ゴーン元日産会長の会社私物化は、ゴーン元会長が執行役員に指示してやっていたため、取締役会では、ゴーン腹心の役員しか知らず10年近くも隠匿されていたことが四kkる役員の内部告発であることが最近のマスコミ報道で分かった。そもそも執行役員とは取締役会には参加せず、取締役からの指示で業務を実行する(以下の説明参照)。最終検査報告でも日産の社内規定にある資格を持った者のみが検査するというのを無資格者が検査をしていた。たぶん、技術部門は、設計がしっかりしているからと開発取締役もコストダウンがおこなえて、よく矢田っと言うことで内実には無関心であったのだろう。検査問題だけでなく、ガス排出へせいもあるし、今回のゴーン会社私物化もある。取締役会が正しく機能していないから、このような不祥事は他に浮上すると思う。
内部告発して刑罰の軽減を減らして貰うのであるが、今回の有価証券偽証は刑罰が重く、軽減されても重い罪となるのは明らかであろう。それにしても、直属の上司ではなくその上や更に上の上司からの指示には日本のサラリーマン、ホイホイ喜び勇んで受けてします。
日本の企業はおおむねそうだが、特に日産はそういったガバナンスの概念にかけているから次々不祥事が出るのではないかと推測する。
追記::取締役会から委託を受けて、実際の企業経営と事業執行にあたる役員。商法で定める取締役とは違う。米国流のコーポレートガバナンスを実施する企業では、企業としての経営戦略を決定する取締役と事業部門を執行する執行役員を分ける。取締役は、執行役員を監視することになる。2003年に改正された商法では、この米国流コーポレートガバナンスを選択する企業を「委員会等設置会社」として認めている。