らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

シコンノボタン(紫紺野牡丹)の花

2008-12-11 | 
今日は、庭に咲いた「シコンノボタン(紫紺野牡丹)」の花をご紹介します。

シコンノボタンはノボタン科ティボウキナ属の花で、ブラジル原産の常緑性熱帯花木です。日本でよく見かける、日本原産の野牡丹(ノボタン科ノボタン属)とは異なります。

別名を「スパイダーフラワー」と言い、日本には19世紀始め頃に渡来したといわれています。
樹高は1m~3mになり、花径は約7㎝と大きく、5弁で鮮やかな紫紺色の花を咲かせます。雄ベが長く飛び出しているのが特徴です。

1日で萎れますが、花つきがよく、毎日つぎつぎと咲かせます。

「シコンノボタン(紫紺野牡丹)」の蕾と咲きかけの花です。
 この花の樹高は1.4mくらいです。


・前述の蕾と咲きかけの花が、翌日にはこのように開花しました。
 この特徴ある雄ベ「スパイダーフラワー」と言われている所以のようです。


・1日花なので、前日咲いた花は翌日にはこのように萎れかけます。


「管理」
 鉢植えの場合は年に1回植え替えが必要です。
 日当たりを好むので日当たりの良いところに置きます。
 増やし方は挿し木です。

「花言葉」 「平静」

「短歌」
 詠み人は分かりませんが一首ご紹介します。

  「温暖の 進みてつぼみ 付けしまま 紫紺野牡丹 霜月入るや」



秋植えジャガイモの収穫

2008-12-10 | 家庭菜園

「秋植えジャガ芋」を収穫しました。

大阪南部・熊取では、「秋植えジャガ芋」の植付け時期は盆明けといわれていますが、私は2週間ほど遅れ、8月下旬に植えつけました。

種芋は、春に収穫した「メークイン」と「キタアカリ(男爵の系統)」の小さいものを各15個植えつけました。
販売されている種芋のように芽だしが出来ていないため、植え付け後の発芽が相当遅くなり、しかも発芽率も悪く、6割程度にとどまりました。

このため生長が心配されましたが、11月中は気温が高かったため、12月になっても茎は青々としていました。

・12月4日のジャガイモの畝です。


12月6日~7日に寒波に見舞われ、一夜にしてジャガイモの茎が倒れましたので、
やむなく収穫することにしました。

・12月8日収穫前の畝です。


収穫個数は春に比べて少ないですが、遅くまでおいていたので大きな芋ができて
いました。

・収穫した「メークイン」です。
 種芋は籠の外側の左に見えるくらいの芋を使用しました。


下は「キタアカリ(男爵系)」ですが、春と比べ大きな芋が収穫できました。
気温の関係で栽培期間が長かったためでしょうね。

・収穫した「キタアカリ(男爵系)」です。


畝を掘っていると冬眠中の蛙が出てきました。
蛙はびっくりしたみたいですが、動きが鈍く、眠けが覚めていない感じでした。

・冬眠中の蛙です。


春植えのジャガ芋は収穫時期が遅れると芽が出てきますが、秋植えのジャガ芋に
ついては、茎が元気な間は生長し、より大きな芋が収穫できることが確認されました。

来年以降の栽培に役立てたいと思います。

 


ソラマメ栽培(その1)

2008-12-09 | 家庭菜園

ソラマメは初夏の味わいとして関西では比較的好まれている野菜です。
今年始めて、その「ソラマメの栽培」に挑戦することにしました。
今日は1回目として栽培方法についてご紹介したいと思います。

「栽培方法」
・種蒔き時期
 種蒔きは10月下旬頃に蒔きます。早くし過ぎて大きく育った状態で越冬すると寒害
 を受ける恐れがあります。
・畑の準備
 1㎡当たり堆肥2~3kg、苦土石灰150g、化成肥料50gを目安に施し、畝幅100cm
 の畝を作ります。
・種蒔き
 ・ポット植え
  1個の種豆を、お歯黒という黒い部分を斜め下向きにして植えます。
  種は酸素を必要としますので2/3を土の中に入れ、たっぷり水遣りをします。
 ・直播するときは、株間40cmで1粒をまき、同様にたっぷり水遣りをします。

