らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

大暑と熱中症の予防方法

2010-07-23 | 季節

今日は二十四節気の一つ「大暑」です。
「大暑」とは最も暑い頃と言う意味で、暦便覧にも「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」とあります。
つまり、暑さが最高に至ったということです。空には入道雲がむくむくと広がり、1年で一番暑い頃です。

今年は一週間前の梅雨明け以降、全国的に猛暑に見舞われており、暦通りの暑さとなっています。
岐阜県の多治見市では、昨日の最高気温が39.4度となり、全国で今年の最高気温となったようです。
新聞報道によると、昨日は全国921の観測地点のうち、今年最多の144地点で35度以上の猛暑日となったそうです。
このため、熱中症とみられる症状を訴える人が各地で相次ぎ、大勢の人が救急搬送され、7人のひとが亡くなったようです。

熱中症予防にはのどが渇く前に、早めに水分と塩分の補給をおこなうことだそうです。
そこで、今日は熱中症にならないために心掛けるポイントを調べました。

「熱中症にならないために心掛けるポイント」
1.体調を整えること
 睡眠不足や風邪気味などで体調の悪い時は、暑い日中の外出や運動は控えること。
 日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけ、暑熱順化することによって熱中症にかかりにくくなるそうです。
2.服装に注意すること
 通気性の良い洋服を着て、外出時には帽子をかぶったり、日傘をさしたりしましょう。
 熱を吸収する黒系の素材の洋服は避けるようにしましょう。
 襟元をなるべく緩めて通気性のよいものを着るようにしてください。クールビズの活用もその一つだそうです。
3.こまめに水分補給をすること
 汗のもとは血液中の水分と塩分なので、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。
 のどが渇いたと感じた時は既にかなりの水分不足が生じています。定期的に少しずつ水分と塩分の補給をして下さい。このときの塩分は0.1%程度が良いそうです。
 スポーツドリンクは発汗によって失われた水分やミネラルを速やかに補給できるように調整してあるので最適な飲料と言われています。

「熱中症の症状が見られたときの応急処置」
1.涼しい日陰やクーラーのきいた室内に移動してください。
2.衣類を緩めて休ませ、体から熱の放散をさせてください。
3.体を冷やしてください。
 氷や冷たい水で冷やしたタオルを頚部、両脇の下、大腿の付け根(両股関節)に充て、血流を冷やして体温を下げてください。
以上は応急処置です。

軽い症状の場合はこれでよいそうですが、筋肉が痙攣したり、気分が悪くなったり、或いは意識がはっきりしないような場合は、救急隊の要請を行い、病院を受診するようにしてください。
救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっているそうです。
暑さはこれからが本番です。熱中症にならないように十分注意してください。