もうとっくにお花見なんて終わっている地域の皆さんには
なんのことかいな、でしょうが、
東北から北海道にかけて、ことしは春が遅いんです。
おとといまで仙台にいたのですが、仙台がようやく満開で
って、たぶん2週間くらい遅い感じで
ごらんのようなお花見風景でした。
場所は、榴ヶ岡公園。最近は仙台、西公園よりもこっちが人気なのかなぁ。
ウィークデーど真ん中でしたが、けっこうのんびりしている方達も多く、
うらやましい盛り上がりの皆さんもおりましたねぇ(笑)。
事務所から大変近いので、ちょこっと花見。
とはいっても、札幌への飛行機の時間までのほんの「3分間お花見」。
でも、いろいろな種類の桜が、まさに響宴という感じで
そろそろ桜吹雪もはじまっていましたね。
なかなか、大急ぎの中にも風情がありまして、いがったです。(笑)って、なまってるなぁ。
東北で桜と言えば、弘前か、角館か、というところが名所ですが
取材で弘前に行っていたスタッフが言っていましたが、
ことしは弘前、もう「桜祭り」始まっているのに、
開いている花びらが、1輪とか2輪とか、という話題で観光客の皆さん
「盛り上がっていた」とか言うことでした。
弘前の桜祭りというと、例年、ホテルも超満員で「どっからこんなに人が集まるの」
状態が一般的ですが、ことしは急に入れた出張の予定でもホテルがとれたんだとか。
この調子なら、GWにも全然間に合わないんじゃないか、ということ。
って、きょうからですねぇ。
さて、それにさらに輪をかけているのが北海道。今週始めには
帯広じゃぁ、雪が降っておりまして、吹雪です。当地の方から
「本当に地球は温暖化しているのかいな」という疑問の声が上がっていました。
一進一退とはいえ、ことしの春は「一退」が続いているようです。
それこそ遅いところでは、花見は6月じゃないか、って言う様子でございます。
ま、それでもすこしずつは春の歩みもあるようで
ややぬくもりのある日も、たまにありますね。
さてさて、いつころ札幌では花見ができるやら、でございます。
ということで、きわめて貴重な仙台の「3分間お花見」写真でした。