先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

GAAMのハードウエア事業には大きな戦略がある!?

2019年10月14日 04時53分30秒 | 日記

 Google(Alphabet), Apple,Amazon,Microsoftが、スマホなどの情報機器に力を入れている。アップルは元来がPCメーカーだから当然としても、グーグル、アマゾン、マイクロソフトは、システム屋もしくはソフト屋で、ハードウエアのバックグラウンドがないのにかかわらず、かつ、売上の比重も極めて小さいにもかかわらず、ハードウエアの開発には力を入れている。更におもしろいことに、アップルは音楽や動画などのコンテンツサービスは行っているもののハードが主体であるが、アップル以外はクラウドサービスで大きな売上と利益を出している。

下記の荒っぽい解析から見るとGaamのハードウエア提供には大きな戦略があるように思える。

 

Amazon:eBookのキンドルから始まって、AIアレクサを搭載したスマートスピーカ、先を見座したであろう音声指輪、音声眼鏡、エコーをベースにしたスマートホーム製品が沢山あるから、小売業支援だけでなく、色々な分野のシステムの開発を狙っているのだろう。下記の売上一覧からも、クラウドサービスAWSが急速に伸びているが、ハードウエア自体は多分野に埋もれている。しかし、エコーの伸びは大きい。

Googleは、スマホを失敗しながらも出し続けている。新型のPixel 3Aを出し、特にAR/VRを搭載し、Googleが売上を伸ばしているゲームユーザーを狙ったのであろう。しかし、下記の図のように、Googleの売上の主体は広告費とクラウドである。やはりハードウエアは、これからの色々な分野のシステム開拓を狙ったものであろう。

 

 

マイクロソフトもソフト・システム屋であるが、SurfacePro,SurfaceDuoなどPC/タブレットやスマホを提供し続けていて、しかもPC deha appuruniha nai, スクリーンを切り離せたり、スマホでは2画面を連結させ、8.3インチの画面に出来たり更にはGoogleのAndroidを採用するなど意表を突くが、やはりこれからの新分野のシステムでハード・ソフトで開拓すると言う戦略ではなかろうか?

 

 

アップルは当面はハードウエア主体か? サービスは音楽や動画のサブスクリプションサービス。