・ポットに種蒔きし、発芽したところです。


・定植
 本葉が3~4枚で定植します。表面が見える程度の浅植えにします。
・防寒対策
 寒さには比較的強いですが、防寒と乾燥防止のため敷き藁等をします。

・2畝に30株ほど畝に植えました。


・追肥
 11月中旬~下旬に1回目の追肥を株間に行います。

・本葉が6枚出たところです。


・整枝
 3月中旬頃、側枝の背丈が50cm位に伸びたら、1株あたりの枝を6~7本残し、
 余分な枝は付け根から摘み取ります。
 この頃、2回目の追肥として化成肥料を畝の肩に施し、土寄せします。
・摘心
 側枝に莢が付き始めたら、それ以上伸びないように側枝の先を摘心します。
・収穫時期
 開花後1ヶ月くらいで莢が膨らみ、真横より下に垂れ下がってきたら収穫です。

初めての挑戦なので栽培方法を調べてみました。
概ね、以上のような栽培過程になるようです。

来春には収穫したソラマメをご紹介したいと思っています。


オンシジウムの花

2008-12-08 | 

今日は久しぶりに花をご紹介します。

その花は「オンシジウム」です。
この花の原産地は中南米で、その種類は300~500種類あるといわれています。

花茎は細くて長く、50~100㎝になり、花の直径は1.2~4cmくらいになります。
1花茎に数十の花が咲き、軽やかでリズミカルな雰囲気から「ダンス・レディ」とも言われているようです。

開花期は11月~4月で、春に開花させるには、最低気温7度以上で冬越しさせる必要があるようです。
置き場所は室内でレースのカーテン越しの光が当たる場所が適しています。

・開花した我が家の「オンシジウム」です。


・この花は、花束や卓上の盛り花として使われることが多いようです。


・固い蕾と開きかけの蕾です。


「ダンス・レディ」と言われている通り、リズミカルに踊っているように見えますね。


「花言葉」  可憐、清楚

「オンシジウム」は、洋らんの中では初心者でも育てやすい花といわれています。

この花をまだお持ちでない方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?


大雪(たいせつ)とは

2008-12-07 | 季節

今日は二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」です。

「大雪」とは、雪が激しく降り始める頃という意味で、暦便覧にも、「雪いよいよ降り重なる折からなれば也」と説明しています。

天文学的には、天球上の黄経255度の点を太陽が通過する瞬間を言っています。

この頃になると、山々は雪の衣をまとって冬の姿となり、朝夕には池や川に氷が見られるようになります。
平地で霜柱を踏み始めるのもこの頃と言われています。

また、「大雪(たいせつ)」における特徴的な気象現象としては、「小春日和」と
「季節風」
があります。

・「小春日和」
 晩秋から初冬にかけて日に日に寒さが厳しくなる中、穏やかで温かな日和のこと
 を「小春日和」と呼んでいます。
 旧暦10月が「小春」と呼ばれていることからこのように言われるようです。
 アメリカやカナダでも「小春日和」があり、英語では「インディアンサマー」と言って
 います。

・「季節風」
 日本の冬では、大陸から海洋に向かって「北西の風」が吹き、時には突風になる
 ことがあります。

今年は「大雪」の時期に合わせたように、雪が降り、一昨日には関東地方を突風が吹き荒れました。

いよいよ本格的な冬の到来となります。
読者の皆さん、インフルエンザに罹らないように十分注意してくださいね。


菊作り(冬至芽の株分け)

2008-12-06 | 趣味
今日は「冬至芽」の株分けについてご紹介します。

今年の菊作りは11月10日のブログでご紹介しましたが、概ね満足な結果で終わり
ました。

現在は花が終わって、一段落しているところですが、この時期は来年の苗を作るための「冬至芽」の株分け作業が始まります。

「冬至芽」とは、親株の地下茎から鉢の周囲に新芽が出てくる芽のことを言います。
花が咲いている時から既に出ている鉢もありますが、親株の茎を根元近くで切っておくと、鉢の周囲から新芽が出てきます。

「冬至芽」
の株分けとは、この「新芽」を親株から切り離して別の鉢で育てることです。

・下の画像で鉢の左縁に伸びている新芽が「冬至芽」です。
 このように鉢の縁から出ている「冬至芽」を切り取って育てます。
 親株(中心にある芽)の近くでは、親株の病気が残る可能性があるので、できる
 だけ親株から離れて出ている「冬至芽」を使用します。


