先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

西武鉄道がオアフ島に高架鉄道を建設!

2018年06月04日 09時48分09秒 | 日記

西武鉄道が、オアフ島に高架鉄道を建設という。西武鉄道系のプリンスホテルがハワイにはホテルを建てているが、鉄道間でを敷くとは。東洋経済が報じていた。以下その要旨::

真珠湾の西側に広がる住宅街・東カポレイを起点に、アロハスタジアム、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称・ホノルル国際空港)、ダウンタウンなどを経由して、ハワイ最大の人気商業施設「アラモアナセンター」に至る総延長32kmの高架軌道を建設する。

  

 

 この路線を建設する主目的は交通渋滞の緩和だが、観光客の交通手段としても活用できる。運営を担うのはホノルル高速鉄道公社で、実際の運行業務は日立製作所系の共同企業体(JV)が担う。

 車両も日立が製造することになっており、すでに納入が始まっている。総工費は67億ドル(約7300億円)以上と見積もられているが、資金不足から工事は遅れぎみだ。現在は2020年の一部開業、2025年の全線開業を目指している。

■ホノルル鉄道に意欲燃やす西武

 このホノルル鉄道計画に「どんな形でもいいから参加したい」と意気込む声が西武鉄道の関係者の間で上がっている。ハワイの強い日差しの下を走る鉄道運行の一端を西武が担う。実現すれば社員の士気も高まるに違いない。

 ホノルルの鉄道は「ゆりかもめ」のような無人運転方式。また、集電方式も架線ではなく線路に平行した軌条から電気を取り入れる第三軌条方式のため、運行管理もメンテナンスも西武の路線とはかなり違う。はたして西武のノウハウを生かす分野があるのか。西武鉄道のある幹部は「まだまだ夢物語」と言い切る。

 とはいえ、この鉄道路線が完成すれば西武には別の意味でメリットが大きい。アラモアナセンターの目と鼻の先には西武ホールディングスが所有・運営するホテル「プリンス ワイキキ」の高層タワー2棟がそびえ立つ。このホテルはワイキキビーチからやや離れた場所にあることが集客上のネックとなっているが、鉄道が開業すれば、終着駅となるアラモアナセンターはワイキキの玄関口として重要性が高まる。必然的にホテルの価値も向上するというわけだ。


イスラエルとパレスチナの戦闘、だんだんエスカレート!

2018年06月04日 05時42分42秒 | 日記

イスラエルは29日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)から計約100発の迫撃砲やロケット砲が撃ち込まれたと発表した。イスラエル軍は報復として同地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)などの拠点を空爆。2014年のイスラエルとハマスの大規模戦闘以降で最悪の衝突となった。国連安全保障理事会(UN Security Council)は米政府の要請を受けて30日に緊急会合を開く。

 過去数週間、イスラエルとガザ地区との境界沿いでは衝突が激化し、多数の死者が出ている。

 29日の攻撃では、ハマスとガザの武装勢力「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」が異例の共同声明を出し、イスラエルが拠点を攻撃したことへの報復として実行したと認めた。イスラム聖戦はイスラエル軍が27日に行った攻撃で戦闘員3人が死亡し、報復を誓っていた。イスラエル軍によると、ガザ地区からの29日の攻撃で同軍の兵士3人が負傷した。

2日夜と3日未明も、イスラエル軍によると、パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエル領内に向けてロケット弾が少なくとも4発発射された。3発は対空防衛システム「鉄のドーム」で迎撃されたが、もう1発は届かなかったとみられ、ガザ地区内に着弾したという。この攻撃を受け、イスラエル軍は3日、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの関連施設8カ所に報復の空爆をした。

 ロイター通信によると、一連の攻撃でけが人などは報告されていないという。

中東の紛争は、収まりそうもない。極東は何とか局地戦もないように米中会談で話し合ってほしいものである。


高齢者は低栄養状態に陥りやすい!

