昨日の豪雪の話しに奥利根のことを少々書きました
今日はその春まだ浅い奥利根の山を兎岳から南の山並みへ目を向けてみます。
昨日と同じ山旅のなか
誰もいない丹後山の避難小屋で夜明けを迎え、大水上山を目指しました。
日の出前まだ薄暗い中、山肌に残る雪がほのかに赤みを帯びてきました。
奥利根は雲海の下、遠く上州武尊は大海原に浮かぶ孤島です。
大水上の山頂手前で日の出を迎えました。
丹後山から越後沢山までの残雪は朝陽にオレンジ色に染まって行きます。
目線を少し西に向けると、丹後山から越後沢山そして本谷山までの残雪の多さに圧倒されます。
利根川の源頭、大水上山東斜面にできるカールに朝陽が差し込めます。
(サムネールをクリックしてみてください)
美しい
荘厳であり、神々しくもありそしてただただ美しくもあるこの時、苦痛のすべてが昇華されて行くのです。
先を急ぐ必要はありません。
ただそこにたたずみ風に耳を傾け自分も同じ朝陽を体中に感じる。
そしてこの空気を心に焼き付けるだけ。
それを言葉に出してみる、山っていいな~って。
このカールをはじめ、丹後山東斜面、すぐ北側の兎岳南東斜面から巻倉沢源頭、兎岳北斜面は
昔5月の連休にひとりスキーで日がな一日遊んだところでもあります。
陽も高くなり、兎岳へ向かう途中から
上越国境稜線の山並み
手前から大水上山、丹後山、越後沢山、本谷山
そして写真には写っていませんが遠く巻機山さらに谷川連峰東端の朝日岳が見えます。
大水上山以南の分水嶺の東側(左側)が群馬県です。
恐ろしいほどの残雪を抱えています。
これが谷川連峰まで続くのです。
国境を挟んで越後側では春の訪れも早く木々の芽吹きも進む一方、上州側ではまだまだ早春。
ここはまさに季節をも分けてしまう国境なんだな~なんて感心してしまします。
初夏ここを訪れると本当にそう感じてしまいます。
足元に目を向ければシロバナノヘビイチゴでしょうか?
似ていますが、花も葉っぱもこっちの方がしっかりしているように見えます。
白い花弁の縁が薄っすらとピンク色になっています。
雪の消えた登山道には、ゆっくりですが着実に春は訪れてくるのです。
今日はその春まだ浅い奥利根の山を兎岳から南の山並みへ目を向けてみます。
昨日と同じ山旅のなか
誰もいない丹後山の避難小屋で夜明けを迎え、大水上山を目指しました。
日の出前まだ薄暗い中、山肌に残る雪がほのかに赤みを帯びてきました。
奥利根は雲海の下、遠く上州武尊は大海原に浮かぶ孤島です。
大水上の山頂手前で日の出を迎えました。
丹後山から越後沢山までの残雪は朝陽にオレンジ色に染まって行きます。
目線を少し西に向けると、丹後山から越後沢山そして本谷山までの残雪の多さに圧倒されます。
利根川の源頭、大水上山東斜面にできるカールに朝陽が差し込めます。
(サムネールをクリックしてみてください)
美しい
荘厳であり、神々しくもありそしてただただ美しくもあるこの時、苦痛のすべてが昇華されて行くのです。
先を急ぐ必要はありません。
ただそこにたたずみ風に耳を傾け自分も同じ朝陽を体中に感じる。
そしてこの空気を心に焼き付けるだけ。
それを言葉に出してみる、山っていいな~って。
このカールをはじめ、丹後山東斜面、すぐ北側の兎岳南東斜面から巻倉沢源頭、兎岳北斜面は
昔5月の連休にひとりスキーで日がな一日遊んだところでもあります。
陽も高くなり、兎岳へ向かう途中から
上越国境稜線の山並み
手前から大水上山、丹後山、越後沢山、本谷山
そして写真には写っていませんが遠く巻機山さらに谷川連峰東端の朝日岳が見えます。
大水上山以南の分水嶺の東側(左側)が群馬県です。
恐ろしいほどの残雪を抱えています。
これが谷川連峰まで続くのです。
国境を挟んで越後側では春の訪れも早く木々の芽吹きも進む一方、上州側ではまだまだ早春。
ここはまさに季節をも分けてしまう国境なんだな~なんて感心してしまします。
初夏ここを訪れると本当にそう感じてしまいます。
足元に目を向ければシロバナノヘビイチゴでしょうか?
似ていますが、花も葉っぱもこっちの方がしっかりしているように見えます。
白い花弁の縁が薄っすらとピンク色になっています。
雪の消えた登山道には、ゆっくりですが着実に春は訪れてくるのです。