野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

実生バラ 

2011-08-01 19:30:36 | バラ
バラは原種を除き、実生では親と同じ花にはなりません。
極論を言えば、原種意外の実生のバラはすべて新品種になります。
出来たものが評価されるか否かで、新品種として日の目を見る事もあるということです。
評価の中身は、色、形、香り、耐病性や四季咲き性だったりします。たぶん

ここにあるバラは2種類の実生バラです。
種の親はイングリッシュローズのメアリーローズとワイフ・オブ・バスです。

どちらがどちらかは分かりませんが、たぶん1段目がワイフオブバス。
2~4段目(同じバラ)がメアリーローズだと思います。

ワイフ・オブ・バスの子孫と思われる根拠は、なんとなくミルラの香りがすること。
その他は・・・・う~ん 何と無くです。
花径は5cm程度、四季咲き性はあまり良くありません。
株もちっとも大きくなりません。
なので本当は処分してしまおうと思ったのですが、それでは可哀相なのでそのまま面倒を見ることにしました。


そしてこちらはメアリーローズの子孫だと思います。
花色が何と無く似ているのと、香りも何と無く似ているような気がします。
花径はやはり5cmくらい、四季咲き性はそれほど強くはありませんが、ポツリポツリと咲いています。
半日陰で殆ど面倒も見ていないので、この環境を変えてあげればもっと花付も良くなるかもしれません。

春の一番花は形が美しい。


同じ株でもこのように花色がツートンに成る事もあります。


メアリーローズと違い平咲きと言うか一重咲きのような咲き方も気に入っています。
香りも程良く爽やかに香ります。

と、ま~こんな風にバラを楽しむのも面白いかも知れませんよ。
発芽をさせ花を咲かせてみる、開いてみるまでどんな花になるのか全く想像もつかないなんて、
それだけでもわくわくするじゃ~あ~りませんか!

そして偶然にも素晴らしいバラの誕生、な~んてこと・・・あるわけ無いか。