谷屋は、全部で部屋数が7室という小さな旅館です。
写真を撮った道路側には、緑いっぱいの道後公園があります。
また、歩いて5分程度で、道後温泉駅、商店街と非常に便利な場所に立地しています。
旅館の歴史は、今年で六十年の老舗の旅館です。
数年前に、全面立て替えをしました。
建て替え後、一昨年でしたか? 旅サイト【じゃらん】で四国NO1にもなった知る人ぞ知る旅館です。
ロビーです。
写真には見えませんが、この旅館の全ての場所に、空気清浄機が設置されています。
私達が、泊まった【緋の蕪】と言う部屋です。
この宿は、全部 部屋の作りが違います。
7室のうち5室はロフト付きです。
6月から、谷屋さんのホームページからは、部屋を指定して予約できるようになりました。
私達が予約したときは、【お任せ】で部屋の指定は出来ません。
この階段を上ると、寝室になります。
ロフトなので、天井は低いです。
でも圧迫感は、全然ありません。
写真右側に見える陶器の花瓶のようなものが、空気清浄機です。
部屋の中には灰皿はありません。
従って、たばこ臭さも、湿気、カビ等の臭いも皆無です。
ロビーには、面白いものがありました。
顔の温泉があるのです。
写真の丸い蓋の部分がそうです。
蓋を外して、上のスイッチを押すと、ジワジワと蒸気が出ます。
石が濡れているのは、蒸気で濡れたからです。
妻は、顔を一生懸命蒸気に付けていました。
お風呂は、源泉掛け流しです。
全部で、三種類の浴室があり、全て貸し切りです。
旅館に到着して、このお風呂に妻と入りました。
この他、二つほど在りますが、朝、昼、晩と全てを制覇しました。
貸し切りなので、他の方に気兼ねなく入れる点は、最高です。
この旅館は、市電の『道後温泉駅』から歩いて5分、道後温泉のまさに中心部にあります。
一風呂浴びた後で、温泉街に行ってきました
からくり時計です。
五時にはからくり門が開くとのことですが、待てませんでした。
こちらは、坊ちゃんなどで有名な【道後温泉】です。
どちらが正面なのか解りませんが、青い屋根が、皇室専用の温泉で、黒い屋根が道後温泉本館です。
道後温泉本館の入り口は、この写真の反対側にあります。
私達は、温泉には入ってきたので、この温泉はパスしました。
すぐ近くの、道後商店街 通称【ハイカラ通り】を散策しました。
名前の通り、ハイカラなお菓子屋さん、陶器やさん、衣料品店等々大変面白いお店が並んでいます。
前日、山の中の人里離れた旅館に泊まったので、にぎやかな通りもまた大変心地よかったです。
写真は、今治名産のタオルショップです。
こちらは、竹製品を販売するお店です。
お店の中に孟宗竹が生えています。
ここにも、虎竹で作ったザルが販売されていました。
でも、値段が高く手が出ません。
と言うことで、写真のザルを購入しました。
どうも、旅行をするとザルを購入する癖があります。
商店街を散策したら、お腹も空いてきました。
これから、楽しみな谷屋さんの夕食の時間です。
朝起きると、外は滝のような雨です。
遂には、お天気男、お天気女もお天道様に見放されました。
朝は、特別に麦とろご飯を注文しました。
このオーベルジュ土佐山の食材は、生産者が誰かを出来る限り記入しています。
そして、野菜は殆どを近くの農家から調達したものだそうです。
だからでしょうか??
写真の、真ん中にある『トマト』は甘くて、最高に美味しかったです。
食事の後、外の棚田の景色をゆっくりと眺めながら、コーヒーを飲みました。
これで、高知ともお別れです。
これから、約三時間高速を運転して、松山に向かいます。
途中の山越えで相当の雨に遭いましたが、昼過ぎに松山に着きました。
着いた頃はあれだけ降っていた雨も、すっかりあがっています。
お昼は定番のおそば屋さんです。
ボリュームたっぷりのお蕎麦に、大量の辛みダイコンを付けていただきました。
美味しかったです。
食後のデザートです。
こちらは、妻の分です。
豪華です。
食べ物ばかりの記事が、続きすぎました。
松山で是非見たいところは、第一候補は【砥部焼】です。
先ほどの、おそば屋さんの器も砥部焼です。
これは、生石窯 西山千代子さんの作品です。
貼り合わせ技法というやり方で、大変に面白く思いました。
でも、値段が高く今回は目の保養だけで購入は見合わせました。
でも、この記事を書いているときも、買っておけばと後悔というか迷いがあります。
生石窯に興味のある方はこちらをどうぞ
素晴らしいものを見させていただいて心豊かになりました。
次は今夜泊まる道後温泉に在る【あたたかい宿 谷屋】に向かいました。