風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

三たびカルガモの親子

2021年05月24日 | さんぽ帳



昨日の朝の散歩は特に目的もなく、巴川沿いを上流方面に向かって歩いた。
前夜に右股関節に痛みが生じ、朝もまだ尾を引いていたため、散歩はやめておこうかと迷いつつも、貴重な晴れ間だと思ったら、歩いておきたくなった。

蛇行する川や山並みを眺めながら歩いていたら、いつしか関節に潤滑油が差されたように痛みが和らぎ、足が軽くなっていた。



天気もいいし、折り返して帰るのはもったいなくて、ずんずん先へ進み、



高部みずべ公園まで来た。



いつも通り巴流大橋(ぱるおおはし)にカメラを向け、



花壇へ。静岡市の花、タチアオイが鮮やか。



帰り道、飯田学習交流館に寄るため、山原川(やんばらがわ)沿いの「ふるさと散歩道」を通った。
先日来の雨で水量が増していて、川の流れにも勢いがある。
この流れではカルガモの親子には会えないだろうな、と最初からあきらめ、上流に向かって進んだ。

……と、いた!
水流で倒れた草の上で親子がくつろいでいる。
そうか、こういうときはこんなふうに川で過ごすんだ。



最初にカルガモの親子に合ってから9日目。
ヒナたちは一回り、二回りほど成長している。
いつまでこうして見ていられるかな。
梅雨の晴れ間、またこのあたりを歩きたい。

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(5月14日撮影)



(5月16日撮影)



してがわこみち

2021年05月21日 | さんぽ帳



16日の日曜日、カルガモの親子を見に行ったあと秋葉山(あきはやま)公園へ向かう途中、清水区を流れる山原川(やんばらがわ)の支流の「捨川」沿いを歩いた。
その道をもう一度たどってみたくなり、先日、雨が上がったのを見計らい、散歩へ出かけた。

そこは小学生のころによく歩いた道で、周囲の景色は変わったものの懐かしかった。
子どものころ、その川を「すてがわ」と呼んでいた。
当時は、ゴミなどがポイポイ捨てられてしまう川だから「すてがわ」なのかな、と勝手に解釈していて、正式名称など考えたことはなかった。

数年前、何気なくネット上の地図を眺めていたところ、「捨川」と記載されているのをたまたま見つけ、本当に「すてがわ」なんだと驚いたことがあった。



そして、先日の散歩のとき、この川沿いの道が「してがわこみち」だと知った。
「す」じゃなくて「し」?
あとでネットで検索してみると、静岡市内の河川についての記述にも、「捨川」には「してがわ」と読み仮名がふられている。



半世紀も経って、この川の正しい名前を知った。
雨の合い間のちょっとした散歩だったけど、こんな発見ができたのはよかった。



父の「散歩帳」

2021年05月19日 | 清水ともゑ帳
昨年6月に父が94歳で他界し、早いものでもうすぐ一年。
先日、妹の家族と私たち夫婦で一周忌を営んだ。
このご時世ということもあり、昨年の葬儀と四十九日、先日の法要もこじんまりとしたものとなった。

この3月に実家へ出かけた折、実家に暮らす妹から借りてきた父の「散歩帳」。
散歩へ出ない今日のような雨の日や時間のあいたときなどに読んでいる。



父は50代半ばから80代後半までの30数年間、一日3時間ほどの散歩を日課としていた。
父の散歩の記録は、1997年(平成9年)版の、企業名が印字された手帳から始まっている。

なかなか分厚いその手帳は、カレンダーに伴うメモ欄の他に、罫線だけが印刷されたページが数十ページあり、父は翌年の記録も続けて書いている。
その手帳が終わってからの平成11年(1999年)以降は、A4ノートの表紙に「散歩帳」と記し、No.11まで至っている。
記録は、〇〇道路の歩道橋を渡り、〇〇店の角を曲がり〇〇町へ…など、時間とルートがこと細かく書かれている。

父亡きあと、私は散歩をしていると、父が歩いた道、一緒に登った山々をいつも思い出す。
父と私たち夫婦の3人で、初めて一本松公園(帆掛山)に登ったのはいつのことだったんだろうと記憶を巡らしていたところ、「散歩帳」にはその日のことが記されていた。
父が散歩の記録を始めた1997年のその年、9月14日日曜日、T君(私の夫)とともゑと3人で一本松公園に登り、梶原山まで歩いた、と。
その2週間後の28日には、同じ3人で竜爪山(りゅうそうざん)に登ったとも。

