らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ノルディックウォーキング

2015-09-25 | 情報

健康志向の高まりと共に、当地ではノルディックウォーキングをされている高齢者をよく見かけます。
ノルディックウォーキングは、クロスカントリースキーの選手たちが、夏の間の体力維持・強化トレーニングとして行なっていた「スキーウォーク」を、ポールを使った簡単な歩行運動として紹介されたのが始まりで、発祥国のフィンランドでは1997年の春に発表されると、たちまち誰でもできる運動として広まり、現在ではドイツ、オーストリアなどヨーロッパを中心に人気が高まっているそうです。

今日はノルディックウォーキングについて調べることにしました。

「特徴」
ノルディックウォーキングの特徴は、身体にある90%の筋肉が使われることや、場所を選ばず一年中出来ることです。
無理のないスポーツとして最適のようなので、次のような方は是非お試しになっては如何でしょうか?
・何かスポーツをと考えている方・・・・・無理なく始められるので、高脂血症や高血圧で過度の運動ができない方。
                        効果的な全身運動は医学会でも注目されているそうです。
・シニアスポーツを考えている方・・・・・運動の負荷をコントロールし、年齢の異なる方や運動不足の方などがいるグループでも同じ歩調でウォーキングできます。
                        健康的なライフスルタイルを保つスポーツです。
・体重が気になる方・・・・・・・・・・・・・・・メタボリックシンドロームにも最適です。場所や時間、季節を問わずウエイト・コントロールが始められます。
・フィットネススポーツとして・・・・・・・・・関節やヒザに負荷をかけず、エアロビ効果によるスタミナアップと同時に筋肉のバランス調整もできるようです。
・効率のよい運動効果をもとめる方・・・効果的な有酸素運動としてトレーニングメニューに加えられます。
                        通常のウォーキングよりも30〜40%も高いカロリー燃焼率が実証されています。
・ランナーの方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・背中、首、上半身を鍛えるだけでなく、姿勢の矯正や腕の振りにも効果的だそうです。
                        ランナーズニー(腸脛靭帯炎:ちょうけいじんたいえん)の予防やレース以降の調整にも適しています。

「利点」
ノルディックウォーキングの利点は、負担が軽くて運動効果が高いことです。
・90%の筋肉を使う全身運動・・・・・・・・・カラダ全体の90%の筋肉を動かし、1時間あたり約400kcal(通常のウォーキング/280kcal)を燃焼する全身運動です。
・膝の関節、脊髄への負担を軽減・・・・ポール使用での膝の関節・脊髄への負担を約5kg/歩 軽減され、正しい歩行姿勢の場合は約8kg/歩までの負担を軽減します。
・年配の方々にもおすすめ・・・・・・・・・・ポールがバランス維持をサポートし、転びにくい歩行になると共に、姿勢や呼吸も整えられ、血液循環システムを活発にします。
・正しい歩行姿勢に・・・・・・・・・・・・・・・・ポールを持って歩くことにより、歩行姿勢が正され、呼吸を整えます。
・長時間の歩行もラクラク・・・・・・・・・・・足首、膝、腰、アキレス腱など下半身にかかる負担を軽減し、長い距離の歩行が可能になります。

「参考」
ポールの長さの基準は、「身長×0.65~0.68」です。
ポールを地面に垂直に立て、持つと、ひじが直角に曲がるくらいの長さです。
持ち運びに適した登山ストックのように伸縮可能なタイプのポールも売られているので、自分に適した長さを見つけてください。