◎かいなき終わり世の終わり
2024年6月4日米紙ニューヨーク・タイムズは4日、米国製の武器を使って、ウクライナ軍がロシア国内を初めて攻撃したと報じた。
米国製武器をウクライナがロシア領攻撃に使用するのは、核兵器を保有するロシアと米国の直接戦闘につながると懸念されていたが、これでNATOの欧州とアメリカ対ロシアの核戦争の可能性がぐっと高まった。実際に各紙や専門家の論調は、数か月以内の欧米とロシア間での核戦争を予想するものが増えている。なぜ数か月以内かというと2024年11月の米大統領選挙以前での開戦の可能性を予想しているからである。
NEWSWEEK日本版“ 【動画】米ロ全面核戦争シミュレーション”2022年9月15日(木)19時07分では、米ロ核戦争がエスカレーションして、両国とも全滅する核戦争が上がっている。
【動画】米ロ全面核戦争シミュレーション|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)
これは、プリンストン大学のシミュレーションであって、最初は、ロシアとNATOが警告と報復で放った一発づつの戦術核の応酬ではじまるが、4時間半後には、全面核戦争になり終了し、米ロ合計犠牲者9150万人(うち死者3610万人)であり、両国とも復興できない状況になることを予想している。
国連の中核である五大国の軍事コントロールがロ中により効かなくなっている現在、それは非現実的な夢物語とは言えない段階まできている。
ネットニュースでは、日本の大手メディアでは、そうしたのっぴきならない情報はヘッドラインには上がらず、人々はそれを知らないままで、日々野球やサッカーやゲームや芸能やどうでもよい動画やロ中筋の流した煙幕情報に踊る。これをマインド・コントロールと言わないのだろうか。
出口王仁三郎予言などでは、人類の生存率三分の一を唱えるが、このシミュレーションの犠牲者1億人弱は、世界人口80億に比べたらいかにも少ない。
それよりも、このように自国の経済も文化も日々の生活もすべて壊滅せしめるような政策をとっている人物たちが国際政治の実権を持ち続けている異様さに驚愕せざるを得ない。
仏教は日本以外ではほぼ壊滅。欧米のキリスト教バックボーンの社会は、思想信教の自由の旗の下に実質無神論に転化。そして大規模移民により先進国の文化・伝統は内から蝕まれ、風前の灯となっている。
これを反転させるには、一人一人が冥想により意識の限界状況を通過して神を知り、本当の愛を知ることしかない。そう考えている人はとても少ないが。
※かいなき終わり世の終わり:
『れん合の国の軍は強くとも、心は割れて四ツ五ツ、いつか勝負の果も無く、力は既にイングリス、艮に以太利て雨リカの、フランス跡に地固めの、望みもつきてカイゼルの、甲斐なき終り世の終り、金も兵糧も尽き果てて、互に臍を噛みながら、猶ほ懲りづまに向きを替ヘ、良き支那物を奪はんと、命限りに寄せ来る、其時こそは面白き、茲に仁義の神の国、豊葦原の足に掛け、蹴え放ららかし息の根を、絶ちて悪魔を絶滅し、世界一つに統べ守り、祭政一致の神政を、天地と共に楽しまむ。』
(瑞能神歌 いろは歌/出口王仁三郎より引用)