昨年の秋ごろから、私も散歩に出るようになり、ブログもそれに伴う内容が多くなってきた。
なので、父の「散歩帳」に倣い、このブログに「静岡さんぽ帳」というカテゴリーを一つ増やした。
父には及びそうにないけれど、私も散歩を続けていこうと思う。


摺鉢山のこと

2021年05月17日 | さんぽ帳
昨日の朝の散歩は、カルガモの親子を見たあとに秋葉山(あきはやま)公園へ。



紫陽花って晴れの日よりも、雨の日とか曇り空の下の方が生き生きしている感じ。




先日、秋葉山公園を散歩したとき、階段を昇り降りしているうちに、公園の外へ出てしまい、こんな道標を見つけた。
「摺鉢山(すりばちやま)」とはどんな山なんだろう。
(旧大砲陣地)の下に「登り口」とも書かれているので、その道を進んでみた。
 
(↓5月12日撮影)


でも、少し進んで断念。
道が荒れていて、なんだか怖い。
蜘蛛の巣も張っていて、蜂のような虫の羽音もブンブンして、蛇も出そう。
来た道を戻って少し進むと車も通れそうな舗装道路が。
犬の散歩中の方に、「この道はどこかに通じてますか」と尋ねると、「秋葉山公園へ行けますよ」と。
あれ? もしかして摺鉢山は秋葉山公園のこと?


そのことを確かめるために、もう一度ここへ来てみたかったのが、昨日のカルガモ以外の散歩の目的。
実はこの前、秋葉山1号墳に来たとき三角点に気づき、
古墳に三角点、と思ったものの、あまり深く考えずに公園を出てしまった。



以前にもこの古墳についての説明を読んだはずなのに、まったく頭に残っていなかった。



説明文の下方の4行にそれが記されている。
丘陵頂上付近に大砲陣地が構築されていた……と。
大砲陣地があったという摺鉢山は現在の秋葉山公園ということのようだ。

なんとなく謎が解けて、周囲の景色を見渡した。
日ごろ眺めている山並み、



JR東静岡方面、



そして、興津埠頭(おきつふとう)。



昨日も公園内で足を鍛えるべく、階段やスロープを登ったり下ったりした。
家に着いた途端に雨が降り出し、ちょうどいいタイミングで帰ることができた。



再び カルガモの親子

2021年05月17日 | さんぽ帳
昨日の朝、空は雲で覆われていたけれど、まだ雨は降りそうにないように思え、散歩に出た。
予報ではしばらく天気が優れないらしく、梅雨入りだとも。
前日の土曜日は散歩へ出かけなかったので、昨日の朝はなおさら歩いておかなくちゃと思った。

そして、雨のために当分 散歩はできそうにないと思うと、先日見かけたカルガモのヒナたちももう一度見ておきたかった。
二日前、カルガモの親子を見た山原川の同じ場所へまず行ってみたけれど、姿はなかった。
あきらめて下流方面へ歩く。
歩きながらも川の様子がなんだか気になる。

久しぶりにウシガエルの声を聞いて、川をのぞいた。
…と、カモが2羽。
この2羽は、周囲をとても警戒しているようで、ほかのカモが近づいてくると威嚇して追い払う。
ということはヒナが近くにいるのかも……。



いた、いたいた。
親鳥を探しているのか、チイチイチイとかわいらしい鳴き声を上げながら、草の陰から出てきた。



親鳥もヒナたちの無事に、安心したようす。



親鳥に導かれるようにエサが豊富と思われる場所に向かい、水中の何かをついばみ始めた。
朝ごはんだね。



川をのぞいていたら、「今日はここにいるだね」と、散歩中の人に声を掛けられた。
「この前はもっと向こうの方にいたっけだよ。動く範囲が広いだね」と、その方は上流方面を指された。
先日と同じ場所で見つけられなかったのは、そういうことだったんだと納得。
ヒナたちの成長が楽しみ。今度はどこで会えるかな。
ほんとにずっと見ていたかったけど、散歩の次の目的地に向かって歩いた。



カルガモの親子

2021年05月15日 | さんぽ帳
昨日の朝、散歩は海辺に行こうと外へ出たけれど、山並みがきれいに見えたので、高部みずべ公園の方へ向かうことに。

途中、静清バイパスの側道と山原川(やんばらがわ)が交わるところで、ポチャンという音がし、カモが川へ飛び込むのが見えた。
カモの動きを目で追っていたら、その先にはヒナが。



