風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

POPOの散歩道1

2006年09月30日 | 清水ともゑ帳
ポポの散歩中、
さつき通りの中央分離帯の緑の間に、
赤い何かが顔をのぞかせていました。
近づいてみると、彼岸花でした。

ここに彼岸花が咲くとは知らず、
日々、通っていたのですが、
この球根たちは、
みなと祭りの太鼓の音や、
踊り手の足音など、
地中で聞いていたのだなぁと、
夏を振り返って思いました。


紫式部でしょうか。
花の名前に疎いのでよくわかりませんが、
この紫色を見ると、秋だなぁと感じます。



エンジェルストランペットのふわっとした淡い色も好きです。




あおい塔

2006年09月28日 | 静岡
静岡市役所の中へ初めて入った。

市役所の近くで働いていたこともあるので、
建物の周りはよく歩いたけれど、
中へ入ったことが一度もなかった。

昨日、市役所の新館へ用事があって出かけた。
清水市が静岡市と合併して3年半。
あたしって「静岡市民」なんだなぁって、思ったら、
見慣れていた「あおい塔」も、
初めて出合った建物のような気がした。

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「あおい塔」

静岡市役所本館の地下1階地上4階の建物。
浜松市出身の建築家、中村輿資平さんの設計によるものであり、
市政45周年にあたる、昭和9年に完成した。
平成8年に東京大学安田講堂などとともに、
我が国最初の登録有形文化財となった。

今朝の富士山

2006年09月26日 | 静岡
今朝の富士山。
天気は下り坂とのこと。
でも、青みがかった薄墨色のシルエットがきれいでした。

** 午前9時9分の富士山 ** 




京都ジョニー

2006年09月25日 | 食べもの帳
ちょうど1年前くらいに初めて食べた「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」



そのときは、長いし、柔らかいしで、形がくずれてしまいました。
近ごろ、このユニークな容器は、真ん中で半分になるんですね。

先日、ジョニーの弟分を見つけました。
ん?、着物の後ろ姿は、もしかして妹分?



味は…、

おいしいです、やっぱり。
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」に比べると、少しあっさりしている…、
上品な感じです。
でも、私がいつも買うお豆腐よりは濃厚で、とっても好きな味でした。
ちょいといいお値段だけど…。

Happy Wedding

2006年09月24日 | 清水ともゑ帳
甥の結婚式で神戸に行ってきました。
風が心地よく、雲ひとつない快晴。



数ヵ月前、すでに入籍を済ませ、新生活を始めている二人が、ともに暮らしているワンチャンたちも列席。
レッドがプルート君、ブラックタンがダイヤちゃん。
披露宴の間はケージにいましたが、教会内では新婦さんのご両親に抱かれていました。
おとなしくていい子たちでした。
うちのポポでは、とてもとてもこんなふうにはいきません。



駆け足での神戸でしたが、初々しい二人にほのぼのして帰ってきました。

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新大阪駅にある蒸気機関車の車輪。





静岡から新大阪まで「ひかり」でわずか1時間45分。
新大阪から神戸までは、新快速で30分。
いつもは車で7時間ほどかかっていた場所が、とても近く感じた。

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金と朱と

2006年09月20日 | 静岡
藤枝市青島(あおじま)地区周辺。
このあたりを初めて訪れた昨年9月27日、幹線をはずれ、細い道に入った先に広がる、鮮やかな金と朱のコントラストに目を奪われた。
あれから月に1度通い、およそ1年が経つ。
どの季節も良かったけれど、この風景はとっても好き。



昨日、写真を撮ったのだけれど、少し時期が早かったせいか、近くでよく見ると、稲穂の色は、去年に比べると、やや青い。
でも、周辺には、すでに刈り入れが済んでいる田もあった。



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清水を出るとき、信号待ちしていたら、サイドミラーに雲の傘をのっけた富士山が映っていた。



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新しい一日

2006年09月19日 | 清水ともゑ帳
新しい一日の始まり。
私にとって、新たなスタートの日でもある。
ここ数日、準備に追われていた。
今朝は、不安と緊張で、3時半には目が覚めてしまった。
いい一日となりますように。
朝日に願う。

** 午前5時48分の太陽 **


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秋は夜が長い…

2006年09月16日 | 食べもの帳
秋の夜長と言いますが、
長いのは夜だけでなく…、



ナスの長さにもビックリ!

