5月5日、あいにくのお天気、山桜を追って会津へと足を向けてみることに。
朝の天気予報と違い、午前中から雨が落ちてきている。
川治から五十里湖の辺りは新緑に山桜がとても美しい。
雨も降っていて条件としては良いのだが、車の通りも多く、車道での撮影はちょいと無理。
さらに北上して、三依から山王峠あたりの新緑はまだまだ先だ。
中山峠を越えて舘岩村から桧枝岐を目指してみる。
今年は雪が少ないのか、それとも春が早かったのか峠の東側へ連なる山々の斜面はすでに薄緑色だ。
20数年前の暖冬だった年の5月の連休、会津駒登山の途中で見たこの峠付近の斜面はまだ雪の中だった。
峠の少し手前、谷を隔てた対岸の斜面の新緑がとても美しい。
パステルグリーンの中に、ぽつりぽつりと控えめに山桜が咲いている。

峠を越えて番屋へ入る。 こっち側は雨は降っていない。
トンネルを越えただけなのに季節の進みが明らかに違う。芽吹きはまだまだ先だ。

送電鉄塔へと続く踏み跡を登てみる。
見渡す斜面にはたくさんの山桜が見えるのだが、展望も利かず梢越しとなってしまう。

この時期、この山奥で見る山桜は栃木県南あたりで見られる白に近い色の花とは違い、ちゃんと桜色をしている。
オオヤマザクラであろう。
望遠レンズで上手く切り取ってみる。

遠目に見えていた山桜が鉄塔基部からは眼下に見えている。

番屋集落方面へ向かう。
と、間もなく道路沿いに見事なオオヤマザクラが見えてきた。

川を挟んだ反対側の斜面も山桜がいっぱいだ。
が、車道沿いでは電線が邪魔をして、上手くフレーミングできない。
道路脇の斜面を登り撮影位置を探す。これがやっとだ。

頭上の山桜の落ちた花びらかと思い足元に目を向けると、小さなスミレだ。
よく見ればたくさん咲いている。 たぶんヒナスミレだろう。

しばしこの付近で撮影をする。

株元には山蜂の巣がかけてある。 山桜の蜜を多く含む百花蜜となるのだろう。


番屋集落はまるで桃源郷のようだ。山桜にタムシバが集落の其処彼処で咲いている。
八総を過ぎ、桧枝岐方面へ山桜を探しながら向かう。
探すというよりも、山桜、タムシバが花盛り、街道沿いがすべて山桜とタムシバだ。
ただただ美しい奥会津の山里の風景だ。
桧枝岐の集落を越え、適当な所で引き返す。
途中で車中より目星をつけていたところで車を止め、カメラポジションを探しシャッターを切っていく。
伊南川沿いで見つけた山桜、雪崩の直撃をまぬがれて。


さらに小豆温泉入口に車を止め、あらかじめ目星をつけていた山桜を狙ってみる。
伊南川を挟んで向こう岸の山桜、梢越しにフレーミングしてみる。

迫力ある伊南川の激流とともに

スノーシェッドに登って

さて、午後の4時か・・・ いい時間になってきた。 そろそろ帰還せねば。
道中は長い。栃木の一番北から一番南まで帰らねばならないのだ。
そろそろ渋滞も解消しているころだろう。
栃木の入ると再び小雨になった。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
朝の天気予報と違い、午前中から雨が落ちてきている。
川治から五十里湖の辺りは新緑に山桜がとても美しい。
雨も降っていて条件としては良いのだが、車の通りも多く、車道での撮影はちょいと無理。
さらに北上して、三依から山王峠あたりの新緑はまだまだ先だ。
中山峠を越えて舘岩村から桧枝岐を目指してみる。
今年は雪が少ないのか、それとも春が早かったのか峠の東側へ連なる山々の斜面はすでに薄緑色だ。
20数年前の暖冬だった年の5月の連休、会津駒登山の途中で見たこの峠付近の斜面はまだ雪の中だった。
峠の少し手前、谷を隔てた対岸の斜面の新緑がとても美しい。
パステルグリーンの中に、ぽつりぽつりと控えめに山桜が咲いている。

峠を越えて番屋へ入る。 こっち側は雨は降っていない。
トンネルを越えただけなのに季節の進みが明らかに違う。芽吹きはまだまだ先だ。

送電鉄塔へと続く踏み跡を登てみる。
見渡す斜面にはたくさんの山桜が見えるのだが、展望も利かず梢越しとなってしまう。

この時期、この山奥で見る山桜は栃木県南あたりで見られる白に近い色の花とは違い、ちゃんと桜色をしている。
オオヤマザクラであろう。
望遠レンズで上手く切り取ってみる。

遠目に見えていた山桜が鉄塔基部からは眼下に見えている。

番屋集落方面へ向かう。
と、間もなく道路沿いに見事なオオヤマザクラが見えてきた。

川を挟んだ反対側の斜面も山桜がいっぱいだ。
が、車道沿いでは電線が邪魔をして、上手くフレーミングできない。
道路脇の斜面を登り撮影位置を探す。これがやっとだ。

頭上の山桜の落ちた花びらかと思い足元に目を向けると、小さなスミレだ。
よく見ればたくさん咲いている。 たぶんヒナスミレだろう。

しばしこの付近で撮影をする。

株元には山蜂の巣がかけてある。 山桜の蜜を多く含む百花蜜となるのだろう。


番屋集落はまるで桃源郷のようだ。山桜にタムシバが集落の其処彼処で咲いている。
八総を過ぎ、桧枝岐方面へ山桜を探しながら向かう。
探すというよりも、山桜、タムシバが花盛り、街道沿いがすべて山桜とタムシバだ。
ただただ美しい奥会津の山里の風景だ。
桧枝岐の集落を越え、適当な所で引き返す。
途中で車中より目星をつけていたところで車を止め、カメラポジションを探しシャッターを切っていく。
伊南川沿いで見つけた山桜、雪崩の直撃をまぬがれて。


さらに小豆温泉入口に車を止め、あらかじめ目星をつけていた山桜を狙ってみる。
伊南川を挟んで向こう岸の山桜、梢越しにフレーミングしてみる。

迫力ある伊南川の激流とともに

スノーシェッドに登って

さて、午後の4時か・・・ いい時間になってきた。 そろそろ帰還せねば。
道中は長い。栃木の一番北から一番南まで帰らねばならないのだ。
そろそろ渋滞も解消しているころだろう。
栃木の入ると再び小雨になった。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR