ぼかし肥が写真のように、発酵して白くなっています。
発酵完了し、完成まじかです。
4月10日に仕込みをしたぼかし肥。
これから、最後の仕込みには入ります。
このぼかし肥には、若干の水分がまだ残っています。
そこで、水分を飛ばすために天日干しをしました。
アップすると、こんな感じです。
先週から、ぼかし肥を天日干ししました。
これで、完成です。
さてさて…
読者の方から過去に次のようなご質問を頂きました。
天日干しをした場合に、菌は死滅してしまわないのでしょうか?
これにつきましては、次のような説があります。
EM研究機構HPのボカシについてのQ&Aでは、下記のように回答されています。
Q、EMボカシを保存する前に乾燥させる場合は、直射日光にあてた方がよいですか?日光にあてることによって微生物が死滅したり効果が低下しませんか?
A、発酵が終わった段階で天日干しを行うことにより、水分を蒸発させることにより、保存期間中に腐敗やウジなどの害虫発生を防止することができます。また、乾燥天日干しではEMの効果に影響は与えるような高温や水分減少ではないので問題はございません。
念のため、ここに掲載させて頂きます
また、昨年天日干しをしたぼかし肥がその後また発酵しました。
従って、上の設問は事実で、天日干しではぼかし肥菌は死滅しないようです。
次に、ぼかし肥を入れた畝に出る菌糸の話をします。先日、この菌糸は野菜の根では無いかと?
私は、トマト、ナス、キュウリ、キャベツなどの栽培で、畝にぼかし肥を入れた後でマルチを張ります。
収穫が終わった後、そのマルチを取ると、必ず菌糸が土表に出ています。
菌糸について、ネットで調べてみると、このような記事がありました。
そうです。まさにわたしのぼかし肥には、土着菌がウヨウヨいるのです。
そして、そのぼかし肥の土着菌が、土をホカホカにして、他にはない美味しい野菜を作るのです。
処で、私はぼかし肥作りに良く使うEM菌は使っていません。
使っているのは、その土、材料に居る土着菌を発酵促進させる発酵促進剤【コーラン】です。
コーランは、米ぬか、油かす、魚骨粉などぼかし肥の材料の中に潜む土着菌を使って発酵を促進させます。
その場に馴染んだ土着菌の方が、借りて来たEM菌よりか遙かにその土地に合った菌です。
その土着菌が、活発に活動して土を活性化させ、更には土の悪玉菌を死滅させるのです。
そして、その土着菌は太陽に当たろうが畑の中で生きています。いやむしろ増殖しているのです。
従って、マルチを取るとビッシリと菌糸が出るのです。
私の畑の中は、土着菌の宝庫なのです。
その土着菌のお陰で、ホコホコの土で美味しい野菜が出来るのです。
決して、化成肥料を使った野菜にはない味の野菜です。
以上、と言うように解釈して、一人悦にいっています。
でも、これはあながち嘘ではありません。
これからも、せっせとミネラル豊富な魚骨粉の沢山入ったぼかし肥を作ります。
そう、ぼかし肥の材料にも、こだわります。
11月初旬にぼかしを仕込んでそろそろ良い感じになりました。
燻炭を混ぜてからどのように保存されていますか?私は大きなビニール袋に入れ替えていますが、湿気てしまいます。使うのには問題はなさそうですが、気になります。宜しくお願いします。
お返事遅れてすいません。
私の場合、仕込みも保存も発泡スチロールの箱で行なっています。
ぼかし肥は、見た目乾燥した様に見えても、スチロール箱で保管しておくと再度発酵することがあります。
従って、私の場合くんタンを入れてから一ヶ月程度は仕込んだ発泡スチロール(通常6箱ぐらい)のままで保管しておき、その後で底の深い発泡スチロール(2箱)に保管します。
こうすると、後はいつでもサラサラの状態で、ぼかし肥が管理できます。
参考になれば良いのですが…
。
保存する発泡スチロールは作ったときの穴あきのではなく、穴のないものがいいんでしょうか?たびたびすみません。
コメントの返事遅れました。
発泡スチールの件ですが、ぼかし肥を最初に仕込んだ時は、発酵を促進させる為に箱を少しずらして空気を入れています。
でも、暖かい時は、発酵時は強烈な臭いがします。
この臭いにつられてハエなどの虫が来ます。
従って、サンサンネットを箱に被せて居るのはこの為です。
発酵が終わってぼかし肥が出来上がりましたら、空気を入れ込む必要は有りません。
従って、発泡スチールの箱は密閉して保管しています。
出来上がれば、いつまで経っても、サラサラです。
虫も湧きません。
解らない事があれば、いつでもコメント下さいね。
今回上々の出来に喜んでいます。