先日、久しぶりに夕方の散歩をしたら、朝の散歩にこだわらず、夕暮れの景色を眺めながら歩くのもいいなと思った。
なので、朝がバタバタと慌ただしく、日中は用事で外出しても、夕方に歩けばいいと思えて、一昨日は午後4時近くなって散歩に出かけた。
どこへ向かうとも決めず、歩いている途中、皇帝ダリアを見つけた。
皇帝ダリアは好きな花の一つ。
いつも読ませていただいている同じ市内にお住いの賢パパさんのブログに、皇帝ダリアが咲き始めているとの記事があり、私もどこかで見られたらいいなと思っていた。
足が向いたところは庵原町(いはらちょう)。
東名清水インターのあたりを歩いていて、これまでくぐったことのないガード下に入った。
どこへつながる道か定かでないうえに、ガード下は薄暗くて心細くなり、急ぎ足で抜けた。
すると、覚えのあるイラストのタンクが、目の前にドーンと。
「ようこそ清水へ」の文字と富士山、そして羽衣伝説の天女。
いつも遠くから眺めるばかりで、こんなに近くで見るのは初めて。
タンクに沿うように道路のカーブを歩きながら、イラストを追っていく。
サッカー少年と三保灯台、客船。
漁船と帆船など、「清水」が満載。
立体交差化工事が進む静清バイパスに出て、歩道橋を渡る。
だいぶ日が傾いてきた。
秋葉山(あきはやま)公園にも寄っていくことに。
公園もすっかり秋色。
夕焼け空の下、家に向かう。
ふいに歌を思い出し、マスクの下で口ずさむ。
♫ 夕暮れ時は さびしそう とっても一人じゃいられない ♫
N.S.P(ニューサディスティックピンク)というグループの歌、「夕暮れ時はさびしそう」。
高校生のころ、N.S.Pや吉田拓郎、かぐや姫などをよく聞いていた。
♪ 夕暮れ時は~ ♪が頭の中をリフレインし、懐かしさに浸りながら帰り道を歩いた。