東京を歩いているとお蕎麦屋さんの多さに、
また逆にうどん屋さんの少なさに驚く。
愛知県は関西食文化圏に入るのか、お蕎麦屋さんよりうどん屋さんの方が圧倒的に多い。
そんなうどん文化に育った両親の元、我が家にも蕎麦文化は存在しなかったし、
(お蕎麦を食べるのは大みそかくらい)
現在も両親と食事に行っても蕎麦がセレクトされることはまずもってない。
そういう自分がなぜ最近蕎麦を自ら進んで食べるようになったかといえば、
外食する機会が増え、一人で孤高の食ってやつをしゃれ込むことのできるお店を探すうちに
徐々に蕎麦に目覚め始めた、というようなことと思う。
そもそも、
パンはソフト系よりハード系、うどんは関西系より讃岐系のコシのあるものが好みなので、
コシがあり歯ごたえを楽しむ蕎麦を好きになる素養があったと言えなくもない。
東京にはおいしいお蕎麦屋さんがたくさんあるし、
加え、蕎麦に含まれる栄養素はなかなかという栄養学的見地も手伝い、蕎麦道に入り込んでしまった。
お蕎麦屋さんを転々としているうちに、蕎麦初心者として気づいたことがいくつかある。
お蕎麦屋さんは、
酒の肴+お酒+締めとしてのお蕎麦、というスタイルを持つお店が多いこと。
概して1枚の量が少ないこと。
職人気質が高くプライドの高い人が多いこと。
(私見です)
たぶんその裏にはなんらかの必然的理由があるとは思うが、
蕎麦道の入り口にいるビギナーの自分にはその奥にある意味はまだわからない。
その理由が私にも分かる日が来るかどうかはわからないが、奥深い蕎麦道、これからも追求していきたいと思っている。
(トップ写真は、KITTEヒカリヤのお蕎麦)
やっぱり、この日のことは書いておかなくちゃ。
2014年の東京は雪がよく降った。
たまにしか行かないのに雪率高かった!
これは、あの記録的大雪の日の東京駅丸の内付近。
東京駅。
人がいない仲通り。
早朝でも深夜でもなく、
正午の丸の内。
人っ子一人歩いてません。
ブリックスクエアも開店休業状態。
車もタクシーのみ。
誰が作ったのか雪だるま。
東京は雪に弱い。
誰も自然には勝てない。
代官町通りを突き当たりまで歩いたら、
千鳥ヶ淵から日比谷方面に歩く。
半蔵門。
トップの写真は、半蔵門からの絶景。
皇居周りで一番好きな景色。
椿の赤、お堀に残る雪の白。
空の青、木の緑。
今の季節ならではのコントラスト。
国立劇場を過ぎると三宅坂。
左側にはお濠が続きます。
さて桜田門まで来ました。
祝田橋から左折、
内堀通りをさらに進み松並木道を歩
日比谷をスタートしたのは2時50分。
祝田橋到着は16時10分。
皇居の周囲は約5キロ。
つまり5キロを1時間20分で歩いたことになる。
写真撮ったり、途中で看板見たりしながら歩いたから、
いつもの散歩のペースよりはちょっとゆっくり。
軽い傾斜もあり、緑もあり、史跡もあり、
距離もちょうどいいし、皇居の周りは歩くの絶好のコース。
あー楽しかった!
松並木を愛でつつ東京駅まで歩きます。