明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

うっかり(汗)

2021-05-24 | ひとりごと
なぜか、このところブログのコメント欄が閉じていたようです。
知らぬ間に設定をいじったのでしょうか、本人全く気付かず
直しましたのでどうぞ~ 
(hirorinさん、教えてくれてありがとうございますm(__)m )


『在宅ひとり死のススメ』

2021-05-24 | ひとりごと



お家でひとりで死ねますか?
はい、できます。家族がいてもできますが、いなくてもできます。
独居でもハードルは越えられます。ガンなら楽勝。認知症でもOKです。
それもこれも、介護保険あってこそ。(本書より抜粋 )



ひとり暮らしの高齢者にとって一番気がかりなのは
ひとりで暮らせなくなった時にどうするかということ。
そして、死んだあと何カ月も発見されず、
気づいたときにはもうぐちゃぐちゃで原形をとどめない・・・
なんて事態にならないかということ。

そういう漠然とした不安、私もたまに想像してはゾッとする。

誰かと同居する?施設に入る?
いやいや、遠慮したり気を遣ったり、窮屈な思いをするのはイヤだ。
一度自由気儘な暮らしの快適さを味わってしまったらもう
誰かと一緒になんて暮らせない。
だったら、やっぱりひとりで暮らすしかない。
要介護になっても、認知症になっても、ひとりで暮らせるか?


そんな疑問に上野先生が答えてくれている。



ちなみに、
「独居高齢者の生活満足度の方が同居高齢者より高い」
というデータがあるそうだ。

「生活満足度」とは、平たく言えば「幸せに感じるか」。
同居者が一人、つまり「夫婦世帯」か「親ひとり子ひとり世帯」が最低で、
独居者や、同居者が二人、三人、四人以上・・・よりも一番、満足度が低かったそうな。
うん、これは実感(^0^)

独居の場合、子どもがいようがいまいが満足度の高さは変わらないと。
つまり、ひとり暮らし、サイコー!ってことですナ。

母を見ていると、今が一番自由で幸せというのがよくわかる。
出戻ってきた私も追い出されたもんね^^;

だから、出来ることならいつまでもこの「幸せ」が続くように
ひとり暮らし継続の可能性を探したい。
ていうか、みんないつかはおひとりさま。
結婚してもしなくても、子どもがいてもいなくても。
他人事ではありませんぞ(^-^)


     



死んでから何カ月も経ってみつかる、いわゆる「孤独死」。
これは圧倒的に50代後半から60代の男性に多いんだそうな。
生きている時から孤立していて人間関係を築けていない男性。

かたや女性は友人お仲間がいるし地域に根付いて暮らしている。
必ず誰かが気づいてくれる。
電話に出ない、新聞がたまってる、水道メーターが動いていないetc.

そして高齢者は突然死、急死はしないから大丈夫と。
PPK(ピンピンコロリ)で逝きたいなんて言うけれど、
年寄りの死というのは、徐々に弱ってフレイルになり(要介護状態になる)、
だんだん動けなくなり、食べられなくなり、寝てばかりになり・・・
そして息が止まる。
だから、何カ月も経ってから死んでるのが見つかる
などという事態にはならないと。

いわゆる老衰、自然死、寿命ってやつね。
ちょっと安心した。