・切り取った「冬至芽」です。
 「冬至芽」にはこのように根が出ています。これを6号鉢に植えつけます。


・植えつけた「冬至芽」です
 今日は6品種の「冬至芽」を植え替しました。これはそのうちの3品種です。


・これは残りの3品種です。まだ芽が出始めの「冬至芽」もありますが、これでも既に
  根は出ており、生育には問題ないと思います。


「冬至芽」が出ていない親株は芽が出やすいように5鉢程度に根を切り詰めて、別の鉢に深植えします。
なお、「冬至芽」が出ない場合もあります。
そのときは親株から出てくる新芽を苗に使用しています。


ブログ開設1周年にあたって

2008-12-05 | 趣味

今日は、私のブログ「らいちゃんの家庭菜園日記」の開設1周年になります。
開設以来、アクセスして頂いている読者の皆様ありがとうございます。

皆様方のおかげで毎日150名~200名以上の方たちからアクセスがあります。
1週間の過去最高アクセス数は8月に2500件を超えたこともありました。

このことが励みとなり、毎日ブログを書くことが日課となっています。
そして定年後の生きがいともなっています。

これからも引き続きご愛読くださいますようお願い申し上げます。

さて、昨年12月5日に初めて書いたブログを開いてみました。
タイトルは「たまねぎ」で、その栽培状況を書いていました。

・昨年は植え付け直後の生育が散々な状況だったことを思い出しました。
 これが昨年初めて書いたときの「玉ねぎ栽培」の画像です。
   

そこで、今年の玉ねぎと比較してみました。

・下の画像は今年植えた「晩生の玉ねぎ」です。今のところ順調に生育しています。
 上の画像と比較しても、今年のほうが大きく育っているのが分かると思います。


・これは「極早生玉ねぎ」で、4月頃収穫する品種です。
 こちらは初めて植えましたが、こちらも順調に育っています。


ところで、ブログを開設したことによって良かったことは、パソコンを通じて毎日文章を書く習慣が出来たことだと思います。
このことにより、多少なりともボケ防止に繋がればと期待しているところです。

私はプロバイダー「goo」が提供しているブログを利用しています。
このブログは講習のときに使用していたので慣れていたこともありますが、利用料が無料、画像もたくさん掲載できるところが魅力であり、利用価値があると思います。

読者の方で、自分のブログを開設してみたいと思われいる人があれば、私は「goo」をお奨めします。

一度、挑戦してみてはいかがでしょうか?


人権週間について

2008-12-04 | 時事

今日、12月4日から10日までは「人権週間]です。

「人権週間」とは、世界人権宣言の意義を訴えると共に、人権尊重思想の普及高揚に努めるため、12月10日の「人権デー」を最終日とする1週間をいいます。

「人権デーと人権週間」
 昭和23年(1948年)12月10日の国際連合第3回総会において、世界人権宣言が
 採択されたのを記念して、昭和25年(1950年)第5回総会において、12月10日が
 「人権デー」と定められました。
 国際連合では、全ての加盟国に人権活動を推進するための諸行事を行うよう呼び
 かけています。

 日本では、昭和24年(1949年)から毎年「人権デー」の12月10日を最終日とする
 1週間を「人権週間」と定め、人権尊重思想の普及高揚のための啓発活動を全国
 的に展開しています。

重点目標
 今年、平成20年の第60回「人権週間」においては啓発活動重点目標である 
 「《世界人権宣言60週年》育てよう 一人一人の 人権意識 思いやりの心・
 かけがえのない命を大切にー」
を始め、下記の強調事項を掲げ、啓発活動を
 展開することとなっています。

強調事項
 ・女性の人権を守ろう
 ・子供の人権を守ろう
 ・高齢者を大切にする心を育てよう
 ・障害のある人の完全参加と平等を実現しよう
 ・差別をなくそう
 ・アイヌの人々に対する理解を深めよう
 ・外国人の人権を尊重しよう
 ・HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう
 ・刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう
 ・犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
 ・インターネットを悪用した人権侵害は止めよう
 ・性的指向を理由とする差別をなくそう(異性愛、同性愛、両性愛を指しているそう
  です)
 ・ホームレスに対する偏見をなくそう
 ・性同一性障害を理由とする差別をなくそう
 ・北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
 ・人身取引をなくそう