いただいたものです。
袋に何が入っているのかわからずに開けたら、
長~いナスでした。

初めて見ました。
30cmのものさしを置いてみました。
曲がっている方も、伸ばしたら長そう。

焼いていただきました。

味?


すっご~く、おいしかったです。
甘みがあって、ナスの味が凝縮されていて…。
「私はナスです!」って、しっかり主張していました。

秋茄子だから? 
それとも、こういう品種だから?
わかりませんが、
もっともっと食べたくなりました。
(ひそかに願ってます


あらら、催促しちゃってますね。
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清商

2006年09月15日 | 清水ともゑ帳
清水商業高校…通称「清商(きよしょう)」へ行ってきた。



この学校を卒業できたので、母校ではあるんだけど、私なんかが「母校」とか「卒業生です」なんて言っちゃっていいのかなぁ…と、いつも躊躇する。
ちゃんと登校していなかったからだ。

昨日、学校を訪ねたとき、図書室へどうぞ、と言われたけれど、場所がわからなくて、事務の方に案内していただいた。
卒業して30年ぶり(正確には29年だけど)ということもあったけれど、それにしても高校生活の記憶は薄い。
特に、英語部へ入部するまでの2年間ほどは…。

体育祭で、男子みんなが、当時の人気漫画『花の応援団』を真似て、「クエー」ってやったこと、隣接する市民会館に、今で言うSMAPみたいなジャニーズの人気グループ「フォーリーブス」が来て、彼らが清商のグランドでキャッチボールをして遊んでいるのを見て、女子がキャーキャー騒いだこと…なんかは印象的だ。

通用門のあたりに、こんな碑があった。



「静謐」…大好きな言葉だ。
しみじみと見入る。
最近のものか、当時からあったのかわからない。

校舎の外観は、年月を感じたけれど、校舎内は、廊下などよく磨かれていて、とてもきれいだった。



高校生活は、今、思い出しても、これまでに一番長く感じた3年間だった。
でも昨日は、不思議と暗い気持ちに陥ることもなく、それが「30年」という歳月なのか、午後の授業中の静かな校舎を、すがすがしい気分で眺めてきた。


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静岡街中散歩

2006年09月12日 | 静岡
昨日は、友人と「静岡」へ出かけた。
私は旧清水市に生まれ育ったので、旧静岡市のことを、「静岡」って言うと自分では馴染む気がする。
子どものころ、静岡の街中へ出かけるのは一大イベントで、「しぞーかへ行く」と言っては、はしゃいだものだった。

ランチは、友人の知り合いの方がやっているという「グリルくらもと」で、オムライスに舌鼓。
この店のオムライスは人気が高いそうで、店内にいるお客さんのテーブルは、ほとんどオムライスだった。
デザートにマロンタルトをオーダー。
う~ん、こちらも絶品。

おなかがいっぱいになったところで、呉服町、紺屋町あたりを散歩。
私は、初めて「浮月楼(ふげつろう)」の庭園に入った。
ここは、徳川慶喜公屋敷跡。
ずっと前、友人の結婚式で来たことはあるけれど、そのときはなんだかバタバタしてしまい、庭を眺める時間がなかった。
昨日、入ってみるまで、自由に足を踏み入れられる場所とは知らなかった。
私にとっては、入口へ行くだけでも、敷居が高く臆してしまうところだったので、思い切って行ってよかった。



