らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

サトイモの花

2011-09-07 | 家庭菜園

国内での開花は非常に珍しいと言われている「サトイモの花」が今年も又咲きました。
今日は、昨年に続き2年連続で開花した「サトイモの花」をご紹介します。

「サトイモの花」
サトイモはもともと熱帯の植物なので、暑さや日照などの条件によって咲くことがあるそうですが、国内での開花は非常に珍しいそうです。
奈良県のHPによると、サトイモは原産地が熱帯アジアなので、高温、多湿、多雨の条件が重なると花が咲くこともあると書かれていました。
このため九州などでは時々咲くことがあるようですが、奈良県では10年~20年に一度あるくらいの大変珍しい現象だそうです。

・これがサトイモ(里芋)の花です。


長野県のHPでも、「サトイモの原産地は熱帯地方なので、日本では温度や気象条件などが合わないと開花しない。高温、多湿、多雨の条件で、生育のよいものに着花する」と書かれていました。



奈良県、長野県、いずれのHPにも『原産地は熱帯地方なので、高温、多湿、多雨の条件が揃わないと開花しない』と書かれているところから考えると、大阪南部の熊取町の昨年、今年の気象条件は高温、多湿、多雨の開花条件に当てはまったようです。
もし、来年も咲くようであれば、地球温暖化の影響で日本の気候が亜熱帯気候に変わりつつあるのかもしれません。
CO2の削減について、身近な問題として個人個人が真剣に考えたいものです。