この時期、テレビなどでカルガモの親子の映像を見ることはあるけど、こうして自分の目で間近に見るのは初めて。
立ち止まってカメラを構えていると、私の後ろを通った人が、「かわいいねえ」と。
「ヒナはね、十羽いるんだよ、この前、十羽いた」と話された。
その方は散歩のたび、ヒナの成長を楽しみにしているよう。
ヒナが一生懸命 エサをついばむ姿は、時間さえあればずっとずっと見ていたかった。



さらに西へ進んだ先の畑では、トウモロコシの穂が元気よく、上に向かっている。



青空と山並みがきれい!
こっち方面に歩いて来てよかった。





富士山にも雲がかかってない。



高部みずべ公園を一周。
巴川の水面に ”逆さ巴流大橋(ぱるおおはし)”



公園の木立を抜け、



前日にも散歩した和田川沿いの遊歩道へ。



帰りにもう一度、山原川のカルガモの親子を見に行ったけれど、どこか別の場所へ移動したのか、もう姿がなかった。
できれば近いうちにまたカルガモを見に行ってみたい。


雨上がりの午後

2021年05月14日 | さんぽ帳
昨日の午後、雲は残るものの、朝からの雨はすっかり上がった。
特に用事もないとなると、なんとなく腰が落ち着かなくなり、散歩に出た。
先月、「飯田ふるさとさんぽ道」で見た、蓮華草が咲いていた田が気になり、行ってみることに。

(4月16日撮影)


蓮華草の田んぼは、蓮華草の花が枯れていたほかは変化がなかった。
もしかして、田に水が張られているかも…と思ったけれど。

「飯田ふるさとさんぽ道」は山原川(やんばらがわ)に沿って設けられている道。



この川では、子どものころ、ほんとによく遊んだ。
川に入っては、ザリガニやオタマジャクシを追ったりした。
当時はこんなふうに整備されていなかったから、草の茂る土手のあちこちから川へ下りて行ったものだった。



看板にある通り、このさんぽ道は「花がいっぱい」。



飯田地区から実家のある高部地区へ。
実家へ寄ったあと、近くの押切北公園へ。



この遊具、いつかは私も遊んでみたいと思っていた10年ほど前、姪っ子の子どもと一緒に螺旋状の滑り台を下りることが叶い、私も子どもにかえったように興奮した。
あのころは父もまだ元気で、父も一緒に滑ってきたっけ。



押切北公園から南公園に向かう途中、川沿いの歩道には、タチアオイが咲いていた。
季節が進むのが早いな。



押切南公園に着いた。



ぐるっと一周し、巴川の支流、和田川沿いを進み、帰ることに。



雨上がりの散歩はちょっと蒸し暑かったけど、多感な時期を過ごした場所は、今の自分になんだかエネルギーを与えてくれるところでもあった。



起伏を楽しむ

2021年05月13日 | さんぽ帳
昨日の朝は秋葉山(あきはやま)公園を散歩。
先月、キリシマツツジを見に出かけて以来、ちょうどひと月ぶり。



公園内にある古墳、秋葉山第一号墳へ上がっていくとき、朝日が差し込んできた。



園内の小高い所から眺めるJR清水駅あたりの市街地。



清水駅より東に、興津(おきつ)埠頭方面、



西に、JR東静岡駅方面。




キリシマツツジを見たときから樹木の様子も変わり、箱根空木の花が。



かわいらしい白い花をつけているエゴノキ。



名前がわからなかったけど、この白い花もきれい。



ビワの実もたくさんついていて、色づいている実もある。



ハナミズキもよく咲いてる。



ここのハナミズキはアメリカとの友好の木だそう。



このところ日中は日差しが強かったり、気温が高かったりするので、山へ出かけるのを控えていて、散歩に物足りなさを感じていた。
昨日は公園内の端から端まで、階段を登ったり下ったり、足に負荷をかけ、起伏を楽しんだ。





ブラシノキ

2021年05月10日 | さんぽ帳

清水駅東口広場のブラシノキ


今朝の散歩は特に目的もなく、なんとなく歩きながら、清水駅方面に向かった。
途中、歩道沿いの花壇に紫つゆ草を見つけた。
以前、俳画教室へ通っていたとき、紫つゆ草が課題に出て、先生のお手本はあるものの、実物を見たくて、あちこち探し回ったことがあった。
ようやく見つけたのはあるお宅のプランターに植えられたものだった。
なんとなくの散歩の途中で、こんなふうに出合えるとは……。



