らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

青二才

2017-09-02 | 雑学

長い夏休みが終わり、2学期が始まりましたね。
ピッカピッカの一年生だった生徒さん達もすっかり学校に馴染んだことでしょう。

学生や生徒さんの場合は「青二才」と言う表現は使いませんが、新任の先生には使われる場合があるかもしれません。
政治の指導者にもこの言葉が使われることがあるのでしょうか。
日本の近隣にはそのような人がいますが・・・。

今日は「青二才」について調べました。
「青二才」とは、年が若くて経験に乏しい者をやや軽蔑して言うときに使われる表現です。
でも、何故、そのような人を「青二才」と言うのでしょうか?

青二才の「青」は、陰陽五行説において事象の始まりの時期を指し、季節においては春を意味します。あるいは、果物が熟す前の色でもあります。「青臭い」とか「青春」とか言うように、青という言葉には「未熟」というニュアンスが含まれている語なのです。

そして、「二才」の由来には二つの説があって、
一つは、ボラなどの幼魚のことを二才魚と呼びますが、これに由来しているという説です。
ボラに限ったことではありませんが、将来、大きく育つ魚が卵からかえって2年目の状態というのは非常に小さいことから「二才魚」と呼ぶようです。

他説には、新背(にいせ)が転じて「二才」となったとする説があります。
昔は、愛しい男性や夫のことを「背(せ)」という風に呼んでいました。反対に、女性のことは妹(いも)と呼んでいたのです。
ここから細かく年代ごとに分類し、若者のことを新背(にいせ)、成人のことを大背(おおせ)、老人のことを古背(ふるせ)と呼んだのです。
このうちの新背(にいせ)がなまって「二才」に変化したものと考えられているとする説です。

いずれにしても、まだ一人前になっていない人たちのことを軽蔑して表現する言葉が「青二才」ということになりますが、今春、入社された新社会人の皆さんは「青二才」と呼ばれたことはありませんか?
もし、呼ばれた事があると言う方は、少しでも早く脱却していただきたいと思います。

今日は二学期や新社会人にかこつけて「青二才」を取り上げましたが、本当はミサイル発射や核開発を続けている隣国の指導者に当て付けるつもりで取り上げました。
しかし、単刀直入に書いて、K国の刺客に狙われたら困るのでこのような内容にしました。