明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

久しぶりに大ゲンカ^^;

2022-02-05 | 母との確執
昨日は母の3回目のコロナワクチン接種の日。
付き添いのため、いつも通り朝から母宅へ。
今週は月曜日が歯科通院だったので二度目の母宅訪問だ。

接種時間までに掃除や片付け、料理などやることはいっぱいある。
そのつもりで行ったのに母は浮かない顔。
うるさいのが来たイヤやなぁと書いてある。
まぁいつものこと。嫌われているのは承知の上だ。

行ってまず目についたのが、ごみの袋。
月曜日にまとめておいた「燃えるごみ」の袋と
段ボールを束ねた「紙ごみ」がそのまま置いてある。

母のマンションはゴミ倉庫に鍵がかかっていて、
回収日の前日夜から当日朝までの限られた時間しか開錠されないので、
私のような住人でない者はゴミを出せない仕組みだ。

明日ちゃんと出しておいてね、うん出しておく、と言ったのに。
ゴミの出し忘れがここのところ続いている。

「忘れてん。今日は出す」
「出しに行くのが大変やったら〇〇(弟)が持ち帰るから」
「いやいや、自分で出しに行く。たまたま忘れただけ」


昼食後、
冷蔵庫の萎びかけた大根救済のため煮物を作りながら
介護認定そろそろ受けよう、と話を切り出す。
案の定、母が怒りだした。

「私ひとりで何でも出来てるやん。なんでアンタら、ヤイヤイとうるさいの!」
「医者もひとりで行ける。アンタら付いてこんでもいい」
「はあ~~?」

もう堪忍袋の緒が切れそうだ、
だいたいしょっぱなから機嫌悪いのがミエミエだったし。
アカンアカン、切れる切れる、切れた~~!ブチッ

「ひとりで出来るて? 何がひとりで出来てるのん。
 買い物も行かへんゴミも出さへん洗濯もせえへん。
 自分で作って食べてる言うても材料は誰が買ってきてると思てるねん!」

「医者ひとりで行かせたら向こうが心配しはるねん。お迎えに来られますか?て。
 薬局寄るのもしんどいんでしょーが!」

ドッカーン! と言うてしまいましたわ。
腹立ち紛れに鍋の中に砂糖も醬油もガンガン投入。

敵もさるもの、しっかり言い返す。
「そら寒い時は行かへんけど、春になったらなんぼでも行く」
「勝手にひとの大根使わんといて。自分で作るがな」

ムッカ~! 
大根に罪はないのに、エラい味の濃い煮物が出来上がったことだろう。
腹が立って味見もしていない。


そろそろ出かける時間。
何度も手提げかばんの中を出したり入れたりしている。
「予診票、保険証、念のためにおくすり手帳、ちゃんと持った?」
「持った」

クリニック到着し、受付けで「予診票を」と言われ、
私の顔を見る母。「いやぁ忘れたわ」
「え、さっき入れてたやん」
「いやそんなん見てへん」
カバンの中を見るとちゃんと入っている。
「これのことよ」
「あ、そうか」

大丈夫か^^; 

家族には強気でもよその人には自信なさげ。
何を問われているのかがすぐには理解できず、テンパる。
焦ってわけがわからなくなるようだ。
これでよくもまぁ、付き添い要らん、なんて言えたものだと
まだムカついている私は腹の中で思うが、
私を見上げた時の母の眼を見ると可哀想になる。
自分もいつかあんなふうになるんかな・・・。

無事接種が終わり、家に送り届けたらどっと疲れが。
〇ーブスでガシガシとマシンを動かし、スーパーでチューハイと弁当購入して帰る。
これで憂さを晴らす。オッサンか。

夜に、その後大丈夫かと電話したら「何が?」

「さっきワクチン接種したでしょ、熱出たり腫れたりしてない?」
「ああそうやった、大丈夫なんともない」

「大根、おいしかったわ」
はぁ~。






おまけ

3回目接種を早く早くと国は急かすけど、
そもそも接種券が手元に届いていない人も。

でも、個々に割り当てられた接種券番号は1,2回目と同じ。
だったら、接種券がなくても番号さえわかれば打てるんじゃないの?
1,2回目の接種済証に番号は記載されているから、
接種済証持参で接種可にすれば?と思うのだが。