今日はなぞなぞの問題から入ります。
「問題」
トランプゲームは52枚のカードで遊びますが、ウサギがトランプで遊ぶときは52枚ではなく39枚のカードになってしまいます。
何故でしょうか?
答えは最後に書いています。
さて、トランプゲームであればどんな展開になっても笑い話で済まされますが、世界のリーダー国のトランプさんは史上3人目の不名誉な大統領となりました。
その原因は、米下院本会議が18日(日本時間19日)、トランプ大統領を弾劾訴追する決議案を野党民主党の賛成多数で可決したからです。
弾劾訴追を受けた米大統領はこれまでに1868年の第17代のアンドリュー・ジョンソン、1998年の第42代のクリントン両大統領の2人だけでしたが、トランプ大統領はこの二人に加わって、史上3人目の不名誉な大統領となりました。
来年1月上旬には議会上院で弾劾裁判が始まる予定ですが、弾劾裁判でトランプ大統領が有罪となるには出席議員の3分の2以上の賛成が必要なことから、議会上院で、多数を占める共和党議員の反対で「無罪」となる公算が大きいということです。
因みに、これまでの弾劾裁判でも、ジョンソン氏とクリントン氏は共に上院で無罪になっています。
「弾劾訴追」
でも、そもそも弾劾訴追とはどのようなことなのでしょうか?
国語大辞典によると、弾劾とは、大統領・大臣・裁判官などのように、特に身分保障を必要とする官吏の非行に対し、国会の訴追によって罷免あるいは処罰をする手続きと説明しています。
弾劾の制度は、中世のイギリスにおける王会が有した絶対的司法機能に起源を発し、14世紀にその機能を受け継いだ議会で下院が訴追し、上院が裁判するという手続として形成されました。
「弾劾訴追決議案」
今回のトランプ大統領の弾劾訴追決議案は、トランプ氏が来年の大統領選で自身に有利になるよう対ウクライナ外交を利用したとする「権力乱用」と、議会の弾劾訴追調査への協力を拒んだ「議会妨害」の2つを弾劾条項を訴追の理由としています。
「日本への影響」
トランプ大統領の弾劾をめぐる日本への影響について、専門家は「アメリカの内政が停滞すれば外交で何とかしようと仕掛けてくるのがこれまでのトランプ大統領のパターンであることから、在日アメリカ軍の駐留経費や貿易などの問題で圧力を強める可能性はある」と話し、問題が長引けば、日本との外交関係に影響が出る可能性もあるという見方を示しています。
自分の行動で、これ以上、日本への悪影響が出ないように願いたいものですね。
「なぞなぞの答え」
「ウサギがクローバーを食べたから」でした。
クローバーの13枚のカードがなくなって、39枚のトランプとなったのです。