用時重量: 9,900kg 

一方で、これら4隻のヘリコプター航空母艦にはステルス最新戦闘機F35Bの搭載能力がありそう。

実際、垂直離着陸ができるF35Bの大きさは意外に小さく、全長:15.41 m  全幅:  10.97 m 全高: 4.60 m 翼面積: 42.74 m2 空虚重量: 13,888 kgで、素人目には、F35Bも十分搭載できるように思う。

航空自衛隊の戦闘機部隊を大幅に増強案があることが新聞各紙で報道されている。現行では12個飛行隊(1個飛行隊の定数約20機)の戦闘機部隊を14個まで引き上げる方針で、当然F-35の導入計画もしているはず。垂直離着陸型のF-35Bでなくとも、F-35Aとかでもイズム、カガでは搭載できると思う。

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iPhoneの新型スマホにJDIの液晶パネル!

2018年01月21日 12時48分53秒 | 日記

JDIは2011年(平成23年)に株式会社産業革新機構、ソニー株式会社、株式会社東芝、株式会社日立製作所の4社が設立した 、中小型ディスプレイ専業の会社で、今迄もアップルが最大の顧客であったが、最近はスマホも有機ELになると思われ、韓国勢LGやサムソンが、ディスプレー市場を押さえてしまうというのが一般的な見解であった。それとともに、JDIも終わりかと思われていたが、新型iPhoneの半数以上に、JDIの新しい液晶パネル「フルアクティブ・フレックス」が採用されるという。

ジャパンディスプレイが開発したプラスチック製のスマートフォン向け液晶パネル

状液晶ディスプレー「フルアクティブ・フレックス」はプラスチックを基板に採用し、折り曲げられるため、デザインの自由度を拡大できる。熱に強く、光を通しやすいフィルム基板を採用し、ガラスとは違って落としても割れることはない。15ヘルツの低周波でも駆動するため、消費電力も低減できる。有機ELを使う場合と比べ製造コストは半減できるという。JDIは有機ELも開発して行くということで、 新分野でも期待したい。
 
デウィスプレーの世界では日本は当面、韓国の後背を拝むしかないと思っていたが、こういう話を聞くとうれしくなる。
 
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