◎苦難のことは書かない
聖マラキの予言とは、歴代ローマ法王を幻視して、一言づつ評を加えていったもの。当然関心のあるのは、いまの法王と最後の法王ということになる。
109番目は、ヨハネ・パウロ1世で、「月の半分」。在位33日で奇怪な死を遂げた。
ベネチアの別名が半月の町であり、そこの大司教経験者。
110番目は、ヨハネ・パウロ2世(在位1978-2005)で「太陽の骨折り仕事」。ポーランドの貧しい労働者の家庭の生れから、法王に昇り詰めた。ソ連解体後の1990年代の東欧の自由化全体に大きな影響を与えたと言われるが、その役割の全貌は明らかになっていない。
111番目は、ベネディクト16世で、「オリーブの栄光」。オリーブは旧約聖書で平和の象徴だそうですから、ベネディクト16世在位中は、世界戦争はないと見るのでしょう。
112番目は、最後の法王で、「ローマ聖教会が最後の迫害を受ける間、ローマ人ペテロが教皇に就く。彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町(ローマのこと)は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。」
その苦難とはなんだろうか。
出口王仁三郎に興味のある人しか読まないが、瑞能神歌という予言書がある。
『『瑞能神歌』(大本神歌)(三)に「いよいよ初段と相成れば、西伯利亜線を花道」のシベリヤ線とあるのは、アラスカ、シベリヤ、モスコーの線のことで、シベリア鉄道のことではない。天羽英二内閣情報局総裁も言っていた。それならば鉄路とか線路とか書くのである。
昭和16年12月8日から初段目が開かれたのである。「天の鳥舟天を蔽ひ、東の空に舞い狂ひ、ここに二段目幕が開く」とあって、次に「三段いよいよ開くとき三千余年の昔より、国の御祖の選まれし、身魂集まる大本の・・・・とあって、途中(二段目)が書いていないのは、あまり悲惨だからである。」(昭和18年3月)』
(新月の光/八幡書店/木庭次守編から引用)
初段は、第二次世界大戦。二段は、第三次世界大戦であり、シベリヤ線を花道にして、天の鳥舟舞い狂う、熱核ミサイル戦争なのだろう。三段は、戦後の新時代。とあるが、二段目はあまり悲惨なので、聖マラキも、王仁三郎も詳述していない。二段目を幻視してショックを受ける人もあるやに聞く。
シベリヤ線には、米ロの核兵器が集中配置されているのだろうから、出口王仁三郎はそれを見ていたのだろう。
この予言も100年前のもので、いまはもうかなり変わっているはず。良いほうに変わっていればいいけれど。
世界戦争の原因を考える時に、戦争に誘導していく指導者だけが悪者と考える人が大勢である。世界も自分も一つという立場から、自分もその戦争の原因の一翼を担っていることが問題だと見る人は、少数なのだろう。
聖マラキの予言とは、歴代ローマ法王を幻視して、一言づつ評を加えていったもの。当然関心のあるのは、いまの法王と最後の法王ということになる。
109番目は、ヨハネ・パウロ1世で、「月の半分」。在位33日で奇怪な死を遂げた。
ベネチアの別名が半月の町であり、そこの大司教経験者。
110番目は、ヨハネ・パウロ2世(在位1978-2005)で「太陽の骨折り仕事」。ポーランドの貧しい労働者の家庭の生れから、法王に昇り詰めた。ソ連解体後の1990年代の東欧の自由化全体に大きな影響を与えたと言われるが、その役割の全貌は明らかになっていない。
111番目は、ベネディクト16世で、「オリーブの栄光」。オリーブは旧約聖書で平和の象徴だそうですから、ベネディクト16世在位中は、世界戦争はないと見るのでしょう。
112番目は、最後の法王で、「ローマ聖教会が最後の迫害を受ける間、ローマ人ペテロが教皇に就く。彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町(ローマのこと)は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。」
その苦難とはなんだろうか。
出口王仁三郎に興味のある人しか読まないが、瑞能神歌という予言書がある。
『『瑞能神歌』(大本神歌)(三)に「いよいよ初段と相成れば、西伯利亜線を花道」のシベリヤ線とあるのは、アラスカ、シベリヤ、モスコーの線のことで、シベリア鉄道のことではない。天羽英二内閣情報局総裁も言っていた。それならば鉄路とか線路とか書くのである。
昭和16年12月8日から初段目が開かれたのである。「天の鳥舟天を蔽ひ、東の空に舞い狂ひ、ここに二段目幕が開く」とあって、次に「三段いよいよ開くとき三千余年の昔より、国の御祖の選まれし、身魂集まる大本の・・・・とあって、途中(二段目)が書いていないのは、あまり悲惨だからである。」(昭和18年3月)』
(新月の光/八幡書店/木庭次守編から引用)
初段は、第二次世界大戦。二段は、第三次世界大戦であり、シベリヤ線を花道にして、天の鳥舟舞い狂う、熱核ミサイル戦争なのだろう。三段は、戦後の新時代。とあるが、二段目はあまり悲惨なので、聖マラキも、王仁三郎も詳述していない。二段目を幻視してショックを受ける人もあるやに聞く。
シベリヤ線には、米ロの核兵器が集中配置されているのだろうから、出口王仁三郎はそれを見ていたのだろう。
この予言も100年前のもので、いまはもうかなり変わっているはず。良いほうに変わっていればいいけれど。
世界戦争の原因を考える時に、戦争に誘導していく指導者だけが悪者と考える人が大勢である。世界も自分も一つという立場から、自分もその戦争の原因の一翼を担っていることが問題だと見る人は、少数なのだろう。