明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

元姑の訃報

2021-03-27 | ひとりごと
娘からLINEあり。

「おばあちゃん(元夫の母)が三日前に亡くなったって
 叔父さんから電話かかってきた。
 お通夜、告別式は近場の者で済ませた。
 今後のこと、相続のことでお兄ちゃんと連絡取りたいけど
 メールしても返事がないから電話番号教えてって」

96歳の大往生だ。
ここ数年は認知症が進み、施設入所していた(らしい)。
子どもたちが父親の墓参りに行ったついでに会おうと思っても、
取り次いでくれる叔父(元夫の弟)の都合が合わず、
「会っても話せないし、もう誰が誰かもわからなくなってる」
とのことで、とうとう会わずじまいだった。

私がまだ長男の嫁だったころ・・・
姑は家付き娘で、代々続いた家を守って継いでいくことが
自分の使命と心得ているような人だった。
全く価値観の違う私にはさぞやがっかりしていただろう。

だからといって意地悪されたことはなく、いつも穏やかな人だったが
とにかく「早く帰ってきて面倒を見てくれ、家を継いでくれ」
その一心で、私たちを苦しめてくれた。

舅が他界し、その翌年に息子(元夫)にも先立たれ・・・
それからあとは私は縁が切れたのでわからないが、
長生きが辛い毎日だったことだろう。
ボケて何もわからなくなって、むしろよかったかも。

コロナ禍ということで、東京に住む娘には
葬儀は事後報告だったのだろう。






さて、さっそく相続の話である。

元舅(息子たちには祖父)が他界した時は一切を元姑が相続した。
元姑の相続人は義弟、義妹、
そして(元夫が他界しているので)うちの息子と娘が代襲相続人となる。
おそらくいろいろややこしい話になるのではないかと。
家、蔵、田畑、墓・・・
息子も娘も相続放棄すると言っていたが、
それにしても手続きがあるし、息子は中国だし。

連絡取るのもひと苦労なんだよね、中国。
We chatもヤフーメールも不安定で。

息子もご苦労なこった。
叔父さんとはフレンドリーに事が運ぶことを、
外野の母は祈るしか出来ない。