紫陽花、もう色づき始めている。



清水駅江尻口(西口)のバス乗り場まで来て、ふと上を見たら、さくらももこ先生のイラストが。
以前は毎日のように駅を利用し、このあたりも数えきれないほど歩いているのに、これまでまったく気づかなかった。
電車やバスの時間ばかり気にして、上を見ることがなかったのかなぁ。

茶畑と富士山、



清水エスパルス、



清水港に水揚げされるマグロ、



駿河湾で獲れたサクラエビを干すところ、など、
「ザ・静岡」だ。



清水駅東口広場をぐるっと一周。
モニュメント「空のむこう」。



ブラシノキの赤が鮮やか。
私はつい「タワシの木」と言ってしまったりするけど、タワシじゃなくブラシだった



ブラシノキを見て、「ブラッシュアップ」という言葉を思い出し、自分自身を磨かなくちゃ、と怠惰な自分を省みながら帰り道を歩いた。


海辺の木

2021年05月08日 | さんぽ帳
今朝の散歩は まず庵原川(いはらがわ)沿いの遊歩道へ。



桜並木の緑がだんだん濃くなってきた。



おっ、幹に一輪咲いてる。
すっかり花の時季が終わってからの貴重な一輪。



3月来、観察しているアーモンドと思われる木。
実をいっぱい付けている。



アオサギがどこか一点を見つめて……視線の先に何があるのかな。



庵原川から清見潟(きよみがた)公園へ。
庵原川沿いもこの公園内も、雨上がりの緑の中は清々しい。



サクランボ、赤い実がかわいらしくて、柔らかそうな葉っぱと葉脈もきれい。



公園の一角にピンクのかたまり。
ムギナデシコだった。
この花 好き!



さてさて、今日の散歩の目的地。
海辺に立つ、この一本の木を見たかった。
4年前、夫と散歩中、偶然にこの場所を見つけた。
昨日、ふと思い出して、またここに来てみたくなった。



帰り道、雑草が生い茂る空き地にアヤメが。



自生しているアヤメを見るの、初めてかな。
きれいで、たくましい。



花と緑をいっぱい楽しんだ朝だった


雨上がりの朝の散歩

2021年05月06日 | さんぽ帳
今日の散歩は高部みずべ公園へ。
というのも、 朝起きたとき、山の方に雲がたなびいているのが窓から見えて、この景色をもっとよく見るのには高部みずべ公園のあたりからだと思ったから。
雲が晴れないうちに少しでも山の方へと急ぎ足で向かった。

5時半過ぎ、時々登りに行く 山原(やんばら)無線中継所のてっぺんが雲よりちょっと高いところにあって、ちょうどいい感じの雲の残り方。



富士山の頂上付近が雲間から現れた。


(午前5時46分)

高部みずべ公園の巴流大橋(ぱるおおはし)にカメラを向けようとしていたら、
「巴川、元気がいいね!」と年配の男性に声を掛けられた。
ええ、と答えた私の声が届いたのかどうか、その方はそれだけ言うと颯爽と橋を渡って行かれた。
おはようございます、の挨拶を交わすより先に発せられた その言葉がとても清々しかった。



昨日の雨で水量が増して、確かに今朝の巴川の流れは元気がいい。
(写真ではいつもと同じような穏やかな水面に見える……)



一旦、みずべ公園の外へ出て、下流方面から川を眺めた。
巴川と塩田川(しょだがわ)と四方沢川(よもざわがわ)が交わるところ。
この公園には昨年来 何度か来ているのにも関わらず、こうして眺めたことがなく、違う視点に立ったら初めての場所に訪れたような気がした。



公園から国道1号線まで歩き、歩道橋から遠くに目をやると、富士山の姿がだいぶ現れていた。
もう一度、さっきの場所から見てみたくなり、来た道を引き返し公園方面へ。




(午前6時24分)

たなびく雲が残る山並みが朝日を受ける景色も良く、帰り道は遠回りになったけど、引き返した甲斐があった。





早朝の「ひのでさんぽ」

2021年05月05日 | さんぽ帳
(登録有形文化財 テルファー)


昨日の朝、散歩は清水港の日の出地区へ。

巴川に架かる千歳橋から上流方面を眺めて、日の出埠頭へ。



ドリプラ(エスパルスドリームプラザ)に着いた。



先月28日、新たに遊園地がオープン。
ここの工事が始まったころ、何ができるのかなと思っていたけど、遊園地だった。
メリーゴーラウンドを始め、いろいろなアトラクションが楽しめるらしい。



