京都日帰りの旅シリーズは6回目となりました。
昨日から京都府立植物園の珍しい花をご紹介しています。
「ヘリコニア・ロストラタ」
オウムバナ科の多年草で、南米ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルーが原産国です。
ヘリコニア(Heliconia)は、ギリシャ神話の女神 ムーサが住んでいる「ヘリコン山」にちなんだ名前だそうです。
葉はバナナに似て大きく、花は花穂が垂れ下がってオウムの口のような形をしています。
「ネコノヒゲ」
ネコノヒゲはシソ科の多年草で、インドからマレー半島が原産国です。
名前の由来は、長く伸びた雄しべと雌しべがやや上向きにピンと反り、その姿がネコのひげを連想させることからこの名前が付いたようです。
草丈は40~60㎝、春から秋にかけて、白い花を2個から6個、輪生して下部から咲かせます。
「フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)」
アオイ科ハイビスカス属の常緑低木で、原産地は熱帯アフリカです。
名前の由来は、雄蕊が長く、花が垂れ下がっているところを風鈴に見立ててこの名称になったようです。
「フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)」は5枚の花弁が反り返り、細く裂けて花全体が球状になり、花柱が非常に長く伸びて、独特の花の姿になっています。