風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

買い物からの帰り道

2020年04月30日 | 清水ともゑ帳
久しぶりに自転車で、買い物へ出かけた。
長い間 乗っていなかったから、スーパーに着くまで自転車レーンをドキドキしながら走った。
マスクをしていると、少しばかり息苦しくもあって……。

ササッと買い物を済ませ、店を出、再びペダルを漕ぐ。
風を切って走るのが心地いい季節、新緑がきれい!
帰り道は気持ちに余裕も出てきた。



信号待ちで止まると、足元にかわいらしい花が。
ピンクの花も白い花もどちらも名前がわからないのだけど。



白い花、清々しい。
この花だけの花束っていいかも、なんて思ったりして……。



車だったら、見過ごしていたかもしれない道路脇の小さな花壇。
自転車で出かけて良かった


犬もダメになる?……

2020年04月29日 | 愛犬ポポ
17年間使ったソファが2ヵ月前、とうとうダメになりサヨナラすることに。
ひと月ほどソファがない状態で暮らしていたけれど、やっぱりくつろげる場所は必要だと思い、新しいソファを購入。
7都府県に緊急事態宣言が発出されるかも…という頃に駆け込みのように買いに行った。
私は普通のローソファがいいのでは、と思っていたけれど、夫は「人をダメにするソファ」を検討していた。
店に行って、実際に「人をダメにするソファ」にいろいろ座ってみたら、なるほど心地いい。

夫はデニム生地のカバーがかかったキューブ型を、私はオレンジ系の色が好きなので(このブログのテンプレートの色も…だけど)、その色のカバーの、背もたれがついたナス型というかアボカドにも似た形のものにした。
購入以来、とても気に入っている。
けど、じっくり腰を据えて楽しみたいテレビ番組のときに限って、うっかり寝入ってしまい、「あ~あ」と残念に思うときもある。

先日、試しにポポをソファに乗せてみた。
最初は、以前のソファと違った感覚に戸惑っているように見えたけど、



すっかり自分の居場所と思ってしまったらしい。
これまでなら、ケージの中に置いてある犬用のベッドに落ち着いていたのに、近ごろは気づくとここにいる。
そして、起こすのもかわいそうなくらい、何時間でも眠っている。
「人をダメにするソファ」は犬もダメにしているようで…



この7月に16歳になるポポ。
近ごろは白内障が進んで、目が白くなってきた。
おばあちゃんワンコが気持ち良さそうに寝ていると、まっ、いいか、とソファを譲るしかない。


秋葉神社

2020年04月25日 | 静岡
午前中、義母(はは)がお世話になっている介護施設から電話が。
施設から電話が入るとドキッとしてしまうのだけど、義母の体調が悪いわけではなく、事務的な用事だった。
すぐに済むことなので、こちらから出向くことに。
家から施設までは2㎞弱。このところ運動不足だったので、夫と一緒に歩いて行った。

途中 秋葉山神社の裏手まで来て、さてどうしようかと二人で思案した。
秋葉山神社は文字通り山、その山を通り抜けられるか、それともぐるっと山の周りを回ろうか。
私たちのそんな会話が聞こえたのか、近所の家から年配の男性が来て、「そこをのぼって行けば向こう側へ出られるよ」と教えてくれた。
お礼を言って緩やかな坂を進むと、境内に着いた。

境内には私たちだけ、鳥のさえずりだけが共鳴して聞こえてくる。





それほど上った気はしなかったけど、見晴らしがよく埠頭の方まで見える。



おっ、富士山の頭も!



景色に見入っていてはいけない。先に用事を済ませなければ。
階段を下り、山の反対側へ。
すごく近道ができた感じ

コロナの影響で、3月初めから義母に面会ができていないので何かと心配になるけれど、変わりなく穏やかに過ごしているそうで安心した。
施設で書類を受け取り、帰りに再び神社へ。
今度は本堂まで階段を上る。






ん? 火箸が。ああ、そうだ、秋葉神社は火の神様だから。



そして、秋葉大天狗の高下駄。



来た道を折り返す。



今日も柿の若葉がきれいだった



柿若葉

2020年04月24日 | 清水ともゑ帳
家の近所の柿の木。
しばらく見ない間に柿若葉が美しい季節に。



来年は屈託なく眺められるかな…そうでありたい。
そうあるために今できること、すべきことを精一杯 心がけていきたい。



懐かしい場所の桜(2)

2020年04月12日 | 清水ともゑ帳
先日(4月4日)の投稿から間があいてしまったけど、もう一つ私にとって懐かしい場所の桜。
小学生のころから高校生のころまで、何度となく出かけた山原堤(やんばらづつみ)。
子どものころは虫取りなどに父が連れて行ってくれたり、子どもたち同士でもよく遊びに出かけたりした。
現在は公園として歩道が整備されているけど、当時はただ池があるような感じだった。

この日、堤の桜は葉桜になりかけているものの、まだ華やぎが残っていた。



公園の歩道に淡いピンクの花びらが広がっている。



子どものときには堤の向こう岸は木々が鬱蒼としていて怖くて行けなかったけど、歩道が整備されている いまならぐるっと一周できる。



水面に近いところに鮮やかな黄色の山吹。



この池は大正6年に造成された池で、水不足による争いを鎮めるために造ったそう。



池を回ってきたらシャガが咲いているのを見つけた。



風が吹くたびに花びらが飛んでいき、まさに桜吹雪。



子どものころに遊んでいた景色と変わったけれど、この場所も私にとっての「こころの風景」のひとつ。


懐かしい場所の桜(1)

2020年04月04日 | 清水ともゑ帳
用事で出かけた折、少しだけ足を延ばして子どものころに住んでいた場所へ行ってみた。
以前に訪れたのは2年前の春、ちょうど今ごろ。
そのときも通った清水区の飯田学区の「飯田ふるさとさんぽ道」。



子どものころは土手から川に続く細い道があったので、よく川に入っては遊んでいた。
橋から上流方面を眺めると、正面に「テレビ山」が見える。
子どものときにテレビ山と呼んでいたので、私にとってはその名前が一番馴染むけど、「山原山(やんばらやま)」とか「山原(やんばら)中継所(山原無線中継所)」というほうが名称としては通るようで、正式には大道山というらしい。



子どものころ、夏休みなどに映画上映会が行われたお寺。
当時は映画館へ行くという機会をなかなか持てなかったから、上映会が開かれるときは楽しみだった。



そして、お宮さんへ。
「お宮さん」と言えばここしか知らなかった子ども時代、だいぶあとになって(14年前)、ここに来たとき「浅間神社」だと知った。



境内に入っていくと桜が満開!



周りの木々は若葉がまぶしい。



以前の記事にも書いたけど、子どものころ広々と感じたところが大人になって狭く思うことはよくあるのに、この神社は大人になって訪れてみてもその広さ大きさを感じる。



神社の御神木。
このあたりに住んでいたころからおよそ50年。
50年前、この木はどのくらいだったんだろう。
けど、やっぱり当時から立派な姿だったんだろうなあ。



4年前、足の手術で入院中、NHK BSで放映されている『こころ旅』という番組をよく観ていたけど、私の「こころの風景」の一つは今日めぐった場所かな。