◎師匠も生き埋め
禅では、その時すべきことをしているか、言うべきことをいうかが問題とされる、
一瞬も油断できない世界である。
師匠である黄檗が歩いていくと、弟子の臨済が鍬で畑を鋤(す)いてるところに出くわした。
黄檗を見ると臨済は鍬を杖にして立っていた。
黄檗は、彼に「疲れたのか」とジャブを打った。
臨済、「鍬も上げないでいるのにどうして疲れましょうか。」
黄檗は、持っていた棒を振り上げて打ち下ろした。臨済は、すかさず棒をひったくって体当たりをかまし、黄檗を地面に押し倒してしまった。
黄檗は維那(寺の庶務係)を呼び、「俺を起こしてくれ」と命じた。維那は、助け起こして「和尚はどうしてこんな気ちがいの無礼を許されるのですか」と言う。
黄檗は起き上がると物も言わずに維那を棒で叩いた。
一方の臨済はそんな騒ぎをよそにぐんぐん畑を耕している。
そこで臨済は「世間では火葬するが、俺のところでは一気に皆生き埋めにしてやる」と嘯(うそぶ)いた
黄檗も見事生き埋めにされたわけである。
禅では、その時すべきことをしているか、言うべきことをいうかが問題とされる、
一瞬も油断できない世界である。
師匠である黄檗が歩いていくと、弟子の臨済が鍬で畑を鋤(す)いてるところに出くわした。
黄檗を見ると臨済は鍬を杖にして立っていた。
黄檗は、彼に「疲れたのか」とジャブを打った。
臨済、「鍬も上げないでいるのにどうして疲れましょうか。」
黄檗は、持っていた棒を振り上げて打ち下ろした。臨済は、すかさず棒をひったくって体当たりをかまし、黄檗を地面に押し倒してしまった。
黄檗は維那(寺の庶務係)を呼び、「俺を起こしてくれ」と命じた。維那は、助け起こして「和尚はどうしてこんな気ちがいの無礼を許されるのですか」と言う。
黄檗は起き上がると物も言わずに維那を棒で叩いた。
一方の臨済はそんな騒ぎをよそにぐんぐん畑を耕している。
そこで臨済は「世間では火葬するが、俺のところでは一気に皆生き埋めにしてやる」と嘯(うそぶ)いた
黄檗も見事生き埋めにされたわけである。
↑ここに、笑ってしまいました。
(・・;)
黄檗も見事生き埋めにされたわけである。
↑でも、こちらが分からなくて(・・;)
何となあく、比喩的なニュアンスですかね(・・;)