「浮月楼」を出て、すぐのところに素敵なお箸屋さんが。
「桜さくや」へ入った。
箸も箸置きも種類が豊富。
もう一度、じっくり見に行きたいお店だった。



最後は、電車に乗る前に、新静岡センターのすぐそばにある、「ショコラティエ テオ」へ寄った。
チョコレートを買うつもりで入ったのに、マカロンに惹かれてしまい、しばらく迷った末、結局マカロンだけを買ってきた。
パンもお手ごろ値段で、おいしそうだったので、次回はチョコとパンを味わってみたい。
…って、今日も用事で「静岡」へ出かけるので、帰りにまた寄ってみちゃおうかな。

昨日は、昼11時40分に彼女と待ち合わせして、夕方6時ごろの電車に乗った。
すご~く久しぶりに、静岡街中をゆっくりじっくり散歩した。
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いさぎよい夏

2006年09月11日 | 清水ともゑ帳
ニュージーランドにいたころに経験した夏は、とても潔かった。
3月下旬、10日間のスクールホリデーが明け、4月から再び学校が始まった間もないころ、ある日を境に突然 秋が来た。
前日までTシャツ一枚でいられたのに、急に寒くなり、トレーナーを重ね着しても、さらに一枚、上着が欲しいほどだった。
秋といっても晩秋に近い。

それからの1週間で、木々の葉があっという間に紅葉し、散っていった。
学校のそばにある、オークランド大学のキャンパスの枯葉を踏みながら、「秋はドカンとやってくる」と思った。

学校からの帰り道、日本人のクラスメートたちに会ったら、丸めた布団をそれぞれ手にしていた。
寒くて辛いから買ってきたのだと言う。
私も布団を買いに行こうか思案していた。
フラットの私の部屋は地階にあり、日中は日が差すものの、夜は寒さがこたえた。
でも、私が帰国する5月までは、あとひと月、布団を買うのをためらった。
薄いベッドカバーの上に、トレーナーやジーンズなど、ありとあらゆる衣類を並べて暖をとり、眠りについていた。

あの夏だけがたまたまそういう気象だったのか、それとも毎年、ニュージーランドの秋はそのようにやってくるのかわからない。
でも、あまりに潔く、夏が秋にその座を明け渡してしまったので、日本のように季節の余韻が残らなかった。

このところ残暑が厳しくて、もう少し涼しければなぁと思う半面、夏のしっぽを今しばらくつかまえておきたいと思ったりもする。
そのくせ、強い寒気団とともに上空に居座る冬は、早く去ってほしいと願ってしまうのだけれど…。

日陰を探しつつ歩きながら、見送る季節、迎える季節に心の準備期間があるっていいことかも…なんて思った。
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おい、ポポ!

2006年09月10日 | 愛犬ポポ
愛犬ポポに留守をさせ、外出から戻ると、たいていポポはリビングのドアに近寄ってきて、ドアにはめ込まれたガラス窓から玄関をのぞく。
彼女は臆病で、警戒心が強いせいか、それまで眠っていても必ず起きてくる。

ところが、昨日の夕方、私が帰宅しても、起きてこなかった。
部屋に入ると、ソファでだら~んと横になったまま。
近づいても、ピクリともしない。
これほど、よく眠っているのは珍しい…というか、初めてのこと。

息しているんだろうか。
心配になって、おなかの動きの様子を見る。
膨らんだり、しぼんだり、という呼吸による動きがない。

悪い事態を想像してしまい、自分の心臓が、バクバクし始めるのを感じた。
体をゆすってみようと思うけれど、怖くてすぐに手を出せない。
「ポポ、ポポ」そっと呼んでみた。
反応がない。
今度は少し大きな声を出した。
「ポポ、おい、ポポ!」

