「♪ この樹なんの樹 気になる樹~」と歌ったH会社のCMソングがありました。
今でも時々TVでお目にかかりますが、とても感じのよい歌で、私の好きなCMの一つです。
CNソングではありませんが、今日は私が「♪ この木なんの木?」と題して珍しい木をご紹介したいと思います。
下のこの画像、「この木なんの木?気になりませんか?」
上から見るとこのように葉っぱが広がっています。
H会社のCMソングの樹は大きな枝が広がっていますが、この木は丸く広がっています。珍しい形だと思います。
葉っぱが出る前は下の画像のように新芽だけが伸びてきます。
・10㎝ほどになった新芽です。
新芽が伸びるにつれて、先端部が開いて葉が出てきます。
さらに伸びてくると、このように葉が開いてきます。
・そして、これが葉っぱが開き切った木です。この時点で草丈は60センチくらいになっています。
実は、この木は「蒟蒻(こんにゃく)」の木なのです。
初めてご覧になる方もおられるのではないでしょうか?
この木の(茎)の地下5㎝くらいの所に芋があって、そのイモから私たちが食用としている蒟蒻が作られます。
蒟蒻(こんにゃく)を食べた事はあっても、こんにゃく芋から蒟蒻ができる事をご存知でない方もおられるのではないでしょうか?
下の画像のイモは4年物のこんにゃく芋です。
中央の突起のところが芽で、ここから茎が伸びて花が咲きます。
同じ形でも4年未満のイモには花がつきません。
・このこんにゃく芋は昨年植えたもので、半分をこんにゃくにして食し、残りを植えました。(昨年の画像です)
これが4年物のこんにゃく芋から咲いたこんにゃくの花です。
これも昨年咲いた花を参考までにアップしました。
先日、知人に不幸があって、通夜に行ってきました。
通夜の時もそうですが、葬式の時も、そして法事の時も、仏教行事には数珠が欠かせない法具となっています。
何故、数珠が欠かせないのでしょうか?
今日は数珠の由来について調べてみました。
「数珠の起源」
数珠の起源は次のように言われています。
昔、お釈迦様が、国中に疫病が流行って困っていた「難陀国(なんだこく)」の王に、「108の木槵子(もくけんし)の実をつないでいつも手にして、心から三宝(仏・法・僧)の名を唱えなさい。そうすれば煩悩が消え、災いもなくなり、心身も楽になるでしょう」と説きました。
王様はそれを聞いてから、いつも数珠を手にして、毎日念仏を唱えたところ、悪病もなくなり、人々は幸せに暮らしたそうです。
その後、この数珠に数の概念や、1つずつの珠に意味付けがされ経典にも説かれ、 仏教の法具として、欠かす事のできないものになったと言うことです。
珠数の基本は108個ですが、これは人間の煩悩の数が108あるからだと言われています。
この108の煩悩を仏や菩薩の名前、真言、呪文の一つである陀羅尼(だらに)などを唱えることによって一つ一つ清めていくのだそうです。
なお、陀羅尼とは、梵文(ぼんぶん=梵字の教文)の呪文を翻訳しないで、そのまま読誦(どくじゅ=読経に同じ)するもの。一般に短いものを真言、長いものを陀羅尼と言います。
しかし、108も珠を繋ぐと長くなりすぎるので、現在では27個(108の4分の1)等に簡略化した数珠がよく使われています。
また、仏の名や真言を唱えていると、何回唱えたか分からなくなることがあることから、数珠を手に持ち、仏や菩薩の名、陀羅尼を唱える度に、一つずつ珠を繰っていき、珠を108回繰れば、仏や菩薩の名、陀羅尼を108回唱えたことが確認でき、煩悩を消し去ったことになるということです。
日本で数珠がよく用いられるようになったのは、平安時代に密教が入ってきてからのことです。
密教が盛んになって、真言を唱える修業法に取り組むことが多くなり、数える道具である数珠はなくてはならない法具になっていきました。
なお、数珠が丸い輪になっているのは、 仏の心を私たちの心の中に通し、心が丸く素直になることを意味しているそうです。
また、数珠は持ち主を守る厄除け(お守り)とも言われて、仏との縁を繋ぐ、唯一の仏具なのだそうです。
「数珠の持ち方」
数珠を持つときは、両手を合わせ、人差し指と親指の間にかけます。 焼香の前など、手に持つときは、左手で持ちます。
宗派別の持ち方は下の通りです。
・宗派別の数珠の持ち方です(ネットより)
先日、畑の草刈りをしていた時、草むらの中からエメラルド色の昆虫のようなものがいるのに気付きました。
草刈り機のエンジンを止めてよく見ると蝶のような生き物でした。
きれいな色をしていたので、一瞬、「アサギマダラが沖縄・台湾から飛んできたのか?」と思って興奮しましたが、よく見るとそうではありませんでした。
初めて見る蝶で、名前は分かりません。
・これが草むらの中にいた綺麗な蝶です。
蝶は草むらの中から飛び立つ様子もなく、じっとして動かなかったので、撮影のため草むらから取り出すことにしました。
羽根をつまんで持ち上げても殆ど動きがありません。
羽化して間もない蝶だったのかも知れません。
・飛び立つ様子もなく、じっとしている蝶です。
名前が分からないので写真に撮ってパソコンで調べることにしました。
その結果、「アオスジアゲハ」であることが分かりました。
ウィキペディアによると、アオスジアゲハ(青条揚羽)は、アゲハチョウ科アオスジアゲハ属に分類されるチョウの一種で、都市周辺でもよく見られ、公園、街路樹、照葉樹林などに生息すると記されています。
生息は東アジア、東南アジア、オーストラリア北部と広く、日本では本州以南に分布しているようです。
都市周辺や公園でよく見られると書かれていますが、私は初めて見たアゲハ蝶でした。
南方を起源とするチョウなので、本州中部以北ではそれほど多くなく、東北地方南部あたりが北限とされているようです。
従って北海道にはいないということなので、もし北海道の方が 当ブログをご覧になったら、珍しいアゲハ蝶を見て頂いたことになりますね。
蝶やアゲハの幼虫は作物を食害することから、見つけたら捕殺していますが、羽化してこのような綺麗な成虫になるのが分かっていれば、幼虫を補殺するのを考えなければならないような気がします。
特に、今回のエメラルドの宝石のような色鮮やかな蝶は滅多に見られないので、どのような幼虫なのか見てみたいものです。
いずれにしても、家庭菜園をしているといろいろな場面に遭遇し、嬉しい体験ができるものですね。
昔、低俗番組と批評されていた某TV番組の中で、あるコメディアンが ”♪ カラス何故鳴くの カラスの勝手でしょう~” と歌っていました。
「勝手」の意味は「都合」「便利」「都合のよいこと」とか「自分だけに都合のよいように行うこと」、或いは「わがまま」等の意味で使用されることが多い言葉なので、カラスが鳴くこの歌は理に適っているようです。
でも、この言葉に「口」がついて「勝手口」となると、台所の出入り口の意味になりますが、これは何故なのでしょうか?
