Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

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ソプラノ歌手木村はる奈とQoonieによるユニット

Free Style Group THE ENTERTAINMENT
Mr.kazzsoul率いる音楽集団。絵本×歌企画で参加させて頂いています。

<Release>
2018.04.25  Qoonie 幻標本箱

MKNR-9004 ¥2,500+税
全作詞 松井五郎 全作曲 Qoonie

(郵便振替)

(クレジット、コンビニ支払可)

東京都現代美術館2

2007-09-16 22:38:31 | Weblog
ってなわけで、休憩をそそくさと繰り上げ、常設展示室へ。
コチラは、色んなジャンルのもの、絵画だけじゃなくオブジェの様なものもあったりで、
満載で楽しかったです。奈良美智さんの絵もありました。

上のフロアの入り口付近、太郎さんの作品が幾つも展示されていて、眺めながら進んでいくと、
奥のだだっ広い部屋に出ました。そこに、ありました。

『明日の神話』と名付けられたその壁画は、静かに、どっしりとそこにありました。

何なんでしょうね、岡本太郎さんの作品全てに感じるあの力強さって。
『明日の神話』の絵の中心には、骨だけになった人間が、体中に炎を受け燃えている姿が
大きく描かれています。その周囲に小さく、真っ黒な姿で燃えている人間の姿。灰色の空
に浮かぶ、まるで感情を持っているかのような、二つの瞳を持つ雲。横幅30mの絵の中を
縦横無尽に暴れる、顔を持った、炎の様な怒りの様な物体。
この作品の中には、怒りや苦しみがとても感じられるのですが、これまた不思議な事に、
岡本さんが描く絵は、そんな中にも前向きさがあるんですよね。それは、たぶん顔の
表情だったり、カラフルな色使いが、そう感じさせるのかもしれないんだけど。
怒りや苦しみに埋め尽くされた " 今日 " という日があったとする。
それを決して無駄にしないように" 明日 "へと繋げていかなくちゃいけない。
さて、君ならどんな方法が思いつく?
と、尋ねられているような気がしたのでした。

実はこの壁画、写真撮影オッケイだったのです。
本当はここにも載せようと思ったんですが、やっぱりやめときます。

今度は川崎市にある、岡本太郎美術館に行ってみよう。