ポポはゆっくり白目をむき、仰向けにごろ~んと寝返りを打った。
そして、私と目が合うと、驚いたように飛び起きた。
もう、ばかぁ、こっちがびっくりするじゃん。

ホッとしても、しばらく激しい動悸は止まらなかった。
ふだんのポポからは考えられないほどの、深い睡眠に入っていたみたい。
健康用語辞典によると、ノンレム睡眠中は、
「体は弛緩して心拍のテンポも遅くなり、眼球は上転してほとんど動かない」
とあるので、胸からおなかの動きがわかりにくかったのは、やっぱり深い眠りのせいだったみたい。

いつも元気が有り余っているポポだけに、
ああ、ほんとにびっくりした。


静岡新聞

2006年09月09日 | 清水ともゑ帳
今日、9日付け静岡新聞の朝刊に、
このたびの本の出版についての記事を、
載せていただきました。

どんな服を着ようか迷っていたら、夫が、
「エスパルスカラーにしろ」と言うので、
地元サッカーチームの色、オレンジ色にしました。
ぎこちない表情になってしまい…。
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虫の声、鳥の声

2006年09月07日 | 清水ともゑ帳
先月末より、夕方のジョギングを始めた。
走り始めて間もないころは、蝉の声がしていたのに、9月に入ったとたんに、秋の虫が鳴き出している。
虫たちにも新学期があって、カレンダーの数字が読めているかのように。
蝉に負けないくらいの大合唱が、歩いてしまおうかと思う私の怠け心を応援してくれる。

住宅街を走っていると、樹木や花々の香りが漂ってくる。
一つ一つの香りは、何の木とか花とか限定できないけれど、夏とは違うなぁと感じる。
以前の記事に、庵原にいたときの方が季節を感じられた…というようなことを書いたけれど、そういうものから遠のいてしまったのは、住まう場所が変わったからというだけではなく、自分の意識の変化だったことに気がついた。



ついさっきは、明け方の空に鳥の声が響いていた。
この鳥の声に気がついたのは、やはり先月末のことだった。
犬の散歩中、夕暮れにその鳥のつがいを見つけ、カメラにおさめようとしたが、犬が動いたので逃げられてしまった。
鳩よりは小さく、すずめより大きく(とてもあいまいだけど)、羽の色は、黒に近いグレーだった。
体の大きさや色とのギャップを感じるほど、鳴き声は繊細でとても美しい。
その鳴き声を文字ではうまく表現できなくて…。
朝に夕に住まいのすぐ近くから聞こえてくるのだけど…。



彼らの心地いいBGMは、まだ走り慣れない私の足を支えてくれている。


チョコ with せんべい

2006年09月06日 | 清水ともゑ帳
先日、高カカオチョコのことを書いていて、ふと思った。
子どものころ、私はチョコレートとせんべいを同時に口に入れて、噛み砕くのが好きだった。
いつもいつもそうしていたわけではなく、おやつとして両方が揃っているときには、そんな食べ方をしていた。
「おいしいからやってご(ごらん)」と、姉や妹にすすめてみたけど、「まずそう」と却下された
今ならそれが納得できるけれど、子どもだった当時は、こんなにおいしいのになぜ?と疑問に思った。
姉妹がそう言うのなら、友達には言わない方が良さそうだと、誰にも話さなかった。

かなりの大人になってから、ある日、コンビニで「柿の種チョコ」を見つけたときは衝撃だった。
おお、あの味を肯定してくれる人はいたんだ、それに、商品になるくらいだから、評判は悪くなかったんだって。
すごくうれしくって、即買い。
でも、柿の種ではちょいと物足りなかった。
私は厚焼きせんべいくらいの食感がいい。

せんべいには、砂糖をコーティングしたものがある。
…なら、チョココーティングせんべいがあっても、それほどおかしくはなさそう。
大きいのは抵抗がある人も多いだろうから、近ごろよくある、プチシリーズくらいの一口サイズなんかいいかもしれない。
…って、こんなリクエスト、やっぱりだめ?