私たち国民一人一人が生まれながらにして持っている「基本的人権」。
侵すことの出来ない永久の権利として認められている「基本的人権」。

憲法で保障されているこの「基本的人権」をお互いに侵害することなく尊重し
ましょうね。

(参考)
「基本的人権」とは、社会を構成する人間が、自立的な個人として自由と生存を
 確保し、その尊厳性を維持するために必要な全ての権利と言う事が出来ます。
・自  由  権  全ての国民が自由に生きるための権利
・法の下の平等  人種、信条、性別、社会的身分等により差別されない権利
・生  存  権  健康で文化的な最低限の生活を保障される権利
・社  会  権  教育を受ける権利、勤労の権利等の権利
・参  政  権  主権者として政治に参加する権利
 等を定めています


「自転車での携帯電話禁止」のお知らせ

2008-12-03 | 時事

12月1日から、大阪では府内全域で自転車に乗りながら携帯電話の操作をすることが禁止されました。

これまでも指導はされていたようですが、罰則規定はありませんでした。
今月からは、指導に従わない場合は5万円以下の罰金や反則金が科されることに
なりました。

禁止対象となるのは、次のような行為です。
・自転車に乗りながら通話をすること。
・同じく、自転車に乗りながらメールやゲームをするために液晶画面を見る
 行為をすること。
・更に、イヤホンやヘッドホンを着けて自転車を運転すること。

                                         
大阪府内で昨年度、自転車が絡んだ事故は1万8500件発生しているそうです。

大阪府警では、自転車乗車時の片手運転や携帯電話の使用により、注意力が
散漫になることが事故の一因とみており、事故防止の観点から道路交通規則を
改正し、12月1日から施行したものです。

なお、秋田県や兵庫県、徳島県では既に禁止されているそうです。

大阪府警が調査したところ、通行した自転車1380台のうち15.5%がイヤホンをつけており、3.6%が携帯電話を使用していたそうです。

自転車に乗る人も、車を運転する人も、運転中は携帯電話の通話や操作を
止めましょう!

     一瞬の油断が事故に繋がります。

     自分のため、家族のために事故防止に努めましょう!


大豆栽培(収穫)について

2008-12-02 | 家庭菜園

今日は「大豆栽培(収穫)」についてご紹介します。

私が栽培した大豆は茶豆と青豆の2種類です。
この大豆は枝豆用に植えたので、莢の若いうちは枝豆で食べました。
その残りを大豆として収穫したものです。

・大豆の渡来
 大豆の原産地は中国で、日本には約2000年前の弥生時代に朝鮮半島を経由して
 渡来したと言われています。
 しかし、広く栽培されるようになったのは鎌倉時代になってからのようです。
 日本では、昔から人が常食する穀物として、米、麦、粟、稗(ひえ)又は黍(きび)と
 大豆があります。
 これらを五穀といっていますが、大豆は五穀の一つに数えられる大切な穀物と
 されています。

・名前の由来
 大豆の名前は大きい豆と書きますが、「大きな豆」の意味ではなく、「大いなる豆」
 の意味からつけられたそうです。
 「大いなる」とは、1番目という意味で、大豆は1番目の豆だそうです。

・種類
 大豆の種類は、形の大、中、小、や黄色、黒色、白色、緑色、茶色など色のよる
 種別や、更には各地で栽培されている品種など、数百種類もあるといわれていま
 す。

・下の画像は収穫した「茶豆」です。
 莢の若いうちは枝豆として食べました。
 味が良かったので全部枝豆にする予定でしたが、虫が付き始めたので大豆で
 収穫することにしました。


・豆の粒は中粒です。
 我が家では収穫した茶豆は煮豆にして食べています。
 枝豆で食べても、煮豆にしても美味しい「茶豆」です。


・品種は分かりませんが、「青大豆?」かと思います。


・宝石のようなきれいな薄緑の「青大豆?」です。


・大豆の栄養
 大豆の約30%はタンパク質と言われています。
 肉に匹敵するくらいのたんぱく質を含んでおり、ドイツでは「畑の肉」と言われて
 いるそうです。
 このたんぱく質には、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などが
 あるといわれています。
 他にも、ビタミンB2、カルシウム 脂質、食物繊維、鉄などさまざまな栄養素が含
 まれており、貧血の予防や大腸がん、生活習慣病の予防に効果的といわれて
 います。