今日7月4日は「アメリカ独立記念日」だそうです。
現在では、経済や軍事を始め各分野において、世界で絶対的な発言力を持っているアメリカですが、独立するまではイギリスやフランスなどヨーロッパ各国の植民地となっていました。
今日は、アメリカが独立を勝ち取る「独立戦争」と「アメリカの名称の由来」について調べました。
「アメリカの名称の由来」
1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見したとされていますが、彼が発見したのは西インド諸島で、アメリカ大陸を初めて見つけたのは、1499年イタリアの探検家
アメリゴ・ベスプッチです。
「アメリカ」の名称は、彼の名前が由来と言われています。
「ボストン茶会事件」
この事件はアメリカ独立戦争(独立革命)の象徴的事件とされています。
アメリカには有史以前から先住民が住んでいましたが、大陸発見以後、ヨーロッパの国々から人々が次々とアメリカに渡って来ました。
そして、スペインやオランダ、フランス、イギリスなど、ヨーロッパ諸国の植民地となりました。
独立するキッカケは、植民地政策に熱心であったイギリスとの間で、紅茶事件(ボストン茶会事件)が起こったことによるようです。
この紅茶事件とは、1773年12月16日に、アメリカ・マサーチューセッツ州でイギリス本国会議の植民地政策に憤慨した植民地の人達が港に停泊していたイギリス船に潜入し、イギリスの東インド会社の積荷の紅茶箱をボストン湾に投棄した事件です。
「独立戦争」
「独立戦争」は1775年~1783年、イギリスとアメリカ東部沿岸のイギリス領の13州の植民地との戦争です。
植民地の人たちは重税を押しつけるイギリスの支配を拒否し、アメリカを政治的独立に導くべき立ち上がりました。
1778年にフランスがアメリカ側につき、その後、スペインやオランダもアメリカ側について優位に立ち、イギリス軍を降伏させました。
そして1783年のパリ条約で戦争が終結となり、イギリスは正式にアメリカの独立を認めることになりました。
「アメリカ独立記念日」
「アメリカ独立記念日」は、1776年アメリカ独立記念日宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日です。
この独立記念日は実際に独立した日ではなく、1776年7月4日、イギリスの植民地にあった13州の代表者が現在の「独立記念館」に集まり、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が、植民地の最高議決機関である大陸会議で採択され、議長が署名したのを記念する日でだそうです。
なお、アメリカが正式に独立するのは7年後の1783年のパリ条約によって独立戦争が終結し、イギリスがアメリカの独立を認めてからになります。
・1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたアメリカの「独立記念館」です。ここでアメリカ独立宣言が採択されました。(ウィキペディアより)

独立記念日には、各地でパレードやバーベキュー、ピクニック、野球などのイベントが開かれるようです。
「クリスマス」や「サンクスギビングデー」よりもイベントなどの派手さでは遥かに上回るそうです。
また、独立記念日の恒例の「打ち上げ花火」は、1777年以来の伝統行事となっているそうです。
昨年8月まで、1年間アメリカに滞在していた家内の姪の話では、クリスマスやサンクスギビングも、とても大事な行事だけれど、これらは家族のためのイベントであり、独立記念日はアメリカ人としての行事なんだそうです。
この日は、お祭り好きのアメリカらしく、至るところ星条旗だらけだそうです。
そして、花火大会は独立記念日をはさんで行われますが、この記念日前後が花火大会のピークのようです。
でも、日本のように1時間も2時間も打ち上げるのではなく、僅か20~30分で終了するそうです。
・独立記念日の打ち上げ花火です。(ウィキペディアより)

アメリカの独立記念日はイベントがたくさんあって楽しそうですね。
それに引き換え日本の「建国記念の日」は、同じ建国記念の祝日でも、国も国民も余りにも意識が低すぎるように感じますが、私の思い過ごしでしょうか?
現在では、経済や軍事を始め各分野において、世界で絶対的な発言力を持っているアメリカですが、独立するまではイギリスやフランスなどヨーロッパ各国の植民地となっていました。
今日は、アメリカが独立を勝ち取る「独立戦争」と「アメリカの名称の由来」について調べました。
「アメリカの名称の由来」
1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見したとされていますが、彼が発見したのは西インド諸島で、アメリカ大陸を初めて見つけたのは、1499年イタリアの探検家
アメリゴ・ベスプッチです。
「アメリカ」の名称は、彼の名前が由来と言われています。
「ボストン茶会事件」
この事件はアメリカ独立戦争(独立革命)の象徴的事件とされています。
アメリカには有史以前から先住民が住んでいましたが、大陸発見以後、ヨーロッパの国々から人々が次々とアメリカに渡って来ました。
そして、スペインやオランダ、フランス、イギリスなど、ヨーロッパ諸国の植民地となりました。
独立するキッカケは、植民地政策に熱心であったイギリスとの間で、紅茶事件(ボストン茶会事件)が起こったことによるようです。
この紅茶事件とは、1773年12月16日に、アメリカ・マサーチューセッツ州でイギリス本国会議の植民地政策に憤慨した植民地の人達が港に停泊していたイギリス船に潜入し、イギリスの東インド会社の積荷の紅茶箱をボストン湾に投棄した事件です。
「独立戦争」
「独立戦争」は1775年~1783年、イギリスとアメリカ東部沿岸のイギリス領の13州の植民地との戦争です。
植民地の人たちは重税を押しつけるイギリスの支配を拒否し、アメリカを政治的独立に導くべき立ち上がりました。
1778年にフランスがアメリカ側につき、その後、スペインやオランダもアメリカ側について優位に立ち、イギリス軍を降伏させました。
そして1783年のパリ条約で戦争が終結となり、イギリスは正式にアメリカの独立を認めることになりました。
「アメリカ独立記念日」
「アメリカ独立記念日」は、1776年アメリカ独立記念日宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日です。
この独立記念日は実際に独立した日ではなく、1776年7月4日、イギリスの植民地にあった13州の代表者が現在の「独立記念館」に集まり、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が、植民地の最高議決機関である大陸会議で採択され、議長が署名したのを記念する日でだそうです。
なお、アメリカが正式に独立するのは7年後の1783年のパリ条約によって独立戦争が終結し、イギリスがアメリカの独立を認めてからになります。
・1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたアメリカの「独立記念館」です。ここでアメリカ独立宣言が採択されました。(ウィキペディアより)

独立記念日には、各地でパレードやバーベキュー、ピクニック、野球などのイベントが開かれるようです。
「クリスマス」や「サンクスギビングデー」よりもイベントなどの派手さでは遥かに上回るそうです。
また、独立記念日の恒例の「打ち上げ花火」は、1777年以来の伝統行事となっているそうです。
昨年8月まで、1年間アメリカに滞在していた家内の姪の話では、クリスマスやサンクスギビングも、とても大事な行事だけれど、これらは家族のためのイベントであり、独立記念日はアメリカ人としての行事なんだそうです。
この日は、お祭り好きのアメリカらしく、至るところ星条旗だらけだそうです。
そして、花火大会は独立記念日をはさんで行われますが、この記念日前後が花火大会のピークのようです。
でも、日本のように1時間も2時間も打ち上げるのではなく、僅か20~30分で終了するそうです。
・独立記念日の打ち上げ花火です。(ウィキペディアより)

アメリカの独立記念日はイベントがたくさんあって楽しそうですね。
それに引き換え日本の「建国記念の日」は、同じ建国記念の祝日でも、国も国民も余りにも意識が低すぎるように感じますが、私の思い過ごしでしょうか?