「薬を飲んでるのにどうして再発するのですか?」
「手術しても再発する!だったらしなくてもいいのではないのですか?」
「薬は飲んでも何も効きませんでしたよ!」
私はどこの病院に行ってもちゃんと自分の思ってることを言った
納得のいくまで聞いてみた
それでも納得がいかなかったけど手術をするかどうかは
その時々の状況だったり、いや病院によって違うのだ
そのたびに振り回されてきた
薬は飲んでも効かないことは先生自身も知っていたようだ
そのうち、先生方の言ってたことばが段々にわかってきた
何度も再発して完全に治る、というのは珍しいようだ
よくなる人も人もいればそのまま何も変わらない人もいる
その矛盾さがどうしても理解出来なかったが
昨年の再発(何度もだけど)で私は確信を得た
この病気は数年に一回はなり、もはや自然治癒で治すしかない
また治らなくても最小限に抑えればなんとか自分を保てるかも
そう思って、それからは自分の活力でもある○○を
いつもの倍以上飲み続けた…
それから不思議なことに症状がやわらいで当時の先生は
これなら手術をしなくてもだいじょうぶ、とまでいってくれた
帰りの電車に乗って帰った時、しみじみと思った
「明日からまた普通の生活ができるんだ」
そう思ったら今までのごく普通の生活がとてもしあわせに思えたのだ
これ以上のしあわせはないと思った
入院すれば子供の学校はどうすればよいのだろうか?
愛犬はいったいどこへあずければよいのだろうか?
そんなことばかり考えていました
眼の中の黒い墨が流れるたび、私の心臓は信じられないほど
ビクッと大きく揺れ動くのです…
またか…恐怖のどん底に陥ったような気分に襲われます
だから夫のことばに私はショックを受けたのです
痛みは眼ではなく心の痛みだったのです
信じられるのは自分が見たこと
他人が聞いたことでもきちっと確かめること
わからないことは勇気を出して聞いてみること
先生に聞けなかったら看護師さんにも聞いてみること
余裕がなかったら、もう一度メモをして、勇気を持って
次回に行った時に、再度聞いてみること。
ちょっとしたことの病名でも紙に書いてもらうこと
わからないことは聞けば意外と答えてくれます
患者はただ黙って診察を受けていてはなにも変わりません
たった3分、5分の診察でした
ということのないように。(薬をもらうだけならいいけどね)
私は最後に通院も地元の病院で、と言ってみました
するとすんなりとOKを出してくれました
だけど私はそれ以来全く病院には行っていません
なぜならば効かない薬と高い治療費を出して終わりだからです
時間の無駄もあります…
特効薬はなにもないからです
あるとしたら…安らぎとか生きがいとかちゃんとした食事でしょうね
人間がんばらなくてもいいのです
適当に生きてればいいのです
それからの私はぐーたらに拍車がかかって、今の自分大好きです
でもまだ私には心の病気がまだ存在しています
なかなか治らなくて…
結婚して間もなく、だったかも
精神的に満たされない寂しさの表れだと思っています
ストレス解消にヘタなお絵かき。描くとなんだかスッキリするんです