風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

紫はなな

2017年04月30日 | 俳句・俳画・墨彩画
俳画の先生からいただいたお手本には紫色の花が描かれていた。
先生は、「ムラサキハナナっていう名前ですが、ショカッサイとも言います」と、漢字で「諸葛菜」と書いてくださった。
私にとってはどちらの名も初めて聞く花の名前。
これまでに見たこともなかったような……。

早速 課題に取り掛かった。
描いていてふと思った。
これってハナダイコンに似てるって。

以前に撮った写真を探してみた。
おととしの3月、柿の木の根元に咲く紫色の花がきれいだと思って写したもの。





気になってネットで調べてみると、ハナダイコンもムラサキハナナもショカッサイの別名と出てくる。
花大根と呼ぶよりも、紫はななの方が可愛らしく品があるような感じ。
諸葛菜ではなんだか硬そう。

さらに調べていくと、ハナダイコンとムラサキハナナは別のものという記述もでてきた。
ハナダイコンはエゾスズナ属、ムラサキハナナはオオアラセイトウ属。
ショカッサイはオオアラセイトウ属なので、ムラサキハナナは別名、ハナダイコンはそうではないよう。
違いがよくわからないけど、私が撮った写真の花はどっちだろう。

半年以上も絵筆を手にしていなかったから、やっぱり感覚がよくつかめなかったけれど、なんとか仕上げた。



はがきサイズの課題も1点だけ描いた。



久しぶりにいい緊張感を味わったなぁ。


庵原の高山から「みかんの丘」

2017年04月29日 | 低山歩き
久しぶりに、ほんとに久しぶりに庵原(いはら)の高山へ。
昨年、両足ともの人工股関節の手術を受けたとき、歩けるようになったら、また行ってみたいと思っていた山。



高山なら頂上までの道は舗装されている。
フラットな道路だからと気を緩められないけど、ゆっくり歩けばなんとかなりそう。
人工関節の入った足は、使い過ぎてもダメ、運動しなさすぎてもダメ。
適度な運動というのがどのくらいなのか、いまだよくわからない。


柿の若葉がまぶしい



登り口から5分、眼下に庵原球場、そして清水港方面、三保半島。
少し霞んでいるけど、伊豆半島の山々の稜線も見える。



おや、ネギ坊主さん。



……と、もっとたくさんのネギ坊主。



さらに登ると、茶畑。
お茶の新芽が鮮やか。
新茶が飲みたくなるなぁ



「みかんの丘」!
しばらく来ないうちに、こんな景色も眺められるようになったんだぁ。



頂上までがんばってみようと思ったけど、足が心配になって引き返すことに。
ふと足元を見ると、あっ、このピンクの花は。
以前、ほかで見かけたときに、いつか俳画で描いてみたいと思った花。
確か、「夕(ゆう)」がついたはず……、思い出せない。



下ってきて時計を見ると、高山でのウォーキングは30分程度だった。
次は頂上まで行ってみたいな。

帰宅してピンクの花を調べてみると、「赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)」だった。


押切北公園の桜

2017年04月13日 | 清水ともゑ帳
昨日今日とようやく晴れて、静岡は暖かなお花見日和。
実家近くの押切北公園の桜も満開。



公園脇の道は車で毎日のように通る。
毎年この時期、きれいだなと思いながらも、通り過ぎてしまっていた。
でも今日は実家に車を置いて、散歩がてらゆっくり花見。



桜の木の下でお弁当を広げる家族連れも。



遊具で遊ぶ子どもたちの歓声が響いて、こちらまで晴れやかな気分。



なんていう名前の植物かわからないけど、赤い新芽もきれい。
ほかの木々も若葉が出始めている。



つい先日まで冬に逆戻りしたような寒さだったから、今日みたいな春の陽気が待ち遠しかったなぁ。