今日は「勝手口」の言葉の由来について調べました。
マンションには「勝手口」はありませんが、戸立ちの家には必ずと言っていいほど台所に「勝手口」が設けられています。
ないと不便ですよね。
台所の勝手口です(ネットより)
何故、台所に勝手口があるのでしょうか?
一説には、室町時代ごろ、台所のことを「勝手」と呼び、また、茶室で茶の湯をしまっておくところを「勝手」ということから、家の者が人目につかずに出入りする口を「勝手口」と呼ぶようになったと言うことです。
そして台所のことを勝手というのは、「かて(糧)」の古い形「かりて」が転じたものとする説が有力で、食糧の意が転じて台所や生計の意を表すようになった と言うことです。
他にも、弓道に由来するという説もあります。
弓道では、弓を持つ左手を「押手(おして)」、弦を引く右手を「勝手」と呼びます。
そして、右手の方が都合よく動かせることから、この勝手が、「都合が良い」「気まま」といった意味で使われたようです。
そして、内情を良く知っていて都合が良いということから、「暮らし向き」「様子」を指す言葉となり、生計の意味から「台所」に転じたといいます。
勝手口の言葉の由来は諸説あるようですが、カラスに言わせれば、どのような説であれ” 勝手につけたのでしょう~” なのかも知れません。
健康ジョギングを始めて37~8年になります。
ジョギングを続けるにあたって心掛けている事は、翌日に疲れが残らないように、そして筋肉痛にならないように、走る前と後にはウォームアップとクールダウンを入念に行うことです。
ウォームアップは15分くらいしていますが、その中に腕立て伏せを200回ほど行うことを取り入れています。
これをすることにより冬でも身体が温かくなり、いきなり外に出ても心臓への負担は全く感じなくなります。
この”腕立て伏せ”、先日ネットを見ていたら、嬉しい記事があったのでご紹介したいと思います。
「腕立て伏せと心疾患発症リスクの関係」
その記事とは、日経ネットに載っていた”腕立て伏せと心疾患発症リスクの関係”と見出しされた記事です。
記事によると、米国の男性消防士を対象に行われた研究で、一定のペースを保ちながら腕立て伏せができる回数が多い人ほど、その後10年間の心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症や心臓突然死のリスクが低いことが明らかになったそうです。
一定のペースで行う腕立て伏せが連続で10回以下しかできなかった人に比べ、41回以上できた人では、その後10年間の心血管疾患発症などのリスクが96%も低くなっていたということです。
「心肺持久力の簡便な指標として「腕立て伏せ」に注目」
心筋梗塞や脳卒中に代表される心血管疾患は、世界各国で主な死因の1つになっています。
その危険因子としては、タバコ、高血圧、糖尿病などがあり、これらは心血管疾患のリスクを高めると言われているところですが、反対に、運動はリスクを低減することが知られています。
今回の腕立て伏せの調査はアメリカ・インディアナ州の10か所の消防署に勤務していた男性消防士1562人(平均年齢39.6歳)を対象に、1分間に80回のペースで、メトロノームの拍子に合わせて腕立て伏せを行いました。
そして、それに関するデータが得られた1104人を分析対象にしたそうです。
次に、腕立て伏せができた回数に基づいて、参加者を5つのグループに分け、その後10年間の心血管イベント(心筋梗塞・狭心症・心不全の発症、心臓突然死など)の有無を調べました。
「腕立て伏せの回数が多いほど心血管イベントリスクが少ない」
その結果、上の表の通り、腕立て伏せの回数が多い人ほど心筋梗塞・狭心症・心不全の発症、心臓突然死などの心血管イベントリスクが低下したことが分かったそうです。
ただし、この現象は、腕立て伏せ回数を評価した時点の、参加者たちの心血管疾患の危険因子の保有状況の違いによって説明できる可能性があることから、「今後、より多様な人々を対象に、より規模の大きい研究を行う必要がある」としていますが、いずれにしても、このような結果が得られた事により、腕立て伏せの回数の計側がシンプルで費用のかからない心肺の持久力を推定する方法である可能性があると載っていました。
嬉しいですね。
医学的根拠もなにも知らずに、ただジョギングのウォームアップの一つとして実行していた”腕立て伏せ” が心血管疾患のリスクを低下する効果があることが実証されたのです。
そして、腕立て伏せの回数を計側することにより、心肺の持久力を推定することができるのです。
どのような運動でも自分に良いと思った事はやってみて、そして継続することですね。