野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

大水上山へ

2015-09-16 21:57:54 | 山歩き・山の写真
週末は会津の山へチチタケ採りにと考えていたが、先日の大雨の影響が道中でどの程度出ているかわからない。
で、日光か?とも考えたが、いろは坂は通行止めだし、栃木県北方面はやめよう。
いろいろと思案したが、ず~っと昔に丹後山の登山道でチチタケをたくさん採ったことを思い出した。
で、丹後山をきのこ採りを兼ねて歩くことにした。
が、金曜日は日中からどうも体の調子がよろしくなかった。
夕食後にどうしょうか迷っていたが、どうせ行かなければ欲求が不満するのは分かっているので、10時過ぎに家を出た。

お天気も久しぶりの快晴になるようだし、現地に行ってしまえば何かしらできる。



秋空だねぇ~


新潟に入ると、所々路面が濡れている。少し前まで雨が降っていたのかな?
三国ダム湖畔の駐車場に着くと、明らかに降雨があったことが分かるくらいに路面が濡れている。
が、夜空は快晴、お月さんも出ていないので美しい満天の星空だ。
久しぶりかでこんなに美しい星空を拝んだ。 三脚を持ってこなかったことが悔やまれる・・・

仮眠を取った後、ランプを頼りに歩き出す。 時に4時半だ。
これならば登りにかかる頃には目が利くようになる。

で、登り始めは降雨後とあって、濡れた草で靴はびっしょりだ。
で、ちらほらとはきのこはあるが、食べられそうなものは少ない。
チチタケはどうだ。イグチの仲間やニガクリタケ、カバイロツルタケにベニタケばかりだ。
ベニタケやツチカブリの生えているところでは、茂みの中を丹念に探してみるが、やはりチチタケは無い。

こんな感じで、きのこを探しながらの登行なので、体調の悪いところに持ってきてより疲れを感じてしまう。

どうにかここまでたどり着けた、といった感じだ。
ここまででチチタケ一本のみ。 あ~疲れた。


階段状の急な斜面をあと一段で登りきろうとしたき、目線のすぐまん前で大きくない青大将が日向ぼっこをしていた。
不意だったので驚いたが、なんとも可愛らしいその顔と目にしばし見入ってしまう。
大将も必死に威嚇をしているのだろう、割れた舌を盛んにペロペロとやっている。
それがなんとも面白い。
シャッターを切ろうと急いでカメラを構えると、する~っと笹の茂みへ姿を消してしまった。

さて、どうにか8合目まで来れた。


ほぼ快晴だ。
雨上がりとあって、空気は澄み切っていて陽射しが強烈だ。




下津川山から巻機山までもがくっきりと見える。



昨年歩いた越後沢山からの笹尾根もこの通りだ。



あとはのんびりと大水上山まで歩いて行くだけ。



秋だね~



何にもない草っぱら



なんだかのどかだね~



笹はすっかり刈りはらわられている。




大水上の登りから丹後山方面を見る。


間もなく大水上山へ到着。


今回はここまで。 



この先のコブまで行ってみることに。



真っ赤なのはナナカマドの実



巻倉沢に残雪が見える。
以前、兎岳山頂からあの残雪のあたりまで、スキーで一気に滑ったことがある。



十字峡から中ノ岳、兎岳と縦走してきた男性としばし雑談。
4時過ぎに登りだして、まだ9時を少し過ぎたばかりだ・・・  。
ちょいと速くないですか?



ここで1時間くらい撮影したりして時間をつぶす。
毎度おなじみコロッケパンもいただく。
今回のコロッケパンはいつも寄る地元セブンが品切れだったので、群馬県は赤城山ろくのセブンで買った。
なんだか名前も微妙に違っているように思った。
で肝心の味は・・・   ソースが少しばかり甘い! 佐野のセブンのソースはも少し辛くて美味い。
いもフライのソースになれた佐野人向けには、やはり同じような味のソースにするのかな・・・
なんだかいもフライが食べたくなってきた。




きりがないので、この辺で切り上げる。





アキノキリンソウ


登山道沿いで秋の草花を期待していたが、こう刈り払われてしまっては昔のようにはいかない。







帰りに、避難小屋で水を補給しようと飲んでみると、ものすごくコケ臭い。
天水をろ過しているのかと思っていたが、どうも違うらしい。
天水をそのままタンクに貯めているらしい。
それにしては、水は澄み切っていて、異物など入っている様子は無い。
もしかしたら、ろ過する小さな仕組みが組み込まれているのかな?
生のままではあまり美味くは無いので、300CCくらい飲んでやめた。
今日までお腹の調子に異常が無いところを見ると、ぜんぜん問題は無いのだろう。









さよなら、丹後山



7合目からはきのこを探しながらゆっくりと下って行く。
丹念にチチタケを探すが、あるのはカバイロツルタケばかり。
いちおう可食と言うことだが、テングタケの仲間、食べる気にはならない。
こう見ると栗まんじゅうのようで、美味そうだが・・・・



カバイロツルタケ



        カバイロツルタケ
        


ツエタケ   これもたくさん生えていた。



イグチの仲間  何というきのこかは分からない



一見クリタケのようだが・・・   これニガクリタケ。猛毒のきのこだ。



1合目と2合目の間にたくさん出ていた。
同じく。  美味そうに見える。


で、結局 今回の収穫はチチタケ2本と小さなムラサキヤマドリのみ。
何年か前の7月下旬に来たときには、ムラサキヤマドリとたくさんのタマゴタケを採って帰った。

なんだか消化不良の山歩きになってしまった  なぁ。
NIkon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR