風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

憧れの車

2022年12月23日 | 清水ともゑ帳



10代のころから、ずっと憧れていた車が「いすゞ117クーペ」の赤。
22歳で免許を取ったときは、中古の軽自動車を買うのがやっとで、その後、経済的な車に買い替えながら、いつかはいつかは……と思ううちに、117クーペは市場からだんだん姿を消していってしまった。

せめてミニカーで手に入れられないかと思い始めたのが、今から20年ほど前で、折に触れてリサイクルショップやネットで探していた。
たまに117を見つけてもカラーが緑やシルバーでは妥協できない。
ネットオークションを時々利用する夫も探してくれていて、5000円なら安い方で、たいてい1万円近く、いくら憧れの車とはいえ、ミニカーにそれだけの出費は痛い。

一昨日、ふとまた思い立って、ネットで探したところ、2200円で出ていた。
これまで見てきた品よりは手ごろな価格。
ボディカラーも希望通りの赤。
ヘッドライトが丸いのもいい。
もうちょっと探せばもっと安いのがあるんじゃないかと思ったけれど、夫が「今、買っちゃえ」と言ってくれたので、カートのアイコンをクリック。

それが今日届き、ひと足早いクリスマスプレゼントみたいになった。
箱には「入場記念」と印刷されていて、ボンネット部分には「冒険王国」の文字も入っているので、何かのイベントの景品であったかもしれない。



ドアが開くことは気にしていなかったけれど、ドアを開けられる。
ナンバープレートに「117 COUPE」と刻まれている。



なんでも大雑把で細かいことはあまり気にしない私だけど、このミニカーを素手で触るのはためらった。
これこそ白い手袋をはめて大切に扱いたい。
コレクターの人が同じものを複数買い、使用するのと観賞用にするというけれど、その気持ちが今日初めてよくわかった気がする。



いつも眺めていられるように飾っておこうっと。
アクリルケース 買ってこなくちゃ


柏尾 ~ 塩田川沿い

2022年12月21日 | さんぽ帳
このところ、年末のなんとなくの忙しさに加え、寒さと風の強さで歩く気力をなくしていた。
寒さが少し緩んだ今日は散歩へ出かけた。
久しぶりに柏尾方面へ行ってみることに。

道すがら、緑と黄色をまだ残したグラデーションの美しい紅葉が。





柏尾地区に入ったのが、午後1時半過ぎ。
道端の日陰には氷が融けずに残っていた。



柏尾峠入り口に。
峠まで行ってみようかとどうしようかと考えつつ、先へ進む。



熊出没の看板。
以前から立っているものに加えて、



最近、掲げられたらしいものが。
注意喚起がこれまでより具体的なので、きっとほんとに目撃されているのではないかと、峠に行くのはやめて引き返す。



ああ、また山を歩きたいなぁ。



帰り道に見つけた蝋梅(ろうばい)。
もう咲いてるんだなぁ。
季節を先取りできたみたいだ。



塩田川(しょだがわ)沿いの歩道へ入ると、ひときわ明るい場所があり、近づいていくとイチョウの葉が広がっていた。
よく”黄金色の絨毯”と言われるけど、ほんとに光って見える







水辺に サギの仲間かな、真っ白くて、かわいい尾をしてる



山と川、木々に鳥、自然を感じられた散歩でした





夕刻の散歩

2022年12月14日 | さんぽ帳
11日(日)、この日も散歩は夕方に出かけた。
目的地は決めていなかったので、歩きなれた道をとりあえず東へ。

道路に面した菜園の一角のアロエの花。
先日 見たときはまだ蕾だった。
西へ傾き始めた陽の光を受けてオレンジ色が鮮やか。



秋葉山公園(あきはやま)公園の脇の道を行く。
遊具で遊ぶ子どもたちの元気な声。
お腹の底から笑っているみたい、楽しくて仕方ないんだろうなぁ。
日が落ちる時間までを惜しむように遊んでいる。



庵原川(いはらがわ)沿いの歩道へ。



もう、水仙が咲き始めている。



東海道を渡った先の、廃線跡の歩道に入り、さらに東へ。



「ちきゅう」(地球深部探査船)が徐々に大きく見え始めたら、近くまで行ってみたくなった。



明かりが灯り始めてきれい



風が強くなってきたので、戻ることに。
帰り道、夕映えのなかの東海道の名残りの松が影絵のようで、この日の散歩の締めくくりに心地よい充実感をもたらせてくれた。





日々の積み重ね

2022年12月12日 | さんぽ帳
先月末からあまり歩いていなくて、その上 旅先でたくさん食べたのが、そのまま数字に表れ、内臓脂肪率が上がってしまった。
体重は横ばいだったため安心しすぎた。
やっぱり日々の積み重ねが大事、と散歩に出た。
早朝もだけど夕方も、薄暗い時間帯は反射材のタスキをかけ、懐中電灯を持っていたとしても気を付けたいので、バイパス沿いの歩道を西へ、ただただ歩いた。



途中、富士山が見えるところで足を止める。
夕日を受けほんのりピンクの富士山をカメラにおさめ、さらに西へ。



家から45分、鳥坂あたりで歩数を確認すると、5000歩ちょっと。
ここで折り返し。



歩数は 10,229歩、で辛うじて1万歩だった。
今月は散歩の時間を作るのが難しそうだけど、なるべく歩かなくちゃだ


ドリプラのイルミネーション

2022年12月11日 | さんぽ帳


一昨日の散歩は夕方に。
マリンロードを歩き、ドリプラ(エスパルスドリームプラザ)へ。



ドリプラのイルミネーションを見るのはいつ以来かな、すっごく久しぶり。
(帰宅して記録をたどったら、2019年12月14日以来、3年ぶりだった)



光のドームに入ってみた。



登録有形文化財のテルフファークレーンの下には、プロジェクションマッピング。



キラキラの迷路にもちょっとだけ入ってみることに。





先月末、日中にここに来たときの写真スポットは、



日没後、明かりが灯ると…わぁ、これもまたきれい



マリンパークから眺めるドリプラ。
海面が光を映して、このシーズンならではの華やかさ。



帆船ドーントレッダー。



地元企業の社屋のイルミネーションを眺めながら、家に向かう。
早朝は冷え込んでも晴れた日中は気温が上がるので、夕暮れの散歩は、歩くのにちょうどいい温度だった。




いと悲しくて いとおいしい

2022年12月10日 | 食べもの帳
熱海のモンブランケーキ。
目の前で糸のようなモンブランが絞り出されるとき、この瞬間を逃しちゃいけないと写真を撮ったけど、カメラを向ける時間ももどかしいほど、ずっと見ていたかった。



イートインもできるようだったけど、テイクアウトに。



帰宅してコーヒーを淹れ、ワクワクしながら包みを開けたら、



なんということでしょう
あれほどたっぷりとこんもりとしていた糸のモンブランが崩れている
丁寧に大事に持ち帰ったつもりだったのに
藤井聡太竜王のおやつで話題になった「ぴよりん」のように繊細なのかも。



このはかなさがおいしさをいっそう高めるのかなぁ。
崩れちゃったのは残念だけど、なんとおいしいことか
次はイートインで、その場で味わわなくちゃ。


熱海への小旅行(3)

2022年12月10日 | 清水ともゑ帳
熱海での2日目、帰る途中に熱海梅園に寄った。
4日(日)に、もみじ祭りが終わったばかりだけど、まだまだ見ごろかも。
でも、天気が残念





晴れていたらなぁ、と思いながら園内を歩いていたけど、曇り空だからこそかな、雨に濡れた紅葉が広がるこの階段に趣きを感じられたのは。



滝の裏側からの景色。







どの木も見ごたえあるなぁ。





梅園を巡ったこともあって、朝 ホテルを出てからの歩数が1万歩を超えた。
前の晩も朝食もたくさん食べたから、少しはカロリー消費できたかな。
9月に伊東市へ行ったときには、宿の食堂で派手に転んで、その直後から吐き気がして、せっかくオーダーした魚介類の夕食にまったく手をつけられず部屋に戻った。
翌日も体のあちこちが打撲で痛み、充分に町を散策できなかった。
そのときの心残りを今回の熱海で解消できた気がする。



梅園を出て、さっ、あとは清水へ帰るのみ。
熱函(ねっかん)道路を走り、熱海峠を越えると明るくなり、ところどころに青空がのぞいている。
6月に伊東へ行ったときもそうだった。
伊東は雨だったのに、亀石峠を越えたとたん晴れていて、路面にもどこにも雨が降った形跡がなかった。
峠を一つ隔てただけで、天気が違う。

さらに西へ、沼津、富士を走り、清水区蒲原町に入ると、海がまぶしい。
気分はいっそう晴れ晴れ



熱海行きを言い出した夫より、私のほうが楽しんだかも。
出かける前は渋々だったけど、大満足のプチ旅でした。
                          (おわり)

熱海への小旅行(2)

2022年12月09日 | 清水ともゑ帳
6日(火)、熱海で迎えた朝。
サッカーW杯の日本対クロアチア戦は惜しい結果だった。
私は延長戦あたりで眠りに落ちてしまったけど、夫は最後まで観て寝たらしい。

夜半に雨が降ったよう。雲が低いながらも雨は上がっている。
オーシャンビューの部屋ではないけど眺めは良く、熱海城も部屋から見られる。
熱海城は歴史的に実在したお城ではなく観光施設。







朝食もバイキング。
写真を撮り忘れてしまったけど、前夜と同じく、どの料理もおいしい。
目の前で焼いてくれるオムレツも良かったし、あまり期待していなかったパンがおいしいかったのがうれしい。
パンなどを食べたのに、野菜のちらし寿司にも目がいき、色彩だけでなく味もいい



そして、またまたケーキも。



朝食後、露天風呂に入り、ゆったり過ごしてチェックアウト。
熱海で私が一番気になっていたモンブランのお店にまず向かう。
店名のとおり、生糸のようなモンブラン。



テイクアウトしたモンブランの袋を手にさらに町を散策。
老舗の羊羹屋さん、



温泉玉子が作れるところなど、あちこち興味をひかれる。



熱海は坂の町、そして階段も多い。





懐かしい雰囲気が漂う路地歩きも楽しい。



それにしても平日と思えない賑わい。
ニュースや情報番組でよく伝えられてはいるけど、こんなに人出があるとは。
若い人から年配の人まで、観光客の年齢層も幅広い。

平和通りを抜け、



駅ビルのラスカ熱海へ。
駅前に静態保存されている軽便鉄道の機関車。





ラスカ熱海で買い物をし、駐車場へ向かう。

夫は父親の転勤により、中学時代を伊東市で、高校時代を熱海で暮らした。
ちょうどそのころの写真が仲見世名店街に展示されていて、夫は懐かしそうに見入っていた。
伊東でも熱海でも住んでいた家には温泉が引かれていたそうだ。



いつごろ組まれたのか見事な石垣、まるでお城の石垣のように歴史がありそう。



歩いてみると見どころいっぱい。
つくづく熱海へ来て良かったと思った。
このあと熱海梅園へ。

                      (つづく)

熱海への小旅行(1)

2022年12月08日 | 清水ともゑ帳
今週月曜日(5日)から、1泊2日で熱海へ行ってきた。

先月末ごろから夫が、「熱海へ行きたい」と言い出し、熱海の宿や飲食店などを調べるため、パソコンにずっと向かいきりに。
行き先がどこであれ、私はもひとつ気が進まず、「だってその日は雨になる予報じゃん」と天気を理由に出かけるのを渋っていた。
ところが月曜日当日、予報がややずれたのか晴れ間が広がり、私の拒む理由が弱くなり、正午過ぎにバタバタと支度し家を出た。

富士山には笠雲がかかり、天気はやっぱり下り坂を示している。



それでも青空の下を走っていると、熱海へ行くことにして良かったか、とだんだん気分が上向いてきた。



清水から東へ車で約2時間、午後3時前に熱海に着いた。
当日予約ができる宿は予め探しておいたので、駐車場に入庫してから空き室状況を確認し予約を入れた。
二人ともコロナワクチン接種を4回済ませているので、「しずおか元気旅」のクーポンを利用しての宿泊。

こじんまりとしているけど、快適に過ごせそうな部屋。







なんといっても、部屋付き露天風呂がいい。



宿の浴衣が苦手な私にとっては、パジャマであってパジャマでないようなルームウェアがうれしい。



夕食はバイキング。
思いのほか、どの料理もケーキもとってもおいしい。
すき焼きに松茸ごはん、お刺身などでお腹いっぱいなのに、別腹とばかりにケーキもいくつも食べた。



サッカーW杯の日本対クロアチア戦を観るために、11時40分にアラームをセットし、早めの就寝。……と思ったけど、テレビを見ながらうとうとしているうちに、試合が始まった。

                            (つづく)

早めのお昼はラーメン

2022年12月02日 | 食べもの帳
午前、車の点検のためディーラーへ。
作業が終わるまで、早めのお昼に、歩いて近くの中華店へ。
夫は以前からこのお店が気になっていたらしい。

近ごろよく話題にのぼる”町中華”という感じ。



お店の奥さんが明るくて感じがいい。
初めて入るお店なので、それだけでホッとする。

夫は、ラーメンとミニチャーハン、ミニ餃子のセット(¥1150 税込み)。



私はワンタンメン(¥850 税込み)
前日にテレビで見たワンタンがとってもおいしそうで、ワンタン気分だった。



ワンタンがトゥルッとなめらかで、大きくて、おいしい!
スープも麺も良かった。
夫は、もうちょっとスープの味が濃くてもいい、と言ってたけど……。
夫に少し分けてもらったチャーハンと餃子もおいしかった。

会計を済ませたら、奥さんが冷蔵ケースの中の缶飲料を「どうぞ」とすすめてくださった。
「えっ? いいのかな」と思わず夫と顔を見合わせ、お茶を1本いただいら、「もう1本どうぞ」と。
オレンジジュースもいただき、一人1本ずつ手にした。
そのうえ、「こちらもどうぞ」と飴も1個ずつくださった。

他にも食べてみたい麺類やご飯類があったので、また出かけたいお店