ここも新たに工事が進んだ日の出埠頭。
以前は海面近くにあった歩道が2メートル嵩上げされ、階段で高い場所に導かれている。



伊豆の土肥(とい)と清水港を結ぶフェリーは、海上だけど「県道223号」の航路を行き来する。
「223」とは「ふじさん」の語呂合わせだそう。



富士山、右裾の宝永山あたりまで雪がまだ残っている。


(午前6時8分の富士山)

海の透明度がいいように見えて、のぞいた。
ん? 海面がきれい。
以前はよく、隅の方にペットボトルなどゴミが溜まって浮かんでいたのに、そういったものが一つもない。



このモニュメント好きだなぁ。
好きなくせに名前を知らないのだけど。
タンクローリーの後ろ姿とかカーブミラーとか、曲面の鏡面に映る景色がとっても好き。
それで、ここに来るときは必ず、このモニュメントを眺める。



帰り道、港橋から眺めた巴川の上流方面。



このところ山の方へ出かけることが多かったけど、潮風に吹かれて歩くのも心地よかった。



庵原町のころを思い出しながら

2021年05月04日 | さんぽ帳
昨日の散歩は庵原町(いはらちょう)へ。

庵原町に入った途端、みかんの花の香りが濃く漂ってきた。
朝5時45分、庵原町からの富士山。
頭がちょっとだけ見えた。



朝日は昇っているけど、雲がかかって日が薄い。
ほの暗いなかにみかんの白い花が浮かぶ。



庵原球場方面に向かう坂道はなかなかきつい。



前の日も思ったけど、昨日の朝も、なんだか「秋」のように思った。
早朝の肌寒いほどの気温なのか、それとも空を見て、そんな気になってしまうのか。



球場をぐるりと回るように下りの道を行く。



海の向こうに伊豆半島の山並みがよく見える。



球場の斜面に紫色の花が。
蔓性のこの植物、初めて見る。
家に帰ったら調べてみようっと。



新東名高速と国道1号静清バイパスをつなぐ道が新しくできている。
20年ほど前、結婚して3年目からの10年間、庵原に住んでいたことがあるけれど、周囲の変化した景色を前にすると以前の様子がすぐには思い出せない。



かつて住んでいたアパートの場所も新しい道路に。



当時、アパートの駐車場には時々タヌキが現れていた。
ジョギングコースとしていた庵原の高山ではキジを見かけることもあった。
あのときの野生動物たちは今、どこを棲み処としているんだろう。
新しい道路の利便性に私もこれから助けられることもあるんだろうなと思いつつ、ちょっと寂しい気持ちを抱きながら帰り道を歩いた。



庵原川沿いから廃線跡へ

2021年05月03日 | さんぽ帳
昨日も早朝に散歩。
まず庵原川へ。
前夜は雷雨が凄かった。
県内では竜巻の被害も。

濡れた路面が朝日を反射してまぶしい。



おっ、アヒル?…に見えた地面。



5時55分、庵原川沿いに着いた。
日はすっかり高い。
前夜の雨量の多さを物語るように、川の水音が大きい。



桜並木の緑が鮮やか。
雨で洗われたよう。



3月にここを歩いたとき、アーモンドの花かな、と思った木は、
(3月20日撮影)


その後、もしかして桃だったのかなと思ったけど、
(4月3日撮影)


今はこんなふうに実が大きくなり、桃ではなくやっぱりアーモンドかもしれない。↓



水滴がついた土手の草、キラキラ



庵原川沿いの歩道から、静岡鉄道清水市内線の廃線跡の自転車歩行者道へ。
かつて清水市内線は東海道本線と併走していた。
歩いていたらJRの電車とすれ違った。ビュン!



山並みもきれい!
帰りに渡った歩道橋からの眺め。



朝の散歩、気持ちよかった


10日ぶり早朝の散歩(2)

2021年05月01日 | さんぽ帳
今日の天気予報では午後は雨とのことだったので、10日ぶりに朝の散歩へ出かけた。
「さつき通り」沿いのバラを堪能して、商店街へ。



清水銀座へ入ったところで、「社会実験中」の立て札が。



車道の一部に歩道を拡げ、休憩所が設けられている。



「パークレット」だったかな、こういったスペースが確か葵区の呉服町通りや七間町通りに設置されたことを以前、ローカルニュースでやっていたっけ。
清水区でも今日から始まる。



清水銀座を抜け、巴川方面へ。
柳橋に来た。



下流方面の大正橋を眺めて、



上流方面の稚児橋へ。
午後から天気が崩れるとは想像しにくい、いいお天気。



これからの季節は日中の日差しを避けて、朝の散歩が多くなるかな