2018年06月04日 05時20分32秒 | 日記

高齢になると運動量が減り、食欲減退で低栄養状態に陥りやすく、その結果、フレイル(体重が減少し全身が衰弱する減少)や筋肉が減少するサルコベニア二なりやすいという。定年退職後しばらくは元気だから、そういう人たちにも仕事ができるよう官民一体で配慮すれば元気な老人を育成できて健康保険の赤字を発生させている老人医療費を減少させることができる。実際病院に行くと60%は確実に高齢者で健康保険が赤になるのは納得ゆく。

いか、時事通信社のレポート::

高齢者は日常生活の活動量減少による食欲低下などから、食事を十分取らず低栄養状態に陥りやすい。その結果、全身が弱って外出することが難しくなる「フレイル」=用語説明=や、筋肉量が減少する「サルコペニア」になるケースもある。フレイルやサルコペニアの認知度は低いが、日常生活に大きな影響を与え、寝たきり状態を招く恐れもあるため、決して軽視できない。
 フレイルやサルコペニアの症状は、加齢による全身の機能低下が目立つ75歳以上の高齢者で問題になっていた。しかし近年、糖尿病や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性心不全、肝機能障害などを患っている人の場合、50~60代でも前駆的な「プレフレイル」「プレサルコペニア」の症状が見られる。このような状態にどう対応したらよいか、専門医や管理栄養士に聞いた。

東京医科大学病院高齢診療科の羽生春夫教授

大事なのは全身状態

 一部の若年性認知症などを除き、原則として75歳以上の患者の診療を専門とする東京医科大学病院(東京都新宿区)高齢診療科の羽生春夫教授(老年医学)は「高齢になればなるほど、病気の治療だけでなく、全身の状態をどれだけ良好に保てるかが重要になる。全身の状態の悪化を少しでも緩やかにすることが、患者がどれだけ自立的に日常生活を送れるかどうかを大きく左右する」と強調する。このため、初診時には認知症やうつ病などともに、「フレイルになっていないか」「サルコペニアの兆候はないか」といった点も含め、全身の状態の把握に努めるという。
 一般的にはあまりなじみのないフレイルには、数値化され統一された判断基準はない。ただ、注意すべき複数の項目が提唱されている。主なものとして、(1)意図せずに年単位で生じた一定以上の体重減少(2)強い疲労感(3)歩く速度の低下(4)握力などの筋力低下(5)日常の歩行や家事など活動量の減少―などが挙げられている。このうち、該当するのが3項目以上ならフレイル、それ未満であれば、注意が必要なプレフレイルとされている。
 しかし、実際にフレイルやサルコペニアの兆候があっても、医療現場で施せる治療は少ない。「基本的には、十分な栄養の摂取と散歩など低負荷の運動の励行が一番の対策だ。その意味では介護分野との連携が重要になってくる」と羽生教授は話す。このため「介護予防」「転倒予防」などを目的に地域で開催されているイベントに参加してもらうことも有効だ。羽生教授は「フレイルやサルコペニアは、適切な対応を取れば回復することができる。できるだけ早期に発見して対応することが大切だ」と指摘する。


米、非核化へ長期化容認。トランプ大統領、事実上の方針転換

2018年06月03日 01時01分47秒 | 日記

 

多くのマスコミは、アメリカが北の非核化は長期化するという判断をしたと報じている。北朝鮮は、中国やロシアを陣営に持っているし、核兵器やICBMもある低で開発しているので、ので、短兵速に解決すると犠牲位が多いと思われる。mと戸は共産主義体制であったこれらの国々では民主主義は育っていないが、特に北は脱北者が相次いでいるし、クーデターも起こったのではないかという報道もある。期アtの独裁専制体制は長くは続くとは思えないし、無駄な犠牲を出すより平和裏に解決したほうがよ言うにきまっている。

以下は時事通信社の見解:
 
首脳会談を「プロセスの始まり」と位置付け、短期間での非核化実現を迫ってきた交渉が想定より長期間かかることを認める事実上の方針転換を行った。一方、北朝鮮が求める体制保証に関しては、朝鮮戦争の終結宣言を実現することで自身の成果としたい考えを示唆した。

 「時間をかけて構わない」。トランプ氏は1日、非核化の進め方について、ホワイトハウスで金正恩朝鮮労働党委員長の最側近・金英哲党副委員長と会談した際、こう語りかけた。トランプ氏は会談後、記者団にやりとりを明らかにすると同時に、12日の会談は「(正恩氏と)知り合いになるための機会」のようなものだと述べた。

 迅速な「完全かつ検証可能、不可逆的な非核化(CVID)」を求める米国と、「段階的な非核化」を訴える北朝鮮の溝は埋まっていない。こうした中でトランプ氏は、非核化まで制裁を解除しないと明言しながらも、首脳会談を1度限りでなく、複数回重ねることで最終合意に至るという現実的なプランに転じたもようだ。事実上の方針転換の背景には、具体的成果よりも首脳会談を「歴史的偉業」として成功させることを最重要視したことがあるとみられる。 

銀河系の中心で、宇宙誕生直後に、銀河系が誕生する前に、生成された恒星が続々見つかっている!

2018年06月02日 14時53分12秒 | 日記

宇宙誕生直後に誕生した星は、、水素、ヘリウム、少量のLiから成り立っていて、金属の量が極端に少ない。したがってそういう星は水素を含むが他の元素を含まない星を探せば見つかることとなる。これに着目した、オーストラリア国立大学(ANU)のスカイマッパー望遠鏡には、鉄をほとんど含まない“貧血星”の独特の色を検出するユニークな能力があって、宇宙誕生の歴史で最も古い星を拝見している。自然科学の分野でも創意工夫があれば面白い発見ができるということだろう。、

ANUのスカイマッパー望遠鏡

この話は、一般社団法人STEAM教壱岐教会の科学検定というサイトなどに掲載されている::

そういった星は、宇宙誕生の直後に誕生し、天の川銀河(銀河系)の中心近くにあるという。英ケンブリッジ大学とオーストラリア国立大学の合同研究チームが発表した。

不思議な光を放つこれらの天体は、自身の重力によって凝集したガス塊で、わかっている限りでは最古の純粋な組成を持ち、極超新星(ハイパーノバ)と呼ばれる巨大爆発によって死を迎えた更に古い恒星の物質を含んでいるという。

「これらの原始の星は、宇宙で最も長く生き続けている恒星であり、われわれが見た中で最古の恒星なのは確かだ」と、研究論文の筆頭著者であるANUのルイーズ・ハウズ(Louise Howes)氏は述べる。

天の川銀河は基本的に、これらの初期形成恒星の周囲に形成された。今回見つかった9つの純粋な恒星は、初期宇宙の状況に関する現在の理論に異論を唱えるものと言える。「これらは、炭素、鉄など重い物質の含有率が驚くほど低く、最初期の恒星は通常の超新星として爆発したのではない可能性を示唆している」とハウズ氏は話す。

いま考えられるのは、「高速で回転する恒星が爆発して通常の超新星の10倍のエネルギーを放出するとされる極超新星として一生を終えたのではないかということだ」とハウズ氏。

ビッグバンの直後の宇宙は全体が、水素、ヘリウム、および少量のリチウムだけから成り立っていた。酸素やナトリウムなどを含む他の元素はすべて、恒星の内部、または恒星が超新星爆発で死ぬときに作られた。したがって古い恒星を見つけるには、金属の含有が非常に少ない恒星、つまり水素を多く含むが他の元素はほとんど含まない恒星を探せばよいことになる。

最初期の恒星は、重力の影響が最も大きい銀河の中心でできると考えられていた。しかし数十年の研究の結果、銀河系中心部のほとんどの恒星は、太陽や近隣の恒星と同程度の金属含有量であることがわかった。銀河系中心部の恒星は46億歳の太陽より70億年ほど古いが、それでも初期宇宙の状態を知るには不十分ということだ。

プロジェクトリーダーであるASU天文学・天体物理学研究学院(RSAA)のマーティン・アスプルンド(Martin Asplund)教授は、銀河系中心部にある数十億の星の中から希少な古代遺跡のような星を見つけるのは、それこそ干し草の山から針1本を見つけ出すようなものだという。

「ANUのスカイマッパー望遠鏡には、鉄をほとんど含まない“貧血星”の独特の色を検出するユニークな能力がある。今回の研究ではそれが不可欠だった」とアスプルンド氏は述べる。

研究チームはスカイマッパー望遠鏡で500万個におよぶ星を次々に観測して最も純粋、すなわち最も古い標本を選別し、ニューサウスウェールズ州にあるアングロ・オーストラリアン望遠鏡とチリにあるマゼラン望遠鏡でさらに詳細を調べ、標本の化学組成を明らかにした