先日、娘(妊娠8ヶ月)が3Dエコーの画像をLINEで見せてくれた。
3Dエコーとは3次元の超音波画像。
従来の2Dとは違って、おなかの赤ちゃんの様子が立体的に見える。
「3Dは別料金なんだけど、先生がサービスで撮ってくれた」とのこと。
目鼻立ちがはっきり見える。その鮮明さにびっくり!
いやはや、技術の進歩はすごい!
4D(3Dに動きが加わったもの)てのもあるらしい。
母のところに行ったとき、
「すごいね~」「かわいいね!」なんて言いながら二人でその画像を見ていた。
「昔は生まれるまで男か女かもわからへんかったし、
跡取りを生まなアカンて言われて辛かったな~」と母。
そんな時代だったんやね。
私も、第一子が男子で、ホッとしたのを覚えている。
「五体満足やったら、どっちでもいいな~」
と母が言った時、
その昔、息子の出産間際に夫に言われた言葉を思い出した。。。
「障害児が生まれるのは卵子に問題があるかららしいよ」
当時の私は30歳。30過ぎたら高齢出産と言われていた時代。
背筋が凍るような言葉だったが、
夫は仕入れてきた知識をひけらかすように、あっけらかんと言った。
あぁこの人は悪気はないんだ、気がつかないだけなんだ。
でも、初産で不安いっぱいの妻に言う言葉?
もしも障害のある子が生まれたら、離婚して私ひとりで育てようと思った。
妊娠初期、切迫流産で長期入院した時は
母に、「自然に任せて、流れるものは流したほうがいい」と言われた。
これもショックな言葉だった。
言った本人はとうに忘れているようだが、私は忘れられない。
折に触